平成25年に『碧き鋼のアルペジオ』というアニメーションがテレビで放送されていましたが、そこで金剛型の戦艦が3隻、出演していました。
 なんでか、金剛型は4隻のはず。何故か比叡だけが出ていませんでした。
 そんな謎はほっといて、前々から作ってみたいと思っていた金剛型戦艦のラジコンに着手する切っ掛けを与えてくれたアニメであることは間違いありません。

 さて、それでは金剛、比叡、榛名、霧島の4隻からどれを作るか?
 アニメを見るまでは1番候補だった金剛は、メンタルモデルが可愛くなかったからパス。アニメで出演しなかった比叡が可哀想だから選択するっていう考えもあったのですが、妻が
 「『堪忍してつかぁさい・・・』と『シャキーン!』を繰り返すハルハルが面白い」
と言った一言でハルハル(榛名)に決定。
 ・・・何とも単純な理由です。
製作開始:2014年 1月
進水:2014年 5月
完工:2017年 5月
公試:2019年 5月
就役:2019年 6月

送信機チャンネル割り付け
 ch1:前後進(無段階変速)
 ch2:舵
 ch3:主砲旋回(1/3番)
 ch4:主砲旋回(2/4番)
 ch5:高速/低速切り替え
 ch6:排水ポンプ
 ch7:舷灯、探照灯/汽笛
 ch8:錨巻き上げ/下げ
 ch9:錨左右と旋回主砲選択
 間近で見た人が、ほぼみんな「エッ!、イチから作ったんですか」と驚いてくれる(と、言うか呆れられているのか・・・)ぐらい作りこんでしまった。
 こんなのが動くというだけで、かなり驚かれます。

 ラジコンとしての完成度も上々。走行試験当初は速度が上がらず苦労しましたが、ギア比を変更して、まさに高速戦艦の名に恥じない速度が出せるようになりました。
 そもそも榛名ではワザとゆっくり走らせて、軍艦らしさや出入港の艦の運用などを再現したかったので速度制御は無段階変速に加えて、高速モードと低速モードの切り替え機構付きです。

 ギミックが非常に多いので、送信機には自作のシールでスイッチの機能を示してます。で、ないと作った本人も、どのスイッチで何が動くか判らなくなる。


 それにしても、・・・こいつは表に出ると、とにかく目立つ。