久しぶりの大型艦製作。 艦内容積を気にせずに作れるのは助かる。

 前回の鈴谷製作では部分的に導入した3D-CADと3Dプリンタを、今回の長門では大幅に適用。 船体のフレーム設計、推進ギア、舵機構、その他もろもろの設計と製作、それらの艦内配置までぜーんぶ3D-CADで設計してから、一気に3Dプリンタで製作して組立ました。
 おかげで、2か月ぐらいかかっていたフレームの作成が3日で完成した。 (けど、設計時間はそれなりにかかってる)

 推進ギアも手作業で作るのと比べて誤差が少ないので良く回るし、舵機構の複雑な形状も一体成型なのでとっても丈夫。
 何より、最初に搭載機器の形状と配置が決定しているんで、作っている最中に搭載機器が入らなくって周りを削ったり、なんて苦労が無いから、その点もすごくラク。

製作開始:2024年 1月
進 水 :2024年 8月
 ここまでくるとラジコンというよりほとんどプラモデルを作っている状態に近いかもしれない。私の場合は素材が樹脂系がメインなんで塗料もプラカラーだし。
 とはいえ、細い支柱などは折れやすいプラスチックや曲がりやすい真鍮をさけて、より固いピアノ線を使用するなど屋外での使用を十分に考慮しているので、繊細な作りのわりに異常に頑丈です。

 ベンチレータやリールの作成方法はプラ材で作っているものもあるけどレジンキャストによるコピーとか3Dプリンタでの大量生産など様々。
 なにしろ軍艦系は特に同じパーツが大量に必要なので量産できるとすごく楽チン。