久しぶりの大型艦製作。 艦内容積を気にせずに作れるのは助かる。

 前回の鈴谷製作では部分的に導入した3D-CADと3Dプリンタを、今回の長門では大幅に適用。 船体のフレーム設計、推進ギア、舵機構、その他もろもろの設計と製作、それらの艦内配置までぜーんぶ3D-CADで設計してから、一気に3Dプリンタで製作して組立ました。
 おかげで、2か月ぐらいかかっていたフレームの作成が3日で完成した。 (けど、設計時間はそれなりにかかってる)

 推進ギアも手作業で作るのと比べて誤差が少ないので良く回るし、舵機構の複雑な形状も一体成型なのでとっても丈夫。
 何より、最初に搭載機器の形状と配置が決定しているんで、作っている最中に搭載機器が入らなくって周りを削ったり、なんて苦労が無いから、その点もすごくラク。

製作開始:2024年 1月
進 水 :2024年 8月
公 試 :2025年 9月
就 役 :2025年10月

送信機チャンネル割り付け
 ch1:前後進(無段階変速)
 ch2:舵
 ch3:揚錨機(投錨/巻上)
 ch4:揚錨機(左右舷切換)
 ch5:高速/低速切り替え
 ch6:排水ポンプ
 ch7:舷灯、探照灯
 ch8:汽笛
 ch9:ブザー
 ch10:前部主砲旋回+砲身上下
 ch11:後部主砲旋回+砲身上下
 拡大鏡を使って細かいところまで眺めていると一日中見てても飽きないくらいながつく精密模型。
 甲板上はもとより、艦橋や後部艦橋の中まで作り込んでいるので、もし小人さんが実在したら艦首から艦橋、後部艦橋、マストの上から艦尾まで、全部歩いて回れる。

 それでいて徹底的にラジコン機器を詰め込みまくったんで主砲は動くわ、汽笛は鳴るわで動かしても
楽しいし、バッテリーも半日くらい動かしても大丈夫という大容量。


  唯一の欠点は、
    動かす準備が
めんどくせー。