2013 沢田研二 音楽劇 探偵~哀しきチェイサー2 雨だれの挽歌 広島編 

沢田研二 ・・・・・・花山新太郎/ Barのマスター・私立探偵
南野陽子 ・・・・・・三沢百合子
瀬川 亮 ・・・・・・議員秘書
若杉宏二 ・・・・・・鉄夫
すわ親治 ・・・・・・滝本
野田晋市 ・・・・・・吾郎
有馬自由 ・・・・・・中川警部補
山崎イサオ・・・・・国会議員
小椋あずき・・・・・ママ
小飯塚貴世江・・少年探偵 木戸アキラ
東風万智子 ・・・・直子


演奏:久保祐子


4月9日(火)晴れ   アステールプラザ     広島公演1日目 -1
18:00~20:50ごろ 

昨年の広島LIVEのときは広島地元のお好み焼きの誘いパスして
バスで一緒だった黄色い帽子の小学生の遠足と同じに
原爆ドームと平和記念資料館を見学して平和公園の中にある金の鶴の平和の鐘を鳴らして

今年はお好み焼き参加だから友が新幹線着くころに車でお出迎えしてくれ、宿泊先に車だけチェックインして
新太郎さんじゃなく新ちゃんでって、広島の友の指導で注文し、
目の前で焼きあがるの待ってたらNHK広島放送局の取材などに声で出演?
私たちのつぎは外国のひとたち、残念ながら5月放送は私の地域じゃみられないけど
ビールとハイボールで乾杯もして あっちの筋こっちの筋てくてく 広島では通りのこと筋なのねって
ロビーでじゃぁ会場でねって昨年と同じ宿泊先にチェックイン

乾杯仲間の広島ひとたち ゆっくり乾杯したいひとは宿泊組
違う地域からの宿泊組もそろったころ 車だったり てくてくだったり

てくてく組は 平和大橋から平和記念公園の川べりの名残りな桜並木をみつめ
途中の資料館の前でお花とパチリもしながら 西平和大橋渡って探偵さん鑑賞前に
Julieの記事が載っていた先月の夕刊をもとめ中国新聞社へ寄り道
受付のひとがこれですかって
ジュリー躍動 ラブリー60代の文字に 思うことやり抜くっていうJulieの思いが伝わって
ラブリージュリーもうすぐなんてふたりでわくわくした気分で昨年の広島LIVEと反対側のホールへ

2階席鑑賞の遠い街の友とじゃあ終わってから あそこでねって

初めてのホール、早々客席に行って、旅の道連れと席が近いねってしてたら
会話しているふたりの真中に割り込んで いきなり後ろから気安く肩をたたかれた

多分年齢は私より下のはずなのに、上から目線の無神経な態度がまたもや私の神経を逆なでした
あれこれJulieの気持ちが全くもって通じていないタイプなので縁を断ち切ったのだから 誰?

朝、出がけにテレビの最下位の占いは、やっぱり大当たりだった!
ココロが逞しくないから、気分が悪くなるほどのいやーーーーーーーーーーな気分にもなったけれど
旅の道連れがそばにいてくれて救われた

気を取り直そう!って2階席探検へ急いだ
横長のホールなので2階席から舞台が凄く近くてコンサートなら嬉しい2階最前列だねって
それから行列に並んで私のタイプがないの?って心配してたら
奥にふたつあるわって知らないひとが教えてくれた
 
休憩時間の大切なことも一安心して、本当は最後に座った方が楽な席だったけれど早めに席についた
席周辺には今夜の乾杯メンバーの広島や他の地域のひとたちもいて、Julieの余韻を語る準備も整って


探偵さん鑑賞 今回一番の前方席、数人の背中越し、バーカウンターに座れる位置
隣の方に話しかけたら明日宿泊する街のひと
タイガースのジュリーからってことで年齢的にも話が弾み、いい環境の中で
広島探偵さん初日の幕が上がるのをわくわくしながら待った
広島での音楽劇は初めてなので、客席多くのひとがわくわくして待っていたのかもしれない

軽快なメロディーのピアノ演奏で幕が開いて
点滅する照明の中、セットがなにもない舞台に
文字を持った出演者全員が上手下手それぞれ登場
Julieはサの文字を持って定位置に置く

音楽劇
探偵
哀しきチェイサー2
 
定位置に文字を置いて、そろったところで 記念写真
パチリの瞬間、どこをみつめるでもなくなJulieがちょっと可笑しく

それからみんなで移動しながら
昭和34年 秋 神戸元町?
こんな文字で

物語が始まる 
東京ではあったかなかったか 文字がそろったところで客席から拍手

そして 暗転の中のJulieは
東京最終日にJulieが現場監督しているのを再確認して
東京と同じように
真っ赤なカーテンが天井から下がる誘導もして 
Barフェアウェルの舞台セットの誘導もして 


ザザンシアターより横幅があるアステールプラザ
Barフェアウェルをつつむ赤いカーテンのわきに黒いカーテン
舞台手前、上手下手のサイドブロック中央あたりにちいさなスピーカー
ここで初めて舞台の広さを感じて

下手のガラスのドアも、上手のポスターも確認ができて
センターブロックからの鑑賞はBarフェアウェルのカウンター席に座っている感じ

それから赤いランプは私の席から見えなくて
東京では壁に寄り添ってスタンバイのJulieだったけれど 
壁から少し手前の位置にスタンバイして ぽっけからタバコを取り出し
火を灯す瞬間が暗転ではなく 照明が薄暗くついて
その瞬間だったかに 港の汽笛のぼ~が聴こえていたかなぁ

そしてピアノのイントロ
タバコを燻らすJulieの瞳 客席まっすぐだったか こっちだったかどうだったろう

♪哀しきチェイサー♪
歌いながらこっちに来たとき真ん前でみつめたんだか忘却


ピアノ演奏が流れる中
暗転の中、探偵さんの帽子をとりジャケットを脱ぎながら
移動してバーカウンターにスタンバイするJulie
ふきんでグラスを磨いてるJuleから物語はスタート

バーカウンターの向こうでママさんとの世間話が物語の大切なキーワード

「政治家だけはならんとこ」って言うJulieと
ママさんと見つめあって首を傾げる仕草が微笑ましくてはあったっけ?


そして常連のお客さん 
常連さんの話を聴くJulieの表情が 東京のときより進化して
いっつもセリフを言う役者さんに目がいっていたので

今日が 後にも先にも一番前方だから いろんな気になることチェックできそうかなって


マスターJulie、常連さんの話を聴きながらも 
ナンノちゃん好みの う~んとドライなマティーニをつくり始める
常連さんには 注文の返しは「あいよ」
初めてのお客さんには「かしこまりました」


少年探偵アキラが街に貼ったチラシを右ぽっけからとりだすJulie
お酒を作る前に 白い指先をキレイキレイにする手を洗う仕草のJulieも見逃さず


Barフェアウェルのカウンターテーブル
数年前の神戸の探偵さん3階席でみつめた真っ赤な色など思い出しながら
テーブルの上に
カクテルグラスとミキシンググラスを置き
カクテルグラスとミキシシンググラスにピックで割った氷を入れる

Julieのピックを握る指先、氷をもつ指先は前方席では確認できず
アステールプラザの舞台は高いので 一ってつかない席の鑑賞がベストかも


そして後ろの棚からドライベルモットをとりテーブルに置き
もう一度後ろの棚からドライジンのボトルをとってテーブルに置く


ドライジンをメジャーカップの大の方で3回測りミキシンググラスに注ぐ
そしてグリーンのドライベルモットの蓋を開け ミキシンググラスにほんの一滴
ボトルのキャップを締める指先も魅せてくれるJulie
バーテンダーの仕草もお酒の味に加味されるから お酒を好むひとにしかわからないかも

ほんの一滴の仕草が
回を重ねるほどに一滴の後にボトルの口元が弾んで
そのときのJulieの表情も確認しながら

う~とドライを仕草で表現するJulie
そしてステア(かき混ぜる)する音もいい響き
ガラスの中でいい音を響かせる氷の音、お酒の好きなひとにはたまらない響きになって
ストレーナーをかぶせ
カクテルグラスに入れた氷を捨てる

右手にミキシングフラスを持ち
左手にカクテルグラスを逆さにして
カクテルピンにさしたオリーブとレモンピールを載せた小皿を一緒に持ち

そしてう~んとドライな
マルチニを待っているナンノちゃんのテーブルに移動するJulie

今回初めて ナンノちゃんが座ってるテーブルの前での鑑賞
確認事項のため 目をまんまるくしてJulieの指先みつめて


カクテルグラスをテーブルに置き、カクテルピンにさしたオリーブを入れ
ミキシンググラスのストレーナーを指で押さえながら ステアしたジンとベルモットを注ぐ

そして マルチニの仕上げのグラスの縁に香りづけ

レモンを持って皮をまぁるいカタチにそぎ切りする仕草もあったら
更に素敵なんだけどなぁなんて東京の千穐楽の感想だったけれど

小皿からJulieの手の中に何かが

レモンピール(皮の表面から香りの成分がでる)
 
カクテルグラスから離れたとこで レモンピールをぎゅっとしてから
グラスの縁周辺に絞るように香りづけ

そして小皿に戻した瞬間 初めて目にして
距離があるから 本物じゃなく舞台仕様のもの? とりあえずカタチは確認できて
東京でも 手の中にあったのかなぁ

Julieが作ったマルチニ
ナンノちゃんが 口にして美味しいって表情して
私も同じテーブルでマルチニ飲んでる気分にさせてもらって
まぁるいカーブも真横からみつめたから ほんとそんな気分に

そんなときまっすぐに新太郎さんの子供の写真があって
ふたりで撮った写真、隣は奥さんなのか そこまでは確認できず

滝本さんが注文するジョニクロ
吾郎ちゃんが毎回Julieにいくら?って確認するけど
DVD収録日夜の部は答えなかったけれど、東京とは言い方変えた低い声の10万円でした

バーカウンターの下から千円をとりだす仕草はいつも見えず

ナンノちゃん、街角でみつけたチラシを持って調査依頼にやってきたことを知る瞬間のJulie

その瞬間のJulieの表情がなんとも 嬉しそうだったり
奥の部屋で話を聴こうとしたのに
コソコソと相談しなくってもいいからってナンノちゃん
ナンノちゃんと二人きりになりたかったのに残念なJulieの表情も可笑しくて
東京のときより表情が豊かになったみたい
で レジメンタルストライプの緩めたネクタイ ちょっぴりだけきりりとする瞬間
東京のときより強調されて

ナンノちゃんと向き合って椅子に座り、ペンシルストライプなベストのぽっけから
黒いちっちゃな手帳をとりだし、手帳にさしてあった鉛筆持って依頼事項を書きとめるJulie
初めてのまっすぐな席
Julieのベストの一番下のボタンは外しているのね
でも指先がキレイ


こっちのテーブル席で鉄兄ぃが言葉をはさむものだから
それは僕のお仕事なのって表情をするJulieが なんだか可愛くて
表情だけで ココロを表現するの得意なJulieだから
台詞が少ないお芝居も観てみたいなぁって思ったり

そばにいる少年探偵、メモをとる仕草はなくなって
脅迫状をみつめる仕草にかわった?


ナンノちゃん 滝本さん騒動で
嘘の中に人間の優しさがあるなんて言うJulieに
そんな気の優しいJulieに自分も嘘をつきながら
優しい人は辛いことが多いからと哀れむナンノちゃん

Julieのココロの中が微妙に変化する瞬間
椅子に座っての表情も 毎回違って
両手をのばしてのびをするようなしぐさだったかなぁ
左ぽっけからタバコをとりだし、箱から出すときも  



くわえタバコの場面
向こうのほうにいるJulie 
あら前髪が少しはらりだったかなぁ そんな気がしただけ?

最初に帽子をとってバーカウンターにたったとき
髪を後ろに流すように櫛でなでつけていい感じ


くわえタバコの歌(曲名知らないから)
前回はまっすぐ前で目にエネルギー注ぐのもシアワセな瞬間だったので
歌詞がちっとも頭に入らず
氷のように冷たい依頼人のココロを温めてあげたい探偵さんだった?
今回は斜めから鑑賞なのにJulieの唇の中で揺れ動くタバコが気になって
やっぱり歌詞がちっとも


バーフェアウエルの下手側、椅子の背もたれに置いたJulieの真っ白な指先
真正面からうっとりみつめて 惚れ惚れする指先は  
LIVEのときには髪をかきあげ 指差しもする指先


タバコの銘柄なんてどうでもいいけれど
タバコが好きな探偵さんだから 銘柄ぐらい知りたい!なんて思うのは私だけ?

下手のテーブルでのくわえタバコ
ベストのぽっけから取り出すタバコの箱 いつも白い指先で隠れているのに
箱の半分ぐらい見せてくれ あら嬉しい
オレンジ色っぽく見えたけれど 私の記憶にある「いこい」の色と似て
明日の確認事項に


カウンターテーブルをふくJulie
ふきんを洗って絞って ぱんぱんってして 四つに折りたたんで
テーブルの上を楽しそうに手慣れたてつきでふきふきするJulie
カウンターテーブルのふちもきっちりふきふき

中川警部補と新太郎さんのいろんな借りと貸の関係、人間模様を表現して
Julieに 昔と変わったって言われるときの表情と
変わらないって言われるときの表情がちょっと切ない

Julieのおごりで飲むお酒がおいしくての表情が 少し抑え気味になって


フェアウエルのドアも観察しながら
今日の席からはドアの向こうで傘を閉じたりする場面も観えて



少年探偵のリーゼント
鏡みながら くしでなでつけ カッコつけてる後ろ姿
新太郎さんのまねっこしたいお年頃

Julieと少年探偵の乾杯
鏡のちょっとこっちよりの立ち位置にかわって
失敗続きの少年探偵、Julieの言葉に 勇気づけられ元気をだし 


そんな瞬間にBarフェアウェルの電話が鳴って
ナンノちゃんからの電話にJulieのセリフがちょっと変わった?

くわえタバコのまま、ドアの向こうにでたときタバコの火が赤く見えて
何度も観た場面なのにタバコに初めて気がついた


あんなに慌てて飛び出していったのにナンノちゃんとはすれ違いなJulie


滝本さんがココロを入れ替えて登場したので、仕事の世話をしたり
だんだんと優しいココロもみえてきて

ナンノちゃんの歌に
なんだかいつも ほろってなって 声に表情がいっぱいあって

少年探偵がパチリしたポンボケばっかりの写真
テーブルに並べるときのJulie表情が なんだか楽しそうに思えて
探偵さん、このときもう ナンノちゃんの嘘を見抜いているときなのかなぁ 


ナンノちゃんに
あなたとならって 嘘をつかれ
ちょっと嬉しだったり ちょっとしょぼんだったりのJulie
表情が 更に進化したみたい

嘘でもいいから恋人同士みたいなダンスしながら

ちょっと照れくさそうに でも真面目な表情で 足元だけは横跳びじゃんぷなど2回して
東京では横跳びじゃんぷの締めだったけれど
立ち止まって 右足を交差して初めてバージョン


2幕

そぼ降る雨の中、探偵さんしたJulieが帰ってくる場面
帽子をかけて ジャケットの雨粒を振り落して、ハンガーにかけ
それから帽子についた雨粒をはらう仕草 Julieの細やかな指先がキレイ

気になって気になっての場面
おでこだったか?頭だったか?

ナンノちゃんのために 探偵さんの提案で ある計画を企てる
常連さんの心配をよそに まかしとけっていうJulie
今夜は貸切にして みんなで飲もうよって


♪酒場の夜に♪

Barフェアウェルに集う常連さんたちのテーマソング
マスターの仕事に専念するJulieの指先じっとみつめ
歌いながら
ハイボールグラスに氷を入れウィスキーを そしてソーダを注ぎ
Julieの好み加減なステアして

そんなときのナンノちゃんみつめ
探偵さんの優しい気持ちに ココロも落ち着いて涙

歌いながら
テーブル席にいるナンノちゃんのところにハイボールを運ぶJulie

そして どうぞってして
ナンノちゃんを見つめながらフロアーを移動しながら真中あたりで

♪そんな夜もあるぅ~
広島バージョン「ぅ~」がおまけでついた?ように聴こえて

ナンノちゃんの低い切ない声にもじ~んとなって
カウンターに戻って
Julieの歌声にナンノちゃんがハモって この部分が好き
最後はこっち方向向いて迫力満点のヴォーカルを聴かせてくれるJulie

ナンノちゃんの気持ちに寄り添ったあとに
Julieの力強い歌声にもじ~んと
Julieの作ったハイボール飲みたい気分になって

ほろっとした気分に
山崎イサオさんの人差し指のズキューンに
ドキ!だったり


議員の部屋の探偵さん
一人用のソフアーに座るJulie あっち向いて
こっちに体を向けるとき まぁるいカーブに力が入って
ソファーがちょっぴり動いて おとっとってココロの中でしたけど

札束を包む紫の布 
布を開くときの中川警部補 指先もイキイキして


中川警部補から逃げるときのJulieの後ろ姿が 若々しい


撃たれて横たわったときのJulie
真横からみつめると あらためて鼻が高いJulieだってことに気がつき
舞台から数列だけど
初めての位置に 目をまんまるくしてみつめて

起きあがったJulie いい表情で髪がはらりと乱れて

中川警部補、Julieに 昔と変わったなって言われたり、昔と変わらないって言われたり
変わらないって言われる瞬間の表情がなんだか切ない


広島のお客さん 中川警部補に感情移入して
ドアの向こうにきえるとき拍手で見送って
舞台と客席がひとつになって


鉄兄ぃとの乾杯
遠くに港の汽笛 ぼ~って聴きながらグラスを重ねて かち~んって乾杯
グラスを持つ手は かくれんぼで残念
ウィスキー飲んだ後の表情どんなだったかなぁ



Barフェアウェルに戻ったナンノちゃん
マルチニの注文受けるJulie 
「あいよ」で返して 



嘘を暴きながらマルチニつくるJulie
ドライジンとベルモット一滴をステァする音もなんだか切なく響き
カクテルグラスの中の氷も切なそうに捨てられ


右手にミキシングフラスを持ち、左手にカクテルグラスを逆さにして
カクテルピンにさしたオリーブとレモンピールを
載せた小皿を一緒に持ち

セリフを言いながらナンノちゃんのテーブルに移動
カクテルグラスをテーブルに置き、カクテルピンにさしたオリーブを入れ
ミキシンググラスのストレーナーを指で押さえながら ステアしたジンとベルモットを注ぐ 

そして
カクテルグラスから離れたとこで レモンピールをぎゅっとしてから
グラスの縁に軽く香りづけするようにふりかけて
最後はレモンピール確認できなくて


嘘を暴いたJulie
嘘を暴かれたナンノちゃん


前回の探偵さんと同じ
「いつまででも待ってる」がキーワード

う~~んとドライなマルチニを注文してBarフェアウェルを去るナンノちゃん
何年か先の注文を受け付けるJulie

テーブルの上にぽつんといるマルチニ
ずぅっとキラっと光って

グラスを片付けるJulieが なんとも切なく

セリフのないJulieの表情に 
ズボンのポケットに両手を入れ 首をちょっとすくめたり そのあと天を仰いだり
哀しみをこらえる仕草がたまらなくて

マルチニかたずけてカウンターテーブルの向こうへ行くとき
テーブルの角にお腹がぶつからないようにって いつも心配


最後のセリフを言ってイントロ

♪雨だれの挽歌♪
Barフェアウェルの灯りのスィッチを消して
歌っている途中で だんだんとBarフェアウェルのセットが消えて
そして何もない舞台にJulieだけ
雨に濡れながらメトロまでの道のり 
哀しくて切なくてやりきれないJulieの足取りに歌声に 
毎回ほろってしても
帽子から 前髪はらりがちらっとのぞいていたのも見逃さず


Julieの歌声
他の役者さんたちは 舞台の袖でスタンバイしながら聴いているのかなぁ


カーテンコール
楽しい歌とダンス
役者さんたちの指先が いっつも可愛いなぁって
嘘でもいいから恋人同士みたいな気分で
もう覚えられたのでJulieと一緒に♪ 


開演前に2階席探検したけれど
コンサートだったらステージがまじかで 最高!な2階席
そんな2階席のみんな
カーテンコールで スタンディングして嬉しい光景
中川警部補に感情移入もしたりあったかい広島の客席
広島初日 無事に幕が下りて


そんな広島の探偵さんの余韻で
ハイボールだの 芋焼酎のロックだの
客席の雰囲気もよくて 広島と他地域の乾杯仲間たち
探偵さん初日のみんな よかった!って

あれこれ嬉しい感想もいっぱい聴いて
あんまり楽しい時間だったので ブログ更新もすっかり忘れ


ほろ酔い以上に乾杯を締めて タクシーとさんぽ組別れて
さんぽ組、繁華街から、てくてく夜散歩して 
午前何時のエレベーターに乗ったのかも忘却

素敵な素敵な
広島の
♪そんな夜もある~



4月10日(水)晴れ   アステールプラザ     広島公演最終日 -2
13:30~16:25ごろ

昨夜のJulieの余韻? 乾杯の余韻のまま? 午前中ゆっくり過ごして早めにランチ場所に集合
昨夜の余韻の締めと?今日の予定の?のあれこれしながら 
レストランから見える枝垂桜をながめつつ ランチして
つぎつぎに 昨夜客席でみかけたひとたちが登場し、隣の席だった方ともお目にかかれて
これから客席に集うひとたちでレストランは賑わって

じゃあ帰りはあそこでってして会場入り
最終日は 斜めからの鑑賞、早めに客席について 周辺は知ってるひとが誰もいなくて
昨日とは違う雰囲気?私の髪の色と似た地元のひとが多かったかなぁ
そんな中、隣に若い女子みつけて名前は知らないけれど何度か言葉を交わしたことがあったから
開演前のおしゃべり、昨夜の余韻など語って

今日の斜めからの舞台の眺めはどんなかなぁって
こっち側、東京のB席後方で壁に寄り添って鑑賞したことあったけれど
横幅が広いアステールプラザだから 死角はあるのかなぁって
昨夜はフラットな場所だけど最終日は段になってるから見やすそうかなぁ
幕が上がる前に あれこれ舞台の見え方のシュミレーションなどして

LIVEもお芝居も
開演前のちょっとしたおしゃべりもテンション上げてくれるから
ココロが逞しくないので座席環境は大事なひともいて

そんなこんなしているうちに広島最終日の幕が開いて
点滅する照明の中、サの文字を持ったJulie上手方向から登場
他役者さんたちも それぞれの文字を持って
記念のパチリして
文字が裏返って
昭和34年 秋 神戸元町?で 物語がスタート
そんなときのJulieは いつものように 舞台セットの誘導なマイムの指先

天井から赤いカーテンが降りてきて
下手から舞台のセットが移動して準備も整って
Barフェアウェルの開店準備して

横幅があるホールだから赤いカーテンは?
赤の隣に、黒いカーテンが真正面にいて まっすぐ前にはちっちゃなスピーカーもいて
コンサートなら大きなスピーカーの真ん前だと
ギターやドラムの音が直球で届き Julieの歌声も更に直球で
胸にココロに響く席
お芝居だと どうなんだろう なんて思っているうちに

Julieは壁より少し離れた位置で タバコに火を灯しているところ
サザンシアターでは最初のこの場面は 暗転だったけれど
アステールプラザ 照明を明るくしている?
奥行きがないホールだから照明が分散されることなくJulieにあてられるのかなぁ

そんなJulieを見つめていたら あれ何かが足りない
壁に貼ってあったトリスのポスターともう1枚のポスターがない

私の斜めの席からはBarフェアウェルの上手側の壁が死角
それと別室の入口もどこにあるの?って

最初のJulieの立位置が変更になったのはそのためだった
壁に寄り添ってのスタンバイだとJulieが観えなかったのかもね

今日だけ 斜めからの観賞した場合は
ポスターの存在はわからないまま
一度だけの観賞だと 内容や役者さんだけ観るのに集中で
舞台にあるもの全てまでは神経注げないから
舞台にあるいろんなものチェック
裏方さんの思いも感じる拘り鑑賞するひとしないひと
どっちでもいいけれど

お芝居観賞の楽しみは
いっぱいあって
舞台に並ぶ細かなものまで じっくり観察したいから
目に見えるものだけでなく

台詞の言い回や役者さんの表情も 

歌声も
歌う表情も
Julieの指先
足元
身体まるごと
毎回毎回違うから

何度も足を運ぶのはそんな理由?
お芝居は
舞台に立つひとも
鑑賞するひとも
それぞれに 回を重ねて 
自分の中に染み込ませていくものだから

♪哀しきチェイサー♪
歌うJulieに昨日の余韻を重ねながら 斜めからの鑑賞のココロの準備して
昨夜の列からひとつ後退だけど前列の背中も気にならない視界良好
Julieがこっち側のときは よ~く観察できて


そうこうしているうちに
Julieは暗転で帽子をとりジャケットを脱ぎ Barカウンターにスタンバイ
いつも思うけれど
カウンターテーブルの角にまぁるいカーブがぶつかりそうで ひやひや
誰かみたいに、あわてんぼうじゃないから大丈夫なJulieかな

なんなく狭いコーナーをクリヤして真中の位置にスタンバイ
グラスとふきんを持ったところで照明があたる

「政治家だけはならんとこ」
毎回毎回 ココロの中で そうそうってつぶやいて



端っこからの眺め
向こうのテーブルに座るJulieの表情も観え
こっちのテーブルに座るときはもっとよく観え
顔の表情や瞳の方向がはっきりくっきり観察できて

照明の明るさも手伝って
椅子に座ってセリフ言う役者さんたちの瞳もキラキラ
目をまんまるくしてみつめたせいかなぁ


中川警部補
椅子にすわって とんでもない蛇のマイムの指先が可笑しくて
昨夜は札束包んである紫の布 開くときの指先がイキイキして
探偵さんと仲良しだから似てきちゃうのかなぁ

Julieにi変わったなぁって言われるときのメガネの奥のこわい瞳より
変わらないなぁって言われるときのメガネの奥の優しい瞳に 客席みんな感情移入したり

「あいつは 運がないんや」ってJulieが言うときも
中川警部補の優しそうな瞳が思い出されて ほろっとなりそう
気が優しい探偵さんとの関係がうまく続いているのも そんな理由?


ナンノちゃん
母よりって歌のとき 指先まで お星様のようだったり

嘘でもいいから
Julieとの異人館通りさんぽやお茶などしたいナンノちゃん
歌いだしの あなたとならってJulieへの指差し
東京のラストのときみたいに 指先にも歌声にも力こもった最終日

探偵さんは お酒も好きだけど お茶に砂糖ひとつ入れるのね

ナンノちゃんとのダンス
探偵さんの性格 百合子さんの性格
二人がだんだん寄り添って 回を重ねるたびに
探偵さんのココロの中が あの横跳びジャンプなのねって
最後は昨夜と同じ 足をクロスして片足立ちの広島バージョン


タバコの煙を燻らすJulieに Julieってタバコ吸うのねって思うひともいて
客席に入るときにネオシーダーの文字を目にしていないひとは そう思うみたい
世の中、どこも分煙だから お芝居用のタバコって思うひとの方が多いだろうけれど
タバコを吸わないひとは ネオシーダーって言葉も知らないひともいて


で 舞台で探偵さんが好む銘柄は?
最初に歌うときのタバコの箱 暗く遠く確認はできず

下手側のテーブルでくわえタバコのとき
昨夜は 初めてJulieの手の中にいるタバコの箱が見えて
オレンジみたいなキャメル色みたいな色に見えたから
昭和30年代の「いこい」?

かと思ったら
今日 ななめ遠くからみつめたら オレンジ色じゃなくて
ちらっとブルー?みたいな色が
「ホープ」?
次回の確認事項?
これから先、あの位置はあるけど Julieから遠くだから確認できないかな

上手側でのくわえタバコ
左ぽっけから 箱をとりだすとき しっかりJulieの手に包まれて 色は確認できず
箱をゆすって タバコがでてきたところを
指を使うことなく 歯で噛んでとりだすところが かっこいいなぁって 
禁煙派だけど


昨夜は初めての位置に
まっすぐ目に映るものが重視の観察だったので 確認できなかったラジオからの歌声
東京よりラジオのボリューム下げたのかなぁ

今日はちっちゃいスピーカー?の側だから微かな歌声も心地好くココロに届いて

お千代さんの歌声 ♪からたち日記♪じゃなくて
♪この世の花♪

そういえば
大昔、天国にいるヘビースモーカーの父が
お千代さんに遭遇したときのこと聴いたことがあったっけ


トリスのポスターはかくれんぼな席だけど
Barフェアウェルのドアはよく見えて
明け方から夜遅くまで開いてるフェアウェルだから
ガラスドアの向こう 時間ごとの外の風景の色


バーのドア
外の風景がキレイなパープル色になったときがあって
どの場面だったろう
次回の確認事項のためここにメモ


いつも まぁるいカーブがぶつかりそうってひやひやしちゃうカウンターテーブルの角
腰をかがめて、しゃがみこむから あそこにちっちゃな手提げ金庫が置いてあるのかなぁって

カウンターテーブルの下にある金庫の中からお金をとりだすJulie
カウンターテーブルの横から 顔だけ覗かせて表情が観えて
金庫は、やっぱりそこだったのね


鏡に横向きに寄りかかってタバコを吸うJulie 左足が ちょっぴりくつろいで
鏡にそんな横顔も映って
広島バージョン?いつもそうだった?

カウンターテーブルの端っこから はみ出していたJulieのくつろいでる横向きの靴だったり
横になった横顔だったり

端っこならではのいい眺めでした



撃たれて倒れ込むJulie
嘘が成功して起きあがったとき
端っこからの眺め すごくいい表情で 素敵な笑顔のJulieでした


ナンノちゃんに 嘘をつかれたとき
あなたとならって
その瞬間のJulie表情
嘘って
その瞬間のJulieの表情

嬉しいだったり しょぼんだったりの Julieの表情が しっかり観察できて



Julieの企みに 大丈夫?ってみんなの心配に

Julieの「まかしとけ」
昨夜より力が入ってたみたい


ナンノちゃんの「ハイボール」の注文も力入って
「あいよ」って言うJulieが嬉しそう

ハイボール待つ間のナンノちゃん、
Julieの優しさ、常連さんの優しいココロにふれ
ほろっと
そんなナンノちゃんを斜めまっすぐにみつめ

グラスに入る氷の音も嬉しそうな響き
そんな嬉しそうな響きのグラスにウイスキー注ぎ ソーダを注ぎ
Julieの加減でステアする音も聴きながら
Julieをみつめ


ナンノちゃんのテーブルにハイボールを運ぶJulie
ナンノちゃんを見つめながら

♪誰もが無口でグラス重ねるぅ~~~~~
「ぅ~」のおまけが昨夜よりもっとついて

次の出だし 遅れぎみに 気持ちを ためて ためて

♪そんな夜もあるぅ~~~~~ 


広島最終日は
昨夜より更におまけがついて特別バージョンのJulie
おまけがいつつぐらいついた「ぅ~~~~~」ふたつも

つづくナンノちゃん 
Julieの気持ちに寄り添って?引き継いで?

♪手をのばせば・・・・ は歌わずココロの中で歌って

♪そこにある小さな灯りの温もり~

途中から歌って ナンノちゃんも特別バージョン

そしてJulieの声に寄り添いながらハモって

前回と前々回の探偵さんバージョンの
蘭ちゃんと高泉さんのハスキーな歌声も好きだったけれど
ナンノちゃんの声が一番Julieの歌声にピッタリみたい

まっすぐ前にちっちゃなスピーカーがあったから
Julieとナンノちゃんの歌声 耳にココロに直球で
ふたりの歌声 全身に浴びたような気分

昨夜は広島や周辺地域の乾杯仲間たちに囲まれて
素敵な素敵な♪そんな夜もある~だったけれど

広島最終日
特別バージョンの♪酒場の夜に♪が聴けて

最後に港の汽笛 ぼ~も 微かに聴こえていた?

昨夜の素敵な広島の夜と一緒に
心に
耳に
大切にしまっておこう



Julieがグラスを重ねるとき

鉄兄ぃとJulieとの乾杯
いつもグラス持っている指先がかくれんぼでグラス重ねる かち~んて響きだけ
端っこから斜め鑑賞は右手はかくれんぼ

広島最終日のグラスは?

オールドファッショングラス Julieの左手の中にいて
遠く ぼ~って港の汽笛が聴こえていたのは気のせいだったか
ずぅっと前の神戸の探偵さんのときみたいに
グラスの中で琥珀色がダンスして

Julieの左手の指先
ぼ~に合わせて緩やかなリズムで踊って

角瓶のウィスキー飲んだあとの表情もおまけつき?
鉄兄ぃと会話して そんな時間なかったかなぁ
いろんな探偵さんの余韻が重なって 見えていない場面が 見えたような錯覚?


そんな光景 今回初めて? 
琥珀色がダンスしている光景 私は探偵さん2では初めてバージョン
広島バージョンの琥珀色のダンス
端っこからの眺めだけだった?

角瓶の琥珀色で
日々、ハイボール飲んでるひとは ちょっとじゃなく 凄くうれし


最初のマルチニの注文には「かしこまりました」って頭を下げ

次にマルチニを注文するナンノちゃんに
「あいよ」って言うJulie

「あいよ」って言える関係になったのに
嘘を暴かずにはいられない探偵さんの哀しい性分

ナンノちゃんの嘘を暴きながらつくるマルチニ
グラスの中に響く氷の音も くるくるとステアする音も
なんだか切なく哀しい響き

Julieの哀しくやりきれないセリフを聴きながら
マルチニの作り方 じっくり観察は難しくて

昨夜初めて目にしたJulieの指先にあるもの
遠かったせいもあって確認怠って


う~んとドライなマルチニ 
ずぅっと先の注文して 出ていくナンノちゃん
そのあとのJulie 哀しむ声が聴こえたのは気のせい?
スピーカーのそばだったから 
身体全体でココロを表現するJulieみつめて

遠く向こうのテーブルにポツンといるマルチニみつめ
涙ふきつつ カウンターテーブルの角にぶつからないように
なんて 心配もして

そしてマルチニを寂しそうに片付けて
最後のセリフ

毎回 言い方が違うような気がして


♪雨だれの挽歌♪

どんな表情で歌ったのか覚えてないくらい 歌声に感動
遠く斜めから舞台の奥真中で歌うJulieの涙は観えなかったけれど
ココロがいっぱい泣いてるJulieの歌声だった
昨夜もよかったけれど 最終日 さらに感動

隣の若い女子と同じ感動を分かち合えてよかった!


あんまり遠い街に来ないひと実家が広島だからって
急遽チケット買って来たの!ってひともいたり
我が街で初めてJulieがお芝居やってくれるからって親戚を誘ったり
そんなこんなあったかい客席の広島の探偵さん二日間無事終了


広島最終日の探偵さんの余韻の帰り道 
大阪探偵さんまでの合間の金毘羅さん詣でのため四国入りする予定だったけれど
もう少し素敵な素敵な広島の探偵さんの余韻のままでいたいから
今夜四国入りを変更して途中の岡山入りにして

ってことで
広島最後の夜は広島の友の知り合いJulie大好きな広島の方々と
美味しいもんとビューティーハイボールとスィーツなどで乾杯もして
名前交換などしなくても、また広島の輪がいっぱい広がって




次は大阪の探偵さん鑑賞の前にちょっと寄り道


TOP
 

<東京公演 3.14~3.26>
<大阪公演 4.12~4.14>
<広島公演 4.9~4.10>