2013 沢田研二 音楽劇 探偵~哀しきチェイサー2 雨だれの挽歌  東京編

紀伊國屋サザンシアター 3/14~3/26 15公演
札幌市教育文化会館 3/30~3/31 2公演
広島 アステールプラザ 4/9~4/10 2公演
大阪 シアター・ドラマシティー 4/12~4/14 5公演
栃木市栃木文化会館 4/20~4/21 2公演
福岡 ももちパレス 4/26~4/28 4公演
長崎市公会堂 5/5 1公演
名古屋 ウインクあいち 5/9~5/11 4公演     全35公演

3月26日(日)晴れのち曇り   紀伊國屋サザンシアター  東京12日目千穐楽-7
13:30~ S席

新宿で歌う最後の探偵さん鑑賞、何度かハズレを経験しているし、私の周辺でも数名ハズレているので
抽選にモレることなく澤會さんに感謝な気持ちで、東横線に乗って渋谷経由で劇場へ

魅せる瞬間過ぎたロビーのお花たち、そばだったら花柄摘みもしてあげられたのに
そんな気持ちでロビーを通って客席へ

いろんな距離、いろんな方向から見つめた探偵さん
6回目の鑑賞は壁に寄り添ったり空気に寄り添ったり舞台をななめから鑑賞だったけれど
DVD収録の日、昼はB席、夜はS席、そんな夜の部とほど近い距離からのまっすぐな鑑賞
列には知ってる顔もなくまっすぐ向こう側に神経をそそいで新宿千穐楽の幕が上がる瞬間を待った


ほどなく、ピアノの軽快なメロディーで幕が上がる
数年前の探偵さん神戸公演のとき3階席からみつめたBarフェウエル
俯瞰目線でみつめたピアノの鍵盤と一緒の久保祐子さんの指先も思い出しながら

2週間前に観た初日の感想、それから回を重ねるたび、あぁそうだったのなんて
違うこともいっぱいだけど、それはそのときにそう思ったことだから修正もせず


暗闇の舞台には出演者全員いてなんて初日の感想だったけれど、
幕が開いたら誰もいない舞台
下手や上手袖にスタンバイしていた役者さんたち つぎつぎに舞台に登場
役柄の服装で 舞台上はカメラのフラッシュみたいな照明が点滅し

初日にJulieはどこかなぁって探したけれど まっすぐにいたから今日もそこをみつめて
舞台ちょっと奥、黒い幕の上手側から探偵さんの格好ペンシルストライプのスーツに帽子、
大きなカタカナのサっていう文字を持って登場

役者さんの他に黒子さんも椅子など運んで
みんなで椅子に座ったり立ってだったりそれぞれの文字をもって

文字がそろって
音楽劇
探偵
昭和 哀しきチェイサー2
こんな文字だったか?で 記念のパチリ

それからみんなで移動しながら
昭和34年 秋 神戸元町
こんな文字で

そして 暗転の中のJulieは 
Barフェアウェルの舞台セットの誘導もして 真っ赤なカーテンが天井から下がる誘導もして
あら Julieったら現場監督もしていたのね探偵さんの格好をして

Julieの誘導で何もない舞台にBarフェアウェルのセットが登場して
それからJulieは暗転の中、赤いちっちゃな目印ランプに吸い寄せられスタンバイ
Barフェアウェルの壁にもたれて
そしてぽっけからタバコを取り出しタバコに火がともったところで照明がつく

前回は照明がついた瞬間、斜め方向からみつめたけれど
千穐楽の今日は
暗闇の中みつめていた方向に、まっすぐな視線でタバコの煙をくゆらすJulie
照明がついた瞬間のJulie、毎回みつめる方向が違うってことも感じたり

お芝居の初日に幕が開いたら視線の先にJulieがいた!
なんて遥か彼方のいろんなお芝居の初日だったっけなんて蘇ったり


♪哀しきチェイサー♪
イントロのときは新太郎さんの立ち位置はまっすぐ前だったかなぁなんて
初日の感想と重なって

歌いながら舞台前面に移動するJulie
段々になってる程よい席からまっすぐな位置で歌うJulieにあれこれ思うちゃう性質だから
あら 今日のJulieはなんだか眠そうな腫れぼったい目だわなんて
昨夜は乾杯でもしたの?なんて、お酒が仲良しなひとはそんなこと感じちゃったり
それなのに後半になるほどにキラキラしてくる不思議なJulieのつぶらな瞳!

前回の探偵さんのとき、せっかくの曲を細切れで聴いたから
歌を作ったひとの気持、歌うひとの気持、歌を聴くひとの気持
大好きなヴォーカリストの曲、今回は歌を大切に扱ってもらって嬉しい限り
そんな思いで6回聴いて、聴くたびにココロにしみ入って

いろんな思いで新宿最後の15回目の♪哀しきチェイサー♪を歌い終えたJulie

♪哀しきチェイサー♪のピアノ演奏が流れる中
暗転の中、探偵さんの帽子をとりジャケットを脱ぎながら
移動してバーカウンターにスタンバイするJulie
照明がついたらタバコをくゆらす新太郎さんは初日の感想、
タバコではなくふきんでグラスを磨いてるJuleでした

バーカウンターの向こうでママさんとの世間話が物語の大切なキーワード

「政治家だけはならんとこ」って言うJulieと
ママさんが見つめあって首を傾げる仕草が微笑ましくて


そして常連のお客さん 
職業は土建屋さんで心が青い青いハートな鉄兄ぃもいて、
理想は美智子さまのような人らしいのに、探偵さんと同じひとを好きになっちゃう
物語の最後は探偵さんに勝負がついて、やっぱり いっつも切ない背中 
ビジネスガール(BG、今でいうOL)になった妹の直ちゃん登場
直ちゃんのこと好きな吾郎ちゃんもいて

常連さんの話を聴くJulieの表情が 実に細やかな表情ってことようやく気がついて
いっつもセリフを言う役者さんに目がいっていたので 
前回のまっすぐな時は前列に大きな背中でJulieがかくれんぼだったので
新宿最後の程よい距離で視界の邪魔をする背中もなかったのでJulieをみつめ
お花屋さんのとき、優しい表情のJulieでした


ナンノちゃん
鉄兄ぃのことは好きなタイプじゃないみたい
ナンノちゃん好かんタイプが嫌なタイプにもなったり

マスターJulie、常連さんの話を聴きながらも 
ナンノちゃん好みの う~んとドライなマティーニをつくり始める

少年探偵アキラが街に貼ったチラシをぽっけからとりだしたJulie
お酒を作る前に 白い指先をキレイキレイにする手を洗う仕草のJulieも見逃さず


Barフェアウェルのカウンターテーブル
数年前の神戸の探偵さん3階席でみつめた真っ赤な色など思い出しながら
テーブルの上に
カクテルグラスとミキシンググラスを置き
カクテルグラスとミキシシンググラスにピックで割った氷を入れる

Julieのピックを握る指先、氷をもつ指先
残念ながら 鉄兄いと重なって見え隠れで ちょっぴり残念だったけれど
前回斜めからみつめた指先など思い出しながら

ガラスの中でいい音を響かせる氷の音、お酒の好きなひとにはたまらない響きになって
そして後ろの棚からドライベルモットをとりテーブルに置き
もう一度後ろの棚からドライジンのボトルをとってテーブルに置く

ドライジンをメジャーカップの大の方で3回測りミキシンググラスに注ぐ
そしてグリーンのドライベルモットの蓋を開け ミキシンググラスにほんの一滴

ほんの一滴の仕草が
回を重ねるほどに一滴の後にボトルの口元が弾んで
う~とドライを仕草で語るJulie
そしてステア(かき混ぜる)する音もいい響き
ストレーナーをかぶせ
カクテルグラスに入れた氷を捨てる

右手にミキシングフラスを持ち
左手にカクテルグラスを逆さにして
カクテルピンにさしたオリーブとレモンピールを載せた小皿を一緒に持ち

そしてう~んとドライな
マルチニを待っているナンノちゃんのテーブルに移動するJulie


カクテルグラスをテーブルに置き、カクテルピンにさしたオリーブを入れ
ミキシンググラスのストレーナーを指で押さえながら ステアしたジンとベルモットを注ぐ 

そして
カクテルグラスから離れたとこで レモンピールをぎゅっとしてから
グラスの縁に軽く絞るようにふりかけて

初日とは ずいぶん違った場面になって
初日にはグラスの縁にレモンピールふりかける仕草だけ
途中からレモンピール(果皮)ぎゅっと絞る仕草も加わって

レモンを持って皮をまぁるいカタチにそぎ切りするしぐさもあったら
更に素敵なんだけどなぁ


Julieの白い指先がイキイキする瞬間でもあり横向きのまぁるいカーブもおまけでつく瞬間でもあり
JulieがマルチニつくるときのBGMはラジオから小林旭の歌声だった?かなぁ


一見さんの滝本さんが注文するジョニクロ
吾郎ちゃんが毎回Julieにいくら?って確認するけど
DVD収録日夜の部は答えなかったけれど、新宿最後には10万円と回答して


きっつい性格の三沢ゆり子役のナンノちゃん
街角でみつけたチラシを持って調査依頼にやってきたことを知る瞬間のJulie

その瞬間のJulieの表情がなんとも 嬉しそうだったり
奥の部屋で話を聴こうとしたのに
コソコソと相談しなくってもいいからってナンノちゃん
ナンノちゃんと二人きりになりたかったのに残念なJulieの表情も可笑しくて

で レジメンタルストライプの緩めたネクタイ ちょっぴりだけきりりとする瞬間も
たったその一瞬で探偵さんにへんしんしたJulie
ナンノちゃんと向き合って椅子に座り、ペンシルストライプなベストのぽっけから
黒いちっちゃな手帳をとりだし、手帳にさしてあった鉛筆持って
依頼事項を聴くJulie

それなのに こっちのテーブル席で鉄兄ぃが言葉をはさむものだから
それは僕のお仕事なのって表情をするJulieが なんだか可愛くて

ナンノちゃんの再婚相手の調査依頼
オカネ目当ての再婚・・・
なんだか調査に気が進まないJulie
Julieの気をひこうと嘘を交えながら身の上話を始めるナンノちゃん

それなら調査しよう!って
ナンノちゃんとJulieの依頼人と探偵さんの関係がスタート

Julieが黒い手帳にメモしているとき
カウンター席に座って メモ帳とエンピツ持って待機していた少年探偵
初仕事はナンノちゃんの再婚相手ヨネクラの尾行


ナンノちゃん 滝本さん騒動で
嘘の中に人間の優しさがあるなんて言うJulieに
そんな気の優しいJulieに自分も嘘をつきながら
優しい人は辛いことが多いからと哀れむナンノちゃん


Julieのココロの中
暗い部屋のドアが開く瞬間のイントロ

くわえタバコの場面 
上手側テーブルの椅子に座ってベストのポケットからタバコを取り出し
Julieの左手に隠れてやっぱり見えないタバコの銘柄
火をつけないタバコをくわえたまま歌いだす
タバコをぎゅっと歯で噛んでいるようなJulieの唇
歌いながらもタバコがぶれずに歌詞が力強く聴こえる凄技

初日にも凄技に感動だったけれど
初日よりひとつ前進して初日と同じ方向から見つめることができて
タバコをくわえる口元もみつめ つぶらな瞳もみつめ

そして 真正面にいるJulieの髪型
初日には昭和34年ころの髪型ふうにきっちり横わけで 好みじゃなかったけれど
DVD収録日にひとつ前でみつめたとき、きっちり分けた髪型に
ロマンスグレーもちょっぴり覗き始めてるって髪の色だったけれど
あら よ~くみつめたらロマンスグレイな色はいなくなって 色も変わった?
少し暗めの色に観えたけれど髪の流れも変わって

横わけながらも髪は左右じゃなくて後方に流れるように櫛できっちりなでつけていい感じ!
おまけに額には前髪数本はらりとなって、さらにいい感じ!

そんなJulieをしっかりみつめることができて
初日には髪型がイマイチだったので タバコにしか目に行かなくて
はらり数本の心意気なJulieに気がついてよかった!
後ろに流した髪に櫛の反対側を利用してはらり数本をつくるJulieの
指先やら数本をじっと見つめる鏡の中のJulieの表情など思い浮かべたり

64歳のJulie
まぁるいかーぶなのに そんな細やかな部分にも気を配り
気にする部分が 普通のひとと違うJulieだからこそ そんな心意気でこれからもって

くわえタバコの歌(曲名知らないから)
歯に力を込めて唇に神経そそいで歌うから ちょっと鋭い眼差し
優しい眼差しもいいけれど 鋭い眼差しに凄く凄く吸い寄せられるひともいて

目にエネルギー注ぐのもシアワセな瞬間だったので
歌詞がちっとも頭に入らず
氷のように冷たい依頼人のココロを温めてあげたい探偵さんだった?
次回の確認事項にしよう


中川警部補
昭和の刑事さんて格好のスタンダードなコートとハンチングで登場
うっすらお髭、警察学校で同期で あと少しで定年
ってことはJulieも50代後半の役柄設定

ヨネクラの調査を頼んだJulie
調査のお礼は刑事さんのお給料では普段あまり飲めないお酒
美味しそうに飲む中川警部補  
初日にもまっすぐの位置だったので私にもそのお酒を!なんて言いたい気分だったけれど

美味しい!っていう場面で何やら可笑しくなっちゃって
Julieも笑って 人差し指でもう一杯?って
まだ肝心なセリフを言わなくちゃならない中川警部補
必死に笑いの渦を立て直し
あまりにもオオモノが絡んでいるので調査をやめるようにと
ちっとも説得力がなくなっちゃたセリフになって
おかわりの場面も、Julieがグラスに注ぐ仕草も シンプルバージョンで


そんな中、出番を待つ秘書の雨宮
ちょっぴり出にくそうだった?
名刺をだすときのポーズだったり、ハンカチ使ってのポーズだったり
カーテンコールでの可愛いポーズだったり、いい味の役者さん


ビールとサイダーの乾杯の場面
幸いなことにこの場面を数回まっすぐにみつめることができて
Barフェアウェルの壁にもたれながら探偵さんと少年探偵の会話
失敗を謝る少年探偵のサイダーのボトルにビールのボトルを重ね
初日には響かなかった乾杯の音、それ以降はちゃんとかち~んって
ビールを飲むJulie
失敗続きの未熟もんな少年探偵に くさらないで続けることが大切さって
少年探偵はそんなJulieの言葉に元気出そうってサイダーを飲む
そんな光景に
Julieと少年探偵の後ろにある鏡に照明があたって
鏡もキラっと光る涙だったかなぁ


そんな瞬間にBarフェアウェルの電話が鳴って
ナンノちゃんからの電話に 心配のココロが急いて
受話器を置くJulieの手がいっつも慌てていて
Julieのジャケットを持ちドアを開けて待機中の少年探偵が
Julieの付き人にみえちゃうのは私だけ?

あんなに慌てて飛び出していったのにナンノちゃんとはすれ違いなJulie

滝本さんの嘘を問い詰めたナンノちゃん

滝本さんがココロを入れ替えて登場したので、仕事の世話をしたり
だんだんと優しいココロもみえてきて


ナンノちゃんに 嘘をつかれ
ちょっと嬉しだったり ちょっとしょぼんだったりのJulie
嘘でもいいから恋人同士みたいなダンスしながら

自己流のダンスは得意なのに決められたダンスは苦手なJulie
一生懸命お稽古したダンス
ちょっと照れくさそうに でも真面目な表情で 足元だけはじゃんぷなど2回して
最後は後ろ姿の跳ねた右足が可愛かったのに
いつのころからか 横跳びじゃんぷの締めをして
ナンノちゃん Julieに向かって♪あなたの恋人で・・・のとき
指先も声も、めいっぱい力が入った新宿ラストの歌い方でした


2幕

そぼ降る雨の中、探偵さんしたJulieが帰ってくる場面
季節は秋なのに3回目の鑑賞のとき気がついた雨粒をはらう仕草
帽子のつばにたまった雨粒をはらいコートもなんて感想、
秋だからコートを着ているはずもないのに前回の探偵さんコート着ていたからついつい
いつのころからかジャケットの雨粒はらう仕草がかわって
指先は帽子のときだけ、ジャケットを両手で持って雨粒を振り落す仕草にかわって


気になって気になっての場面
おでこのとこ指差してるときもあれば頭を指差すときも
24日は二度目のおでこに指差し、新宿ラストは頭に指差し
そんなことどうでもいいじゃんだけど 指差しが気になる性分だから


♪酒場の夜に♪
ハイボールつくるBGMみたいでマスターの仕事に専念しながら歌うJulie

歌いながら
ハイボールグラスに氷を入れウィスキーを そしてソーダを注ぎ
Julieの好み加減なステアして

テーブル席にいるナンノちゃんのところにハイボールを運ぶ
そして どうぞってして フロアーを移動しながら歌い続けて

ナンノちゃんがハイボール飲みたいって曲が始まって
ナンノちゃんの低い声にもじ~んとなって
カウンターに戻って
最後はこっち方向向いて迫力満点のヴォーカルを聴かせてくれる

ナンノちゃんの気持ちに寄り添ったあとに
Julieの力強い歌声にもじ~んと

Barフェアウェルに集うひとのテーマソング聴きながら
Julieの作ったハイボール飲みたい気分になって

山崎さんの帽子投げ 毎回ちゃんと同じ方向へとんで
山崎さんの机にあったウィスキーは千秋楽のおまけ?
だから もっと拍手を!がなかったのね


もっと拍手を!のお手本のJulie
帽子を深めにかぶったり 浅目にかぶったりの姿もカッコよくて
帽子を深めにかぶってソファーの真中に で~んと座るお姿は昔のまんまのJulie
それなのにこっちの椅子に座るときのJulieはあっちを向いたりこっちを向いたり
組んだが足元が可愛く観えるのは今のJulieだから

内容証明つき封筒を持って机に腰をかける動作はちょっぴりになって
初日から回を重ねるたびに さりげなくなって視線の方向はそのたび違って



どのときだったか下手側テーブルで
Julieが話の中で指差しのポーズ、真っ白い指先がイキイキ

ズボンの右ぽっけから白いハンカチだして白い指先を丁寧にふきふきしたり

白いハンカチで思い出すのはホワイトデー
どんなハンカチだったんだろうJulieがこれ!って決めた白いハンカチ


ふきんの柄は?、しぼって広げて四つ折りにたたんで、カウンターテーブルをふく仕草も
高速ふきふきしても周辺はあんまり反応がなく、前回の探偵さん観ていないひとや
千穐楽のみの鑑賞のひとも多かった?


野球賭博の場面
鉄兄ぃに拳銃をよこすように言うJulie、涙声だった
青い青い鉄兄ぃのココロにだったのかなぁ

撃たれて倒れるとき、初日に足を高く上げちゃったせいで靴下からちらっと見えちゃったから
長い靴下はいたらいいのにって思っても、昭和34年だからハイソックスなんてなかった?
二日目からは横たわる格好もかわってズボンと靴下の間に肌色がみえることもなくて
起きあがる瞬間に前髪がはらりだけど、くわえタバコのときの髪型が一等賞だった!

議員さんと秘書があわてて逃げる場面、
初日はタクシーのドアが閉まる音だけだったけれど、タクシーを呼ぶ声も加えられ


中川警部補、Julieに 昔と変わったなって言われたり、昔と変わらないって言われたり
変わらないって言われる瞬間の表情がなんだか切ない


鉄兄ぃとの乾杯
遠くに港の汽笛 ぼ~って聴きながらグラスを重ねて かち~んって乾杯
前回の探偵さん、グラスの琥珀色ゆらゆらさせながら自分でぼ~
そんな神戸公演など思い出し


Barフェアウェルに戻ったナンノちゃんに嘘を暴きながらマルチニつくるJulie
ドライジンとベルモット一滴をステァする音もなんだか切なく響き
カクテルグラスの中の氷も切なそうに捨てられ

右手にミキシングフラスを持ち、左手にカクテルグラスを逆さにして
カクテルピンにさしたオリーブとレモンピールを
を載せた小皿を一緒に持ち

セリフを言いながらナンノちゃんのテーブルに移動
カクテルグラスをテーブルに置き、カクテルピンにさしたオリーブを入れ
ミキシンググラスのストレーナーを指で押さえながら ステアしたジンとベルモットを注ぐ 

そして
カクテルグラスから離れたとこで レモンピールをぎゅっとしてから
グラスの縁に軽く絞るようにふりかけて


重たい内容のセリフを言いながら 指先を動かすって難しそう
ナンノちゃんは マルチニ飲みたい気分じゃなくなって

嘘を暴いたJulie
嘘を暴かれたナンノちゃん


前回の探偵さんと同じ
「いつまででも待ってる」がキーワード

う~~んとドライなマルチニを注文してBarフェアウェルを去るナンノちゃん
何年か先の注文を受け付けるJulie


テーブルの上にぽつんといるマルチニ
ずぅっとキラっと光って

グラスを片付けるJulieが なんとも切なく


セリフのないJulieの表情に 
ズボンのポケットに両手を入れ 首をちょっとすくめたり そのあと天を仰いだり
哀しみをこらえる仕草がたまらなく 歌うJulieが滲まないようになんて無理で

最後のセリフを言ってイントロ

♪雨だれの挽歌♪
Barフェアウェルの灯りのスィッチを消して
歌っている途中で だんだんとBarフェアウェルのセットが消えて
そして何もない舞台にJulieだけ
歌う表情は毎回違っていたけれど サザンシアターラストは シンプルに
後ろを向いて両手で顔を覆って 自然な表情で一番よかった!
きっとJulieも探偵さんからJulieに戻った瞬間だったのかなぁ
ラストのJulie
いっぱい滲んで ぼ~で もったいなかったけれど


カーテンコール
歌の余韻に浸るまもなく さっさと照明も明るく楽しい歌とダンス
涙ふきふき、嘘でもいいから恋人同士みたいな気分でJulieと一緒に 


新宿らすとは幕が2度開いて
いつものお芝居終りの仕草 新宿で初めてだったかな
最初に時間は大丈夫? 乾杯でしょ?なマイム 

二度目は 電車だったり 舟だったり お蕎麦ズルズルもあった?
最後はもう遅いから(それぞれの予定があるんでしょ?)早く帰りなさいマイムで
新宿千穐楽の幕が無事におりて

Julieの余韻で 乾杯場所へ向かうとき赤いトラックがスタンバイ
Barフェアウエルの舞台セットや、探偵さんがどっしり座ったソファーとか
積み込まれて次の公演先札幌に運ばなくちゃだから


八重桜のハイボールで乾杯して午前様にならずに帰宅して
地元駅降りたら見あげた夜空、雲の隙間に まんまるもうちょっとのお月様
当初の予定より追加鑑賞3回含め新宿7回鑑賞


次回の鑑賞が待ち遠しい

3.30


3月24日(日)曇り   紀伊國屋サザンシアター  東京10日目-6
13:30~ S席

今日はアクシデントに遭遇して待ち合わせに遅刻しないようにちょっぴり早めに湘南新宿ラインで
ピンクのジュースと懐かしの出口で待ち合わせ
Julie色のピンクのジュースを飲んでから、Julieと一緒にいっぱい年輪重ねているけれど
気持ちはまだ乙女、可愛いものもほしくなったり、あれこれ可愛いものながめて

そろそろランチの予約時間、ジャズ喫茶ニューACBにほど近い車屋で早めのランチして
このお店の本店までてくてく、数十年ぶりの歌舞伎町、お昼時だからネオンも灯っていないけれど
こういう通りを高校生のときよく歩いていたわ、ときどきひとりでとかしながらてくてく
食事をした車屋の本店の前に到着、その向かい側がタイガースのジュリーとの思い出もPYGのジュリー、
ソロのジュリー、あれこれいっぱい思い出ができたニューACBのあったアシベ会館
道に立っただけで、そこの路地からジュリーが歩いてきたの、ここの自動ドアのなかでねとか
つい最近の出来事みたいに思い出されて、そんな懐かしい時間さんぽ3,969歩もして
ピンクのジュースと次回は富士の間でねってサヨナラして会場へ

6回目の鑑賞は今回初めてのBarフェアウェルの入口ドア方向
数列前には乾杯仲間もいて、千穐楽はハズレて第二希望が今日なのって人たちの背中も前方に

列は先日のミステリー席と同じなので舞台までの距離感はわかるけれど
ななめ方向からはどう観えるかなぁって、ひとり静かに幕が上がるのを待った

幕が上がって上手方向からサの文字を持ったJulie登場、あれこれな動きをしながら
サの文字持って椅子に座ってみんなでパチリ
サの文字は置かれたまま誰かが文字を裏返したり

Julieは真中あたりで何やら左手をあげて交通整理みたいな
Julieの手の誘導でBarフェウェルのセットが舞台に登場、それから舞台天井を見上げ
手招きのような仕草のJulie、その誘導で天井から真っ赤なカーテンが天井から降りてくる

そして暗転の中、赤い目印のところにスタンバイ
照明がまぁるくあたったらタバコの煙を燻らすJulie、 昨日はまっすぐ、今日はこっち
照明が照らされた瞬間は、その時その時で違っているのかなぁ

♪哀しきチェイサー♪
こっちの方向はどうだったろう

くわえタバコの場面
タバコがこっちを向いた瞬間はあった?


休憩時間
座席によって行列に長く並んだりしながらも 残り時間でDVDの申し込みなどして

壁に寄り添ってもらいながらの鑑賞 Julieの瞳の方角がわかりやすいので
Julieの目力はパワーいっぱいだからついついつぶらな瞳に吸い寄せられて

数時間前に、
40年ぐらい前の思い出の中で20代のJulieに遭遇したばかりだったので
程よい距離で視線がななめに交差するたびに気分はそのころの自分になって 

リクエストにあててもらうたび自分じゃないと思っているから
Julieが着ている服の説明などもするから あぁ私ねって
で リクエストの曲を言うとき、恥ずかしくて声がちっちゃくてステージのJulieまで聴こえなくて
何度か言ってようやく、それなのに、歌ってくれないこともあったり
その曲は僕も好き!なんて言ってもくれちゃうJulieだったり

そんなこんな 舞台のJulie見つめながら 頭の中は懐かしい時間を彷徨ったり
だから 切なく哀しい歌での涙は違う涙だったかも

椅子に座って、気になって気になってのとき
いつも頭のてっぺんのほうに指差ししていたのに
ココにって おでこを指していたJulie
毎回 ココが違うのね

私も気になって気になってのこと 追及したくなっちゃう性質だから

撃たれて倒れ込む場面
千穐楽ハズレでちょっと切ないけど第二でちょっと嬉しい背中をみつめると
その視線の先にJulieが横たわっていて

私の位置方向からはJulieの顔も観えないけれど
嬉しい背中の報告によると、頭のてっぺん方向から足元方向のJulie
見上げるでもなく見下ろすでもでもなく平行にまっすぐな光景
Julieのお花じゃなくお鼻が白くて高かったわって
白いすべすべなお顔をそういう方向からみつめることなんて貴重な体験

ずいぶん前に
幕がちょっぴり上がっただけなのに すぐ手をのばせば触れられそうな場所に
歌舞伎の向上みたいなこっちを向いたお顔があって それはそれはびっくりな貴重な体験したけれど

それ以上の体験した嬉しい背中だったみたい
それもこれも真ん前ではなくちょっぴり真中よりに倒れてくれたJulieだからって

そうそう
倒れているときは まぁるいカーブも気にならないのかなぁ


♪酒場の夜に♪

ナンノちゃんの低いパートも切なくて じ~んとして
最後のJulieの中味がいっぱい詰まった歌声に圧倒され じ~ん

子を想う母の気持ちの曲を歌うナンノちゃんの視線にじ~ん
着物姿のとき雨の雫をはらう白いハンカチ 
今まで気がつかなかったけれど いつからだったろう


♪雨だれの挽歌♪

Barフェアウェルの灯りを消す瞬間の指先も わくわくする瞬間
これからJulieの魅惑な歌の世界へ誘ってもらう瞬間
哀しきチェイサーから雨だれの挽歌を聴くまでの 気持ちをためてためての瞬間が
あるからこそ、Julieがスイッチ消す瞬間がたまらなく感じて


程よい距離の壁と空気に寄り添ってもらいながらの鑑賞
開演前に若かりし「ジュリー」との思い出がいっぱい詰まった歌舞伎町にあるニューACBが
あった場所に行って懐かしい時間さんぽしたせい?
舞台にいる64歳のJulieに40年前の思い出を重ね合わせた鑑賞は
実に味わい深い鑑賞になって

そんな余韻で
ACBの経験ない飲み仲間たちと今日は4時半から乾杯できるから嬉しいねって
一杯目は八重桜入りハイボールのグラス重ねて いろんな色のグラス重ねて
みんなJulieの指先見つめながらマルチニ飲みたい気分だったわって


3月23日(土)曇り   紀伊國屋サザンシアター  東京9日目-5 夜の部  DVD収録
18:00~ S席

愛しのデラとは明日約束していたのに、時間ができたからって夜の部のチケット当日券に並んだからって
早めに一休みを終了させてピンクのジュース繋がりなともと会場前で落ち合って
一日早く愛しのデラと再会もして ずっしり重たい安井かずみさんの本も借り ほどなく劇場に入場

みんなはロビーのお花ながめたりだから
お客さんが誰もいない客席に一番乗りなふたり、それぞれの自分の席をチェック
探偵さんモードなひと、二年前に買い求めたボウタイみたいなスカーフ初めて身につけて
ネクタイ結び遥か彼方だからピンクのジュースにネクタイ結びにしてもらったり
しながら当初から予定していた席へ
昼の部のB席からだいぶ前進し、初日の続きのような位置の席へ

座席周辺は昼の部と違ってスリーファンキーズも知ってる世代だったり
ジャズ喫茶ACBに行ってみたかったけど遠い街に住んでいたからなんて年齢層もぐんと高くて
顔は知ってるけれど顔も知らないけれど名前なんて知らなくてもJulieのことですぐ会話ができちゃう
不思議な魔界の入口、サザンで一番良い席なの今日はってふたりと
今日が初めてってひとと、すっかり40数年前の時代にタイムスリップしながらの開演前

そんなころ幕の向こうの上手袖にスタンバイのJulieかしら
昼の部で幕が上がって あら誰も舞台にいなかったのね
Julieは上手袖にスタンバイしていたのねなんて4回目に気がつくなんて、どこを観ていたんだろう
初日に哀しきチェイサー歌うときが真ん前だったから?その場面が目に焼き付いて

サの文字を持って 何やら動くJulie いっぱい動いているかと思ったら
点滅する照明の技で 機敏な動きのJulieに感じられたり
椅子に座ってパチリの瞬間、どこをみつめているでもなくの表情がなんとも可笑しく

最初の文字は
昭和の秋 探偵 哀しきチェイサー2 だったか
昭和34年 探偵 雨だれの挽歌 神戸元町だったか
夜の部のチェック事項だったのに またもや ぼ~なJulieの表情に目が吸い寄せられ


みんなで物語の文字を持ってパチリしたあとは文字をくるっと返したり
他の役者さんが動いてる中、Julieは舞台まっすぐなあたりでいつも上をみたり
手をあげたり何をしているんだろう
照明が点滅しているから確認できなくて次回の確認事項

昼の部B席後方で 目にしたちっちゃな赤いランプ
床だったら立ち位置のしるしみたいなもの?
暗転の中、スタンバイしなくちゃならないから、そのちっちゃい赤にすいよせられるJulie

Barフェアウェルの壁に寄りかかってスタンバイ
そばにはウィスキーのCMポスター トリスの文字とひとの絵が描いてあったかな
暗転の中、ジャケットの左ぽっけからタバコをとりだし口にくわえ
ライターで火をつける 
そしてタバコの煙をふぅってはきだした瞬間にJulieに照明があたる
まぁるい照明の中、タバコの煙を燻らすJulieの表情、

昼の部遠くから想像力をめいっぱい働かせてみつめていたけれど
あぁ こんな表情だった!私の想像力もまんざらでもないじゃん!って
まっすぐなタバコの方向で再確認したり



♪哀しきチェイサー♪
今回は細切れな歌じゃなく、じっくり味わえて、どうせならフルで聴きたかった!
音楽劇のタイトル曲だものやっぱりフルでと願わずにはいられないのは私だけ?
タバコの煙を燻らせながら舞台前方に立って歌うJulie
初日の続きのようだけど そのときそのとき見つめているのは
やっぱり歌いながらのJulieの瞳に吸い寄せられ
そして舞台中央で歌い終るんだったかなぁ

♪哀しきチェイサー♪のピアノ演奏で
暗転の中、帽子をとりジャケットを脱ぎ 黒子さんに渡している?
暗転だからもっと前方席じゃないと確認できなくて

で、ベスト姿のJulieはカウンターテーブルの真中ぐらいにスタンバイして
グラスとふきんを持って照明が明るくなって物語が始まる


どのときだったか
タバコの煙 段々になっているけれど見上げる席だったから
Julieがふぅって、はきだしたタバコの煙に舞台天井からだったかの照明があたって
灰色のタバコの煙が紫色の煙に観えた瞬間があって
紫の煙って曲も好きだけど ほんとうに紫色の煙を観ることができて凄く嬉しい瞬間

初日の座席でも 舞台からのタバコ(ネオシーダー)の匂いを感じたけれど
匂いのしないネオシーダーないのかなぁって思ったけれど
初日より2列前だったのに タバコの煙に匂いを感じなかった
煙の向きもあるのかなぁ

近視、乱視で視覚は鈍いのに 音と匂いには異常なほど過敏で困った体質だから
ついつい気になって

でも 紫色の煙を発見できて
舞台に観えるもの 照明のあたり方 観る方向だったり 観る距離だったり
いろんな座席で鑑賞しないと観えないものいっぱいあって

くわえタバコの場面初日と数列しか、かわらない位置で初日の余韻を重ね
相変わらずなノーメイクなJulie、透き通る白いお肌だわなんてまじまじみつめ
19日には分けた髪を後ろに流していい感じだったのに そうじゃなくて残念
きっちり分けてるから ちょっぴりロマンスグレーがちらっと気になったり


ネクタイの柄もチェック事項に入れた鑑賞
忘れないように探偵さんモードな装いにして
ピンクのジュースにネクタイ結びに、なおしてもらって
席についたから忘れずにJulieのネクタイに目がいってよかった!

レジメンタルストライプのネクタイ
2パターンあって 初めてネクタイの柄をチェックできる席だから
じっとみつめ朝日の写真じゃなく佐賀新聞の写真のネクタイ

初日からこの柄だったのか、日替わりで替えているのか
どうなんだろう 次回の確認事項に
で 次に気になるものチェック
佐賀新聞のJulieの記事を参考に

腕の組み方19日は佐賀新聞と同じ
今日は朝日新聞の写真と同じだったかな


探偵さんのあれこれチェック、Julieがはいてる黒い靴下

まぁるいカーブで かっこよくないけど 心が優しい新太郎さん
かっこよくない新太郎さんを演じているんだから 
撃たれて横たわるときズボンの裾から足がちらっと見えちゃってもいいのね
ダサイおじさんで

なんて感想だったけれど
倒れる場面も回を重ねて倒れ方も違って
ズボンの裾からJulieの素足が観えなくなってよかったわ
私には衝撃的な光景だったからずぅっと記憶に残って
ハイソックスにしたらいいのになんて心配もしたけれど 昭和34年そんな靴下なかった?
でもあの時代のバーテンダー、ちょっとオシャレなひとだったのかなぁって
これでようやく、ちらっと覗く白いすねの色な記憶を消すことができて

ちょっとイケてない男子な探偵さんだけど
Julieが演じるんだから、イケてない中に、あくまでもかっこよくてなJulieじゃないと

最後の歌に繋げたい私だから


バーのマスターから探偵さんになるとき
初日には感じられなかったけれど、
緩めたネクタイをちょっぴりだけ きりりとする仕草も加わって
そうそう そうじゃなくちゃ 
前回のときは 鏡に向かって ネクタイきりりとしたり
髪など整える仕草もあったけれど


タバコをぽっけからとりだす瞬間
目を凝らしてみつめたけれど白い指先に負けて銘柄はわからないまま
ネオシーダーだからどうでもいいけど 
愛煙家の父だったのに禁煙派だけれど
私の記憶にあるのは 
「いこい」「しんせい」「ホープ」「みどり」「ハイライト」「ピース」
箱からタバコをちょこっとのぞかせ歯で噛んで取り出す瞬間も絵になる光景
きっとJulieだから?
今まで目にした愛煙家の記憶が頭に残っているから?


ぽっけから黒い手帳を取り出す場面
ナンノちゃんの依頼事項をメモして 話が終わった瞬間だったか

黒い手帳の鉛筆の先についてる紐を鉛筆にくるくる巻く細かな仕草も加わって

野球選手の名前をメモしたページ
めくる仕草も どれどれなんてしたくなるような仕草で
席は遠かったけれど


紫色の煙の向こうにずらっと並んだ洋酒のボトル
飲んだことのある銘柄は ボトルだけでわかって あれもこれも飲みたいなぁって
Barフェアウェルのカウンター席に座った気分でみつめて

ウイスキーのボトルの蓋を締める余韻の白い指先 イキイキして
指先がキレイなのは昔のまんまのJulieだわなんて

マルチニを注文するナンノちゃん
飲み方は う~んとドライに

かしこまりましたって軽く頭をさげるJulieの姿勢がなんともいい感じ

多分、私が神戸の3階席で観たカウンターテーブルと同じだったら
カクテルグラスが置かれるテーブルの上は 真っ赤な色
今回も同じかどうかは確認できるのは遠い街シリーズ高台の席、観られるかなぁ


マルチニをつくるバーテンダーJulie
テーブルの上に、カクテルグラスとミキシンググラスを置き
カクテルグラスとミキシシンググラスにピックで割った氷を入れ
ガラスの中でいい音を響かせる氷の音、お酒の好きなひとにはたまらない響きになって

そして後ろの棚からドライベルモットをとりテーブルに置き
もう一度後ろの棚からドライジンのボトルをとってテーブルに置く

ドライジンをメジャーカップの大の方で3回測りミキシンググラスに注ぐ
そしてグリーンのドライベルモットの蓋を開け ミキシンググラスにほんの一滴
ほんの一滴の仕草が 回を重ねるほどに一滴の後にボトルの口元が弾んで

う~とドライを仕草で語るJulie
そしてステア(かき混ぜる)する音もいい響き、
このときミキシンググラスに左手を添えるけれど役者さんと重なって指先観えずに残念
ストレーナーをかぶせ、カクテルグラスに入れた氷を捨てる

右手にミキシングフラスを持ち
左手にカクテルグラスを逆さにして
カクテルピンにさしたオリーブとレモンピール(果皮はないけど想像で)
を載せた小皿を一緒に持ち

そしてう~んとドライな
マルチニを待っているナンノちゃんのテーブルに移動するJulie


カクテルグラスにカクテルピンにさしたオリーブを入れ
ミキシンググラスのストレーナーは開けないで ステアしたジンとベルモットを注ぐ 

そして
カクテルグラスから離れたとこで レモンピールをぎゅっとしてから
グラスの縁に軽く絞るようにふりかけて

初日とは ずいぶん違った場面になって
初日にはレモンピールぎゅっとする仕草がなかったけれど
途中からレモンピールをぎゅっとする仕草も加わって


Julieが作る瞬間もみつめ
カクテルグラスに注がれる瞬間もみつめ
ナンノちゃんがグラスを口元に 美味しそうに飲む瞬間に
あぁ Julieが作ったマルチニ飲みたい気分になって


ナンノちゃんの依頼事項を聴くとき、
ベストのぽっけから黒い手帳をとりだして 鉛筆でメモし終えたころだったか、
手帳の紐を鉛筆にくるくる巻きつけたり あれこれ小技もくわえられて


ナンノちゃんが嘘をつきJulieのココロをもてあそんで いったりきたりさせて
そのたび、Julieは ナンノちゃんにココロ惹かれている自分に気がつき
ココロにハートマークついたり、消えたり
向こうのテーブルで、こっち方向の表情に ついついJulieの気持ちになって
嘘って言われ、本当だったら鉄兄ぃに悪いってココロの優しいJulie

Julieとナンノちゃんのデュェット
ナンノちゃんの表情が回を重ねるたびにJulieにココロ惹かれていく感じの表情
きっつい表情や可愛い表情、アイドルのような歌い方、
三沢百合子役にピッタリなナンノちゃん
Julieのダンスの足元は Julieならではの弾む気持ちの表現が自然体
最後の後ろ向きのひとっ跳びが可愛い!


ビールとサイダーの かち~ん♪
テレビだとスポンサーの関係?銘柄をわからなく置いたりするけれど
サッポロビール、三ツ矢サイダー ボトルのラベルこっちに観えるように置いて

探偵さんの表情、、少年探偵アキラくんの表情
いろんな思いでみつめて やっぱり じ~ん 
アキラ君は百合子さんからの電話に、すぐ元気をもらえそうだけど
そんな光景にも涙が自然にこぼれて



休憩時間にピンクのジュースの座席通ったら、のど飴くれたので
その場所から段々いくつか降りた席に戻って
幕が上がってからだと紙のカサカサが周辺に響くから幕が上がる前に飴をなめて



2幕目
フランク永井の歌が懐かしいなんて思いながら幕が開いて
ラジオのスイッチひねる探偵さんのあの指先も


♪酒場の夜に♪
歌いながらハイボール作る場面は役者さんの影になって観えないけれど
最後にカウンターテーブルの中で歌い上げるJulieの歌声、まっすぐにみつめて 
DVDの映像は ひきの映像?Julieのアップの映像?
どっちだろうなんて気になっちゃったり 


椅子に座った探偵さん
気になってしかたないこと
おでこに人差し指あてて ココにってしたのは初日だったけ
おでこじゃなく頭のほう指していたっけ、毎回違う?

右耳を触る癖は定番になって

野球賭博の場面
撃たれて倒れるとき 頭を打たないようにとかついつい心配性のひとは思って
倒れ方も あれこれ工夫して あんまり足を高くあげないようになって
ズボンの裾の乱れも大丈夫になってほっと
舞台に近いひとは どんな思いで目の前に横たわるJulieをみつめているのかな
Julieはどんなふうに観えるんだろう、まだ足元しか見えないからあれこれ想像して

起きあがったときの前髪はらりは
前髪の分量でかっこよくみえたりそうでなかったり


最後のマルチニ注文の場面
嘘を暴きながらマルチニつくるから お酒の味もきっと違うのかなぁ
嘘を暴かれたナンノちゃん、もうマルチニ飲みたい気分じゃなくて

う~んとドライなマルチニ
二人の暗く重たい気分の会話の向こうで テーブルの上で きらっと光って

ナンノちゃん
遠い先の時間のマルチニ注文してBarフェアウェルをあとに
自分がココロ惹かれていくひとの嘘を暴くJulie
哀しく切ない気持ち、体で表現、両手をズボンのぽっけに入れて
背中を丸めて 首をすくめて いっぱい哀しくて
そんな横顔のJulieの姿をまっすぐにみつめて 
背中を丸めて テーブルのマルチニを愛おしそうにカウンターテーブルに置く
マルチニがちょっぴりこぼれちゃったのはいつだったかな


最後のセリフも 切なくて

♪雨だれの挽歌♪
後を向いて ちらっと振り向く横顔
背中を向けて歌うシーンは少なくなって 客席方向に向いて
B席より舞台のJulieと距離が近いぶん、更に力強いヴォーカルに圧倒され
切なく哀しい表情に魅了されて

昼の部B席で表情が観えなかった分、よけいにJulieの表情が切なく感じ
どうしてあんなに歌の世界にどっぷり入り込めちゃうんだろう
その同じ世界に一緒に入り込めちゃう自分もいて
涙が止むことがなくて

それなのに 次に幕が開いたJulieはナンノちゃんと向き合ってにこにこ笑顔
私はまだまだ歌の世界の余韻のままなのになぁ
だから 恋人同士みたいな気分の歌のときに 涙ふきふき
舞台の明るい照明が キラキラまぶしくて

カーテンコールのおまけ
Julieの素晴らしい歌にココロの中じゃ足りなくてな じゅりぃ~


ラジオのスイッチひねる探偵さんのあの指先
ラジオから微かに聴こえるお千代さんの歌は この世の花だったかなぁ

客席には、みかんちゃんや石黒賢さんのお姿も


昼の部、夜の部連続で鑑賞してJulieの魅惑の世界へどっぷり
そんな余韻で飲み仲間と乾杯場所へ急いで

ちょっぴりの乾杯などして明日の探偵さんに備えて


3月23日(土)曇り   紀伊國屋サザンシアター  東京9日目-4 昼の部 DVD収録
13:30~ B席

探偵さん初日に追加鑑賞決めた昼の部だからミステリー席
ちょっと早めに出発して東横線で 新しい地下の渋谷駅ホームに降りて、JRの乗り換え出口めざして
案内表示のとうりにてくてく あら地上にでちゃって ハチ公前の桜をみつめ
山手線の改札口まで 7分もてくてくして渋谷経由で新宿へ

チケット引換にはまだ早い時間 早めのランチして 
サザンシアターの向こうに観える新宿御苑の桜を俯瞰目線でみつめて劇場へ

いつかB席真中を一般窓口で買ったらカメラがすぐ後ろで座席変更を促されたこともあったり
でも ココで観たいからってココロの中で、そんなこともあったDVD収録日もあったけれど
ミステリー席、カメラのそばで観れることになって
カメラのすぐ近くは 空席になって前方に移動させられたひともいたのか
最初からカメラの視界を広く確保していたのか不明だけれど
私の周辺の座席の背もたれの貼り紙には 
上演中に立たれると、お客様の顔がカメラにアップで映ります・・・みたいな文字が

わざと映りたいってひとはいないだろうけれど
いつだったかカメラとは縁がない席で鑑賞して数か月後に届いたビデオを観たら
ぼ~っと舞台をみつめる自分の顔が画面に映ってるじゃん!
なんで? どこから映したの?舞台に大きな鏡が登場して客席が映っていたのでした
幸い?なことに、そのお芝居はDVD化されていないから 多くのひとの目にはさらされることなく
舞台上にいる自分の映像はビデオのまま我が家でひっそりJulieとの思い出になって
そんな「お客さまの顔が」・・・・なんて文字にちょっぴり可笑しくて

そんなこんなDVD収録に思い出も 拘り?もあるひとは
B席後方 中央近辺 まっすぐな位置から舞台をみつめることに

4回目だけれど間隔が開いているので 新鮮な思いで幕が開くのを待って
開演前に隣の知らない方と あれこれお話をして開演前のオシャベリも おまけでついて

ピアノの音で幕が開いたら 
あ、舞台には誰もいなかったんだっけ
上手側からサの文字持ったJulie登場 出演者も同時にあっちからこっちから登場
照明が点滅しているから遠い席からの鑑賞、Julieの動作も なんだか凄く動きがあるように感じられ

最初の文字は
昭和の秋 探偵 哀しきチェイサー2 だったか
昭和34年 探偵 雨だれの挽歌 神戸元町 だったか ちっとも覚えられず
きっとその時はJulieに目が吸い寄せられているに決まってるから

♪哀しきチェイサー♪
パチリしたあとは暗転の中、あっちにこっちに気をとられ
フラッシュみたいな照明が点滅している中Julieはどこ?
気がついたときは、赤いちっちゃな点(ランプ)に吸い寄せられるJulieの後ろ姿
暗転の中、タバコに火をつけ煙を燻らすJulie
そこにまぁるい照明があたってイントロだっけ
明るくなって真っ先に目が行く瞬間、Julieの視線の方向 日によって違うこと実感

最初にタバコの煙を燻らす瞬間、勘違いしていた
Barカウンターの中じゃなくて 壁によりかかっての場面
遠いB席、前方のときより聴こうって力がより働くから よく通る声だことって改めて感じたり


政治家にはならんとこなの場面
グラスをぴかぴかに磨きながらママさんと首を傾げて見つめあうJulieがなんとも可愛く感じられ


くわえタバコで歌う場面
S席で ちゃんと口元を鑑賞しているから そんな口元思い描いて
遠くから観える白いちっちゃなほっそりなタバコもイキイキ観えて
こんなことしながら歌うひとみたことないから比較もできないけど やっぱり凄技


そうそうナンノちゃんも 日によって歌うときの視線が違って
今日はビデオ撮りだから 客席前方左右のカメラに向かってだったり
遠く こっちまっすぐだったり
ナンノちゃんに感情移入もしちゃうので ナンノちゃんの目線にうるうるだったり


前回観たとき議員の机の上にちょこんと座る足元も変化していたけれど
机にちょっと腰をかける仕草にかわって
身体の向きも 目線の先も そのときそのとき違って
内容証明付きの封筒を持って こっちに向かって説明していたJulieだったかなぁ


Julieのセリフに 耳が集中してるとき 周辺で飴の包装紙をむくカサカサの音
異常なほどにボリュームマックスで私の耳に
思わず振り向いちゃったけれど音は止むことはなくて
その瞬間Julieのセリフ聴き逃し あぁもったいない!

DVD収録のカメラ 音だってひろってるんだからなんて心配性の私
客席には集音マイクないから大丈夫?なんてことじゃなく

上演中、咳やくしゃみなど自然発生は仕方ないけれど、
のど飴なめるなら幕が開く前にしましょうねってことで
包み紙の音とバックの中ごそごその音もお芝居鑑賞では騒音になるので

視力は鈍い私だけれど、その分聴覚と嗅覚は異常なほどに過敏で困った体質だけど
そんなこんなの私の目に飛び込んだ前方席の風景
1幕だったか2幕だったか忘れちゃったけれど
遅れて入場するひとは仕方ないにしても 舞台に一番近い席で鑑賞していたひと
そばのひと数名の視界も遮りながら 最後列までの階段のぼって 
そして舞台に一番近い席まで階段おりて再びそばのひとの視界を遮って

身体のことガマンしてたら身体に悪いけど 
休憩時間もちゃんとあるお芝居だけど

舞台を収録しているいろんな場所にある6台くらいのカメラに
その光景 前の姿も後ろの姿も どんな映り方しているんだろう
なんてDVD収録の客席の環境だったけれど

多分どっかのカメラにはそのひとの大アップが映って
舞台の役者さんが影になっていなければいいけれど



雨だれの挽歌を歌うJulie
一番大切な最後の場面、エースの4番なJulieだから いっぱい秘策があって
観るたびに あらそんな手もあったのねって

後ろ姿で歌うJulie
振り向いて ちらっと魅せる横顔が切なく

そして
後ろ向きの まぁるい背中に 白い指先 前回と違って
左手は右の肩を抱いて
右手は左の背中のちょっと下あたりに 左手と右手がJulieの背中で交差して
B席後方からも Julieの背中に添えられた白い指先が イキイキ感じられて


迫力満点なヴォーカルを楽しませてくれながら
探偵さんの切なく哀しい背中を見事に表現してくれたJulie

どこまでも
聴かせて
魅せて
泣かせてくれて

そんなJulieに 涙もハナミズもな私だけど
遠い舞台のJulieは? ちっとも表情観えなかったけれど
幕が開いたカーテンコールで 左手の人差し指で涙ぬぐっていたかなぁ

カーテンコールのおまけも

座席周辺の名前も知らないひとと
休憩時間や開演前のオシャベリもおまけでついて
私よりJulie鑑賞だいぶ出遅れた若い女子
ユーチューブの魅惑な危険な香りいっぱいのJulieについつい
魔界の世界ってどんなだろうって こっちの世界を覗きたくなったよう
B席でも鑑賞したり初めての最前列も経験したり
そして遠い街シリーズ探偵さんも
あら 私もよって 今日と同じくらいの距離で反対側ねって

初日のわくわくドキドキな最前列 数回経験したけれど
でもお芝居鑑賞は
最前列が嬉しい!ってこともないのなんてひとは あれこれ
いろんな席で鑑賞できたら いちにんまえよ なんてココロの中で
のど飴 なめるのは開演前よねってしながらの休憩時間だったり
のど飴くれた若い女子 またどこかで会えるかなぁなんて いい気分でサヨナラして

夜の部鑑賞のため 一休みな場所に急いで 



3月19日(火)晴れ   紀伊國屋サザンシアター  東京五日目-3
18:00~20:55 S席

昨日につづきコートのいらない陽気、そんな装いで新宿へ
追加観劇のため当日までミステリーな席、受付でチケット引換、まずは座席を確認
それからロビーの白いお花を眺めていたら 知らないひとにシャッター押してって依頼され
お花と沢田研二の文字入れてパチリしてあげて、じゃぁ私もって好きな白いお花と沢田研二の文字とパチリ
知ってる顔のひと数名とあれこれ みんな今日が2回目ってひとが多かった

探偵さん鑑賞3回目のミステリー席は 二桁だけど初日のつづきみたいな位置での鑑賞
2回目のB席後方からでは感じられないところをじっくり観察できる席

初日に幕が開いた瞬間、暗転の舞台ですぐにJulieをみつけられたのはまっすぐの方向にいたから
3回目、幕の向こうでスタンバイしているJulieも想像しながら幕が上がるのを待った

幕が上がって暗転の中、大きなサの文字を持っているJulieがまっすぐに
観えたり観えなかったり点滅する照明の中、サの文字の大きさは
スーパーオペラ海光の時に小道具で使用した鏡の大きさぐらい
小道具の四角い鏡、コーラス1000人がゆらゆらと動かし
照明が当たるとキラキラ光ってる海のように見える(元)市川猿之助さんの演出だったっけ

サの文字と照明の演出に Julieとの遠い記憶に繋がって

横一列の文字
昭和 探偵 哀しきチェイサー2 秋 神戸元町 の文字や
昭和34年  雨だれの挽歌の文字

記念の1枚パチリしたあとに 文字が裏返しされ
最初の文字の並びと後の並び 3回目で 秋の文字発見するぐらいなので
まだちゃんとチェックできず 次回の確認事項に

♪哀しきチェイサー♪
をまっすぐの位置で歌い終えて暗転の中、探偵さんの帽子をとり、ジャケットを脱ぎ
Barフェアウェルのセットが移動して カウンターの中に移動しスタンバイのJulie
タバコに火をつけ タバコの煙をくゆらせたJulieがまっすぐ前に
ベストの左ぽっけからタバコの箱をとりだし、タバコを取り出す瞬間だったか
おっとっとな瞬間もあったっけ

左手でタバコをすうJulieに
タバコに火をつける瞬間に タバコの煙を燻らす瞬間に タバコの煙をはきだす瞬間に
ヘビースモーカーだった天国にいる父を重ね

まっすぐ前のタバコの煙を燻らすJulieに あれこれ遠い昔の記憶を重ねて
 

マスターとママさんの世間話の中に物語のキーワードが

政治家にはならんとこな

青い青いハートのひとには絶対向かない職業だと痛く思っているひとは
バーのマスターのセリフに Julieを重ねて

私の好きな数字の壁に寄り添ってもらいながら
B席後方で くわえタバコがまっすぐこっちに向いたとき あれは何?
だったけれど

3回目鑑賞では
Julieの唇にくわえられた火がついていないタバコ
いろんな方向 むいて Julieの口元で弾んでた
Julieの歯で抱きしめられたタバコ 嬉しくて それはそれはダンスして

コンサートの水吹きも あっちへこっちへ 宙に水のアーチ描いて
口の中が人間噴水になっちゃうくらいだから

ほんと Julieの口の中は なんでも自由自在に操ることができて 
魔法の扉が唇なの?


その日の気分で 魔法の扉を開けるJulieなのね


くわえタバコで歌うJulieの場面
幼い頃からタバコの煙の中で育った私だけど
周辺タバコがやめられないのってひとも多くいるけれど
紫の煙って曲も大好きだけど
タバコの煙は苦手

数十年前 まだ職場で喫煙が許されている時代
くわえタバコの上司と 仕事であれこれ熱く意見を戦わせたことも
まぁるいカーブのタバコもいたり

タバコが大好きだったひとのおかげで

タバコをくわえながら歌を歌うって Julieの凄い技も しっかり感じ  
ベストのぽっけからちょっぴりつぶれかけたタバコの箱とりだし
タバコを1本とりだす仕草も 
タバコをくわえるJulieの唇も  
ついつい懐かしい思い出と重ねて


Julieの髪型
2回目は遠かったので初日との違い
初日は きっちり左にわけて あの時代はポマードだけど
きっちりなでつけられて  横たわって髪がはらりと乱れる瞬間も
あんまり好きな髪型じゃないから そんなに かっこいいとは思わなかったけれど

3回目、
髪の分け方も 左右きっちりではなく 分け目をつけた髪を後ろに流して
自然な感じがよかったけれど 私の好物のオールバックにはまだ遠いけど
ちょっぴり近づいてくれて ちょっと嬉し

下手側椅子に座った場面
ときどきかぶった帽子をとりながら 反対の手で髪をかきあげる仕草
そうそう 待ってたわ 
Julieの真っ白な指先で 何度も何度もかきあげられた髪
分け目がついた髪が 後方に流れてオールバックのようになって
待ってました!と 手をたたきたくなる瞬間だったのに
そうはさせないJulieだわ
オールバックの髪型を 探偵さんの帽子で隠しちゃって
やっぱりイケズなJulie
でも その瞬間
目に神経注いだからセリフがあったかどうだったか


帽子かぶっていない場面
耳に手をやる癖は定番になったみたい
立っているときも 耳に手がいっていたから 新太郎さんの癖
で 2回つづけて頭に手をやっていた仕草
2回目はちょっぴり
頭の地肌をマッサージな瞬間はなくなって
3回目は 左手でちょっぴり髪を触った程度だった?


腕組みをしながらの場面
テレビで観た腕組みや新聞で見たJulieの腕組み
ななめ向こうに座っているJulie こっち方向に視線だったから
佐賀新聞のコメントつき腕組みみたいだったかなぁ

ピンクのサングラスが好き
テレビで観た腕組み
 
朝日新聞の腕組み

レジメンタルストライプのネクタイ 新聞によって違うこと発見
まだネクタイの柄が観える席に座っていないから次回の確認事項にしよう


おでこのところ指差して
いろんなこと暴かないと気が済まない性分な探偵さん

雨降る中
外を走ってあれこれ暴いて Barフェアウエルに帰ってきた場面
濡れた帽子を脱いで帽子掛けにかけ
濡れたコートをコート掛けにかけ

帽子のつばにたまった雨粒をはらう 指先
コートについた雨粒をはらう 指先

初日に二日目に
そんな仕草 あったかどうか

3回目だから
Julieの指先に目が吸い寄せられた?
回を重ねて あれこれ Julieが思いついた仕草?

Julieの真っ白い指先が 痛いほど好きなひとは
3回目の鑑賞で ようやく文字にできて


タバコの場面は
禁煙派だけどJulieの仕草をかっこいいわなんて感じて

お酒の場面は
スィーツ派にもなるけれど愛飲派だから いろんな思いでみつめて

カウンターテーブルの後ろに並んだボトルも
カウンターテーブルに並ぶものすべて

琥珀色のお酒が注がれるオールドフッショングラス、ハイボールグラス、カクテルグラス
ジュースが注がれるグラスも 

オールドフッショングラスにウィスキーを注ぎ
グラスを傾け飲む仕草のJulie 今回はちょっぴりで
グラスの中の琥珀色がゆらゆら思案したり弾んだりする場面がないのが残念

グラスに琥珀色を注いだあと お酒のボトルの口元を上げる瞬間も
ボトルのキャップを締める最後の瞬間な指先もJulieだわ

バーテンダーの指先
カウンターテーブルで目の前に グラスをどうぞってするときの指先や
細やかな動きもお酒の味にプラスされるとさらに美味しくなって


青い青いハートの鉄兄ぃと グラスを傾け 乾杯♪の音

しょぼんな少年探偵とビールとサイダーのボトルで
何事も続けることが大切さって 乾杯♪の音

二つの場面
客席のこっちで カウンター席に座ってる気持ちなので
乾杯♪ってココロの中で

乾杯は
嬉しいときも 切ないときも 哀しいときもだから



マルチニ(マティーニ)
ドライなほど粋らしいって学習して
とびっきりドライだとジン6にベルモット1の割合も学習し
ドライベルモットのボトルの口元をなめ そしてドライジンを飲むなんて飲み方もある
こだわりがう~とあるマティーニだから


ナンノちゃんの所望する う~んとドライなマルチニ

Julieが作ったのはベルモット一滴にあとはジン
そんな一滴の場面

二日目は遠くからだったので
3回目は初日と同じまっすぐな方向から

カウンターテーブルに最初に並んだのが
グリーンのボトルのドライ・ベルモット(銘柄は未確認)
そしてドライ・ジン(銘柄は未確認)

お芝居用の氷
ピックで割る仕草のときの音はどうだったか?
割った氷をカクテルグラスに入れるときの音もいい響き

名前がわからないけれどメジャーカップの大の方にドライジンを3回?


ミキシンググラスに割合6?のドライジンを入れ
そしてほんの一滴のドライベルモットを

1滴の仕草
初日に1滴っていうセリフだったので どんな1滴って目をこらしたら
ドライベルモットのグリーンのボトルの口元が弾んで こんな1滴さって教えてくれて

最後に氷を入れステア(かき混ぜる)してストレーナーをかぶせ
カクテルグラスに入れた氷を捨てる

冷えたカクテルグラスを逆さにしてそれにレモンピールを入れた小皿を一緒に持って
もう片方の手でミキシンググラスを持って

ナンノちゃんが座っているテーブルに移動する新太郎さん

テーブルの上に
カクテルグラスを置きミキシンググラスのストレーナーは開けないで
ステアしたジンとベルモットを注ぐ 
そしてグラスの縁にレモンピールをふりかけて
カクテルピンにさしたオリーブを添えて

横向きのまぁるいカーブだけど レモンピールをふりかける指先はイキイキ
初日とはちょっぴり違った指先だったかなぁ

初日にオリーブは?なんて未確認だったけれど
ナンノちゃんがカクテルピンにささったオリーブを持ち上げて あぁ 入っていたのねって

Julieが作る瞬間もみつめ
カクテルグラスに注がれる瞬間もみつめ
ナンノちゃんがグラスを口元に 美味しそうに飲む瞬間に

 
客席のこっちで Barフェアウェルのカウンター席に座ってる気持ちなので
Julieの作ったマルチニ 美味しいって気分になって


好きな場面って初日に思ったけれど
3回目のミステリー席は 初日に同じくなまっすぐな場所で 再確認できて 嬉し

失敗続きでへこむ少年探偵とJulieの乾杯は
ビールとサイダーのボトルで
何事も続けることが大切さってJulieのセリフに
少年探偵のちょっと切ない表情の ちょっと切ない乾杯♪の音

Barフェアウェルの壁にもたれかかったふたり
遠くB席のときハンカチ大活躍だったけれど
程よい距離のまっすぐなふたり 滲まないようにふんばってみつめ


私がパイプ椅子に毛布にくるまって途方にくれていたとき
ちょっと離れたところで夜空の星を見上げて キレイ!って 
トークショーのJulie語ってくれたっけ、
そばに少年探偵もいたんだものね女子になって

そんな光景も一緒に思い描きながら
ぼ~っと遠くをみつめるふたりを みつめて
Julieと少年探偵のいい場面でした


少年探偵に
名探偵コナンな少年って呼びたくなる男子を重ね
昨年、遠い街であれこれな職業のひとたちが集った席に
仲間にまぜてもらってJulieの余韻で乾杯したとき
コナンくんって呼びたくなるワカモノ男子
お酒があんまり美味しかったから
乾杯の1回目の締めに ふぅ~ってダウンして
はしごの乾杯には元気になったそんなコナンくんの姿も重ねて


なにかでへこんだときは きっと思い出すJulieと木戸アキラ少年のふたりの場面
木戸アキラって少年探偵に 私の思いをあれこれいっぱい重ねたそんな場面


グラスは かち~んて重ねないけれど
新太郎さんと中川警部補のお酒の場面
探偵さんと刑事の奇妙な間柄は美味しいお酒で繋がって
もうじき定年まじかの刑事さん、高級なお酒もままならず 
そんな刑事さんの前に琥珀色したオールドファッショングラスを置き
琥珀色の美味しいお酒を飲んで美味しいって表情 日々違う?
美味しくってもう1杯
グラスにボトルから琥珀色を注ぐJulieの指先もイキイキ
Julieに注いでもらってる刑事さん もっともっとの仕草
好みの量を注いでもらって嬉しい表情の刑事さん
そんな元同僚の表情に、マスターJulieも笑顔で返し
そんなふたりのやりとりも 日々違って
凄く美味しい表情の刑事さんの仕草も日々違って


どの場面だったかに
刑事さん 鳥になった少年のように翼ひらひらさせて

遠い街で川原を散歩してるとき白い大きな鳥が低空飛行で横切って
その数時間後にステージで鳥の翼のようなひらひらな指先だったり
そんなJulieの翼のような指先も 思い出した元同僚の刑事さんのひらひらな指先



新太郎さんの役柄設定
毎回毎回こりもせず きっつい性格で嘘をつく女子に だんだんとココロ惹かれて
人を好きになる瞬間は
そのひとの持って生まれた性格より ほんの些細ないいところを見つけた瞬間

表面上ではない そのひとのココロの奥をちょっぴり読めたなら 
あら こういう部分もあったのねって

優しさから生まれる嘘もあるってこと いっぱいあるものね



お札の場面
札束を封のまま一枚一枚じっとみつめ確認するJulieの指先

帯封を切った瞬間
紙幣が飛び散っちゃった二日目の中川警部補
紙幣をかき集める後ろ姿も じぃっとみつめたけれど
3回目の鑑賞 封を丁寧に切って 紙幣を胸ぽっけに納め

紙幣を数える滝本さんの指先はテーブルの下で

ハプニングのあとの鑑賞は ちょっと違った目線でみつめて


Julieのズボンの右ぽっけ
初日に カウンターの向こうで 立ったまま
右ぽっけから小っちゃく折りたたん少年探偵が書いたチラシをとりだしたJulie
チラシを出した時にぽっけの裏生地が飛び出して
座ったままだから なかなかぽっけにおさまらないチラシ
二日目は遠いB席壁に寄り添ってだから 
3回目にしっかりみつめて
Julieの右ぽっけにしまうときは立ったまま チラシも縦に細く折りたたんで
ぱっけに収納しやすいし 遠くからもあそこにチラシってわかるように
改善されたチラシとぽっけの瞬間もあって
今回はこのチラシの役割も大きくて


なんだか1月のJulieのコンサート名古屋でのズボンの右ぽっけ
客席から後ろ後ろなんてついつい声だしちゃったけれど
あのときは 小さく折りたたんだメモ
私たちには 嬉しいこといっぱいの文字書いてあった大切なメモだから
私たちに話したいこといっぱいで自分でしまったメモなのに
忘却なおじいちゃんにメモはそこにしまったでしょって
後ろって声でお知らせしたけれど

探偵さん、未熟もんな少年探偵が作ったチラシで依頼のお仕事きたんだから
物語のきっかけの大切なチラシ
ゆり子さんと出逢うきっかけのチラシ

お芝居のあっちこっちに Julieとの思い出が蘇って


♪酒場の夜に♪
を歌う場面
動作だけで歌うから ハイボールつくるBGMみたいなんて感想だったけれど

歌いながら
ハイボールグラスに氷を入れウィスィーを そしてソーダを注ぎ
Julieの好み加減なステアして

テーブル席にいるナンノちゃんのところにハイボールを運ぶ
そして どうぞってして フロアーを移動しながら
歌って

カウンターに戻って
最後はこっち方向向いて歌っていたのね

初日も 二日目も気がつかなかった?
3回目で初めで?

3回目のまっすぐな位置で
あらハイボールのBGMっていうより

ナンノちゃんがハイボール飲みたいって始まって
ナンノちゃんの低い声もいいわなんて感じながら
ハイボール飲みたいって気分になれて

初日、二日目Julieの表情が感じられなくて
もったいないなぁ この曲に思い入れがあるから そう感じるの?
なんて感想だったけど

Julieの表情みつめて聴く 締めの部分な歌声に
そんな夜もある~って気分になれて
3回目で好きな曲の感想がよい方向にかわってよかった!


Julieとナンノちゃんの歌とダンスの場面
Julieとナンノちゃん ふたりは年齢重ねてもアイドルなのよね
ナンノちゃんのJulieをみつめて歌う表情に歌声に
嘘でもいいから恋人どうしみたいな気分になれて

ナンノちゃんより更に更に年輪重ねているJulieとは
コンサートのとき ステージと客席で 
Julieの手の仕草も 歌詞も♪恋人どうしみたいさ~ 
そんなJulieに
気持ちだけは そうさせてもらってるわってココロの中でしているから

そんな気分でJulieとナンノちゃんみつめ
Julieの足元みつめ 

初日、二日目
もう少し じゃんぷな気分でなんてJulieの足元に思ったけれど
回を重ねたJulie3回目の鑑賞で
あら今日は高いめに 多めに 跳びました!なJulieの気分だったかなぁ
あの横跳びじゃんぷ 技がいるのよね
前回のお嬢さんのときに 白いスーツで横跳びジャンプしたとき
思わず座ってる身体が ちょっぴり宙に浮いた嬉しい瞬間だったから
今回 それを場面に入れてくれて毎回観れるから 嬉し
高い目になら更に 嬉し

ダンス終えて下手側のテーブル近くで
後ろ姿の右足が 僕可愛い?なんて客席に問いかけているのは
定番になったのね

Julieは愁いを含んだ後ろ姿で 女心をくすぐる性質だから
後ろ姿の足元だって見逃せないひともいて


足元の可愛さな場面
ダンディーでワルな議員の部屋で 机の上にちょこんと腰掛けて座るとき
初日、二日目 両足を開いて足元は閉じ加減で
なんだか おじさんっていうより 赤ちゃんみたいな可愛さの足元で
視線はななめに向いて

3回目は
座り方がもう少し浅く腰掛けて 足元は不揃いで
視線は客席まっすぐに向いてるから まっすぐみつめ
内容証明で送った封筒 切手も消印も 二桁席だけど ばっちり見えて

ダンディーでワルな役の山崎さんと挨拶をかわすとき
握手には 帽子で挨拶
Julieの帽子 いつもセリフがあるように 動きで語って
そういう帽子の仕草 Julieはお手の物だから
握手しようと差し出したダンディーな議員の手 カッコ悪さを物語って
まぁるいカーブなJulieの帽子の扱いがイキイキする場面

見た目じゃないのよ人間は
ココロがキレイなひとは 仕草だってカッコよく見えてくるのかなぁ
そんな仕草 自然にでてくるようでなくちゃだけど


議員の部屋の鏡に映るJulieも素敵
あの場面 Julieがふたり
鏡のまっすぐ方向で観たら どう観えるのかも次回の確認事項



神戸元町にあるBarフェアウェルのドアを開けて
カウンター席に座って
Julieの作ったう~んとドライなマルチニ飲んで

あれこれあった日だから
お店を貸切にして みんなで飲もうよって言ってくれるBarのマスターJulieだから

だからハイボール飲みたい気分にもなって
♪そんな夜もある~って歌ってくれるマスター

最後には
マスターがとびっきりいい声で歌ってくれて


♪雨だれの挽歌♪
初日と二日目も歌い方が変化して
セットもない舞台の真中で あるのはJulieを照らす照明だけ

遠いB席のすみっこからも
Julieの歌声だけじゃなく 指先の表情も 身体全体の仕草も
いっぱい感じとれて

3回目の鑑賞はさらに変化をとげて
セットも何もない舞台にJulieだけの場面
やっぱりエースの4番なJulieに任せられた場面だったよう


人間60年のジュリー祭り
京セラでは 自分の肩を愛おしそうに強く強く抱きしめるJulieがすぐそこにいて
東京ドームでは 反対側遠く真横からそんな光景


そしてそれから数年たって


3回目の鑑賞で
自分の肩を強く強く愛おしそうに抱きしめるJulieがいて
Julieの後姿にあれこれ想いを馳せるひとには
たいへん 嬉しい 嬉しい 後ろ姿のJulie

ちょっとネコ背の 背中を もっとまぁるくして
切ない切ない そんな背中から聴こえてくる歌声は
迫力満点のJulieの歌声

沢田研二にしか歌えない
沢田研二の雨だれの挽歌

そんな逸品の雨だれの挽歌を聴かせてもらって 凄い贅沢な瞬間味わって

Julieの歌声に
Julieのまぁるい背中に
Julieの背中に重なった真っ白な指先に

あの場面 この場面が思い出されて 
舞台真中にいるJulieに いろんなJulieを積み重ねて
そして2幕目の幕が下りる


カーテンコールの横一列に並んだ役者さんたちの表情に 仕草に
今日の探偵さん楽しかった!な客席の手拍子

舞台にいるひとと 客席のみんなが 楽しかった!って瞬間で最後の幕がおりる


Julieのために作られたお芝居
Julieの思いもいっぱいつまったマキノさんの本と演出
Julieの演出もいっぱい積み重なって
初日は こんなストーリーってお披露目して

二日目に あれこれして
3公演目 4公演目 回を重ねて お芝居はどんどんふくらみをまして
千穐楽だけ観たいひと 1回だけ観たいひと
それぞれの鑑賞でいいけれど

その日その日、エースの4番なJulieに任された場面は 日々 進化を遂げ
 

お芝居は 客席の瞳もココロもプラスされて
さらに完成度が増すのかなぁって
そんな3回目の感想

3.20

3月15日(金)晴れ   紀伊國屋サザンシアター  東京二日目-2
13:30~ B席

日付が変わって初日の翌日に帰宅したのに 数時間眠ってふたたび新宿へ
湘南新宿ラインが便利だけれど以外にトラブル発生なことが多いので、渋谷経由で
東横線が東京メトロ副都心線と繋がる前日、今夜工事を完了するため今夜のお帰りは早めのお帰りを
女子の声で車内アナウンスがあり、渋谷駅ついたらバリバりのてっちゃんやらにわかてっちゃんで
ホームも改札口もひとがあふれて、とりあえず記念の1枚パチリして
遠い街の乾杯仲間と早めのランチして劇場へ

お芝居の内容を知る前に
先月追加申し込みしたので、受付でチケットを引換て座る席を確認
あら 遠い街の距離間を予習できる席ってことでB席を選んだけれど
好きな数字だったらもっとよかったのになんて思い、入場
席番をさがして あら好きな数字は壁だったのねってコート脱いで、
昨日よりお花の周辺は混雑していなかったのでパチリなどして

1回観ただけじゃ 記憶が曖昧で 連続して鑑賞するから いろんなところにも目が向けられて
幕が開いた最初の横一列に並んだ文字 パチリする瞬間は サが真中だったこと気がついて
好きな数字の壁に寄り添った遠い席からの鑑賞だから舞台全体に目が向けられて

遠い席の鑑賞は数えきれないほど積み重ねているので
観たいと思う力が自然に働くようになって

あの細いタバコもB席からも感じ取れたけれど
くわえタバコで歌っているときはいろんな方向に
くわえタバコで椅子に浅く腰掛け
思案する場面だったか その時はタバコの向きが視線のまっすぐ先
前日にその場面を観ているので あぁあれはタバコってわかるけれど
後方の席からは Julieの閉じた口元にあるちっちゃい○
あれはなんだろうな不思議なくわえタバコの光景


初日に 椅子に座って誰かの話を聴くとき 頭を指での仕草
二日目も同じことしていたからあれは定番の演技?
指先で頭の地肌をマッサージ 

探偵さん 頭の回転がよくなるように マッサージして血行をよくしているのね


ダンディーな山崎さん 
初日の緊張もほぐれた二日目、歌が終わって拍手したら 不満げで 「もっと拍手を」って
それまで Julieしちゃうの? 政治家のワンマンショーだものね
再びの拍手したら 満足げに「サンキュー」って
山崎さん JulieのLIVEも鑑賞しているから ついついJulieしたくなっちゃう?
これが定番になるのかな
帽子投げ 二日目も同じで定番


♪酒場の夜に♪を歌う場面
ハイボール作りながら 作ったハイボールをカウンターから移動して下手側のテーブルに運び
ゆり子さんにどうぞってして ふたたびカウンターに戻る
動作だけで歌うから ハイボールつくるBGMみたいになって 
Julieの表情が感じられなくて もったいないなぁ この曲に思い入れがあるから そう感じるの?
次回観たらまた感想も違うかな


二日目のハプニングは
中川警部補が 二つの札束 一つの束の封を切るときに お札が元気よく弾けちゃって
床にバラバラと落ちて さぁ どうするのかなぁって 
客席を背にして しゃがんで 
床に広がった100枚の紙幣を全部拾い集めてテーブルの上に
上手方向でその光景を ずっと無言でみつめる新太郎さん他役者さんたちの表情が面白かった
で きちんと並んでいないテーブルの紙幣
新太郎さんが 滝本さんに みんなの分わけてって
滝本さんもお札をきちんとそろえるのに 時間がかかって
お金が登場する場面 手先の動きも注目されちゃうね
Julieの指先のように イキイキしたら面白いかも
回を重ねたら進化してゆくのかな

初日だったか 二日目だったか
新太郎さんがズボンのぽっけからチラシを取り出す瞬間
座っているときだった?ポッケに余裕なくて 裏生地がはみ出して
ポッケに戻す瞬間も ちょっぴり入れにくそうだったり
っていうより 前回のときの衣装 ちっちゃくなった? 
そういう細かな場面 回を重ねるごとに 変化するのかな

今回は見た目のカッコ良さはダンディーな山崎さんに持っていかれちゃってるから
見た目で売っていない新太郎さんな役柄だけど 

新太郎さんがゆり子さんに心惹かれていく様子 感情を抑えた演技な新太郎さん

♪雨だれの挽歌♪
歌いだしたら 言葉で表現する以上に気持ちが伝わって
初日とは また違った歌い終わり

セットもない舞台の真中で あるのはJulieを照らす照明だけ
そぼ降る雨にぬれながらの光景を想像させてくれ
ジャケットの襟を立て 首をすくめ 背中を丸くし 語るように歌うJulie

Julieの歌は声だけじゃなく
顔の表情も 指先の表情も 身体全体の仕草も 全部まるごと含めてで表現するから

だから大きなセットも必要なくて シンプルなまぁるい光だけ
それだけで 物語を表現するJulie
歌ってるJulieの向こうに風景が見えてくるから不思議
遠いB席でそう感じさせてくれるJulieの歌いっぷり 
Julieの歌声に あの場面 この場面が思い出されて そして幕が下りる

 

初日には感情がめいっぱいで涙声 涙溢れた歌いっぷりに圧巻!って感じたけれど
二日目、初日よりも感情を抑え気味にして 魅せるほうに力を注いだ歌いっぷり
初日の少し目線を上にした終わり方もよかったけれど
二日目の方がさらに感動

感情を前面にだすより
抑え気味の方が 観ているほうには より伝わるのかなぁって

カーテンコールの曲
幕が上がったら あの哀しげに切なげに歌ったJulieとは違って笑顔のJulieが
可愛い仕草しながら歌って
身体が弾んじゃう曲、初日は弾むココロをぐっとこらえたけれど
二日目、後方席で ついつい頭が弾んでいたかも あと何度か回を重ねたら歌詞も覚えられるかな

探偵さんの助手
尾行にしっぱいしたり パチリもまだまだ未熟で へこむ少年探偵に
くさるな 続けることが大切とかいうセリフに じ~んとして
新太郎さんていうより Julieの今までの自分への思いなのかなぁって
サイダーじゃなく ビールで乾杯する探偵さんと探偵助手
好きな場面

新太郎さんみたいな上司だったら部下も成長するよね


昨年 ピーの背中をみつめながら舞台のJulieを鑑賞したみたいに
舞台のJulieを見つめる視線の途中にマキノさんの背中
1幕、2幕 全部マキノさんの背中越しのJulieでした

そんな座席環境で鑑賞したので 演じるJulieの思いも
Julie演じるお芝居をつくったひとの思いも 同時に感じられて
ちょっと贅沢なJulie鑑賞になって

そんな思いで鑑賞していたのに
座席周辺で 携帯電話の灯りがいくつも光ったり
携帯電話の着信音 バイブの音がして ちょっと哀しかった
お芝居鑑賞 もっとココロを成長させて
同じ空間で舞台と客席みんなの気持ちがひとつになったら最高なのにね


今回のストーリー わかりやすい展開で どんなひとにも楽しんでもらえそう
迫力あるJulieの歌声に圧倒された二日目

翌16日は昼夜、17日昼 あれから回を回を重ねてあれこれ進化したのかな


3日前、急遽観劇追加して明日は新鮮な気持ちで観劇してこよう
                   
3.18


3月14日(木)曇り   紀伊國屋サザンシアター  東京初日-1
18:00~   S席

前日まではぽかぽか陽気だったのに 気温も低く 寒さ対策な服装に春のコートを着て。
待ち合わせたともたちは寒さ対策なコートで、軽く食事をして1年ぶりの会場へ

見慣れたひとにチケットの半券切ってもらって真っ先に客席へ
自分の席を確認し、コート脱いでロビーへ

CDやDVDが並んでるところで真っ先にDVD販売のチラシみつけ

自分が観劇予定の日にDVD収録日
じゃあ昼の部も、私のずぅっと前からのパターンで
初日を観る前に何回目の追加鑑賞だろうになって

チケット追加申し込みして
再びチケットみせて入場し


ロビーでJulieに届いたお祝いのお花を
パチリするひといっぱい


加藤治子さんからの白いバラや
カラーなどパチリして、早めに着席


澤會さんから届いた第一希望のS席、程よい距離のセンターブロックからの鑑賞
マキノさんのインタビュー記事と朝日新聞の記事で時代背景とちょっぴりの内容がわかった上で

探偵 哀しきチェイサー2
サブタイトルは「雨だれの挽歌」初日の幕が開くのを待った


ほどなく、ピアノの軽快なメロディーで幕が上がり
久保祐子さんは前回の探偵のときと同じ下手側に

暗闇の舞台には出演者全員いて
役柄の服装で 舞台上はカメラのフラッシュみたいな照明が点滅し

Julieはどこかなぁって あら まっすぐにいたんだったかなぁ
Julieは探偵さんの格好ペンシルストライプのスーツに帽子、
大きなカタカナのサっていう文字を持って
ちょうどサの文字の真ん前で あら嬉しいなんて 

それから 横一列に並んだ文字を裏に反して
昭和34年 探偵 哀しきチェイサー2神戸元町って文字にかわったところで
新太郎さんを真中に登場人物が整列して記念写真におさまって

横一列に並んだ文字
Julieのために書き上げられた オリジナルなお芝居
これから どんな出来事がおきるのかなぁって
サの文字 まっすぐみつめ  ドキドキ ワクワクした瞬間


昭和34年ってどんな年?
自分の50年以上も前のセピア色した日常の記録
パチリするのが好きだった天国にいる父の写真で綴ったDiary
昭和33年、
戦争の名残の防空壕が私の遊び場所だったり
その防空壕がある裏山に近い庭で赤い足袋に下駄、
そして父が横須賀で買ってくれたちっちゃなスカジャンを着ている
前髪まっすぐに切りそろえたワカメちゃんカットの自分
そんな翌年の昭和34年
小学1年生の遠足は鎌倉八幡宮、そこからもの凄~く遠い街での出来事


そして舞台は
♪哀しきチェイサー♪のイントロ 
新太郎さんの立ち位置はまっすぐ前だったかなぁ

歌っているJulieの後ろ
舞台は見慣れたBarフェアウェルのセットにかわって

バーカウンターも ステンドグラスのドアも変わらないけれど 
真正面の棚に並んでるお酒は洋酒
壁に貼ってあるポスターのトリスの文字に時代を感じ
テレビが我が家に来たころに流れていたトリスウィスキーのCM
トリスのおじさんなどが思い浮かんで


暗転のうちに 移動してバーカウンターにスタンバイするJulie
タバコをくゆらす新太郎さん
そしてママさんもいて

政治家だけにはなりたくないと新太郎さん


元町のBar フェアウェルに流れるBGMは
ラジオから微かに聴こえる聞覚えのある懐かしい歌声
昭和の曲、三橋美智也さんや 小林旭さん 


そして常連のお客さん 
心が青い青いハートな鉄兄ぃもいて、職業は土建屋さん
理想は美智子さまのような人らしい
ビジネスガール(BG、今でいうOL)になった妹の直ちゃん登場
直ちゃんのこと好きな吾郎ちゃんもいて


「天国を見た男」以来数年ぶりのナンノちゃん登場
鉄兄ぃのことは好きなタイプじゃないみたい
マルチニ(マティーニ)を注文 う~んとドライがお好み

新太郎さん 
う~んとドライなマティーニをつくり始める

カウンターテーブルに
ドライ・ジン(銘柄は未確認)と
ドライ・ベルモット(銘柄は未確認)のボトルを用意

カクテルグラスにピックで割った氷を入れる
ミキシンググラスにドライジンとドライベルモットを入れ
最後に氷を入れステア(かき混ぜる)してストレーナーをかぶせる
カクテルグラスに入れた氷を捨てる

冷えたカクテルグラスとミキシンググラス それにレモンピールを入れた小皿を持って
ナンノちゃんが座っているテーブルに移動する新太郎さん


こだわりの強いマティーニ
ドライなほど粋らしい
とびっきりドライだとジン6にベルモット1の割合にするそう
もっと こだわりある飲み方もあるみたい
お酒は やっぱり奥が深い


新太郎さんが作ったマルチニ
ナンノちゃんの好みのう~んとドライなやつ
ベルモット1滴に あとはジン

テーブルの上に
カクテルグラスを置きミキシンググラスのストレーナーを開け
ステアしたジンとベルモットを注ぐ 
そしてグラスの縁にレモンピールをふりかける
新太郎さんの白い指先がイキイキする瞬間  横向きのまぁるいカーブもおまけでついて


オリーブをグラスに入れたり 
カクテルピンにオリーブを指してグラスにさしわたしたり いろんな飲み方も
新太郎さんが作ったマルチニ オリーブは? 次回の確認事項


新太郎さん ゆり子さんに どうぞってするの忘れちゃって
カウンターへ戻ろうと
途中で 気がつき テーブルへ戻って ゆり子さんの前にグラスを差し出す
そんなときの右手の小指が意思表示してJulieがちょっぴりのぞいて可愛い

アキラ少年
服装は格子柄のウールのサロペットに スカジャンみたいなジャンパー
髪型はリーゼント?

で、新太郎さんがズボンの後ろ右ポッケから
小さく折りたたんだビラを取り出す
花山新太郎探偵事務所 助手 少年探偵 木戸アキラって書いてあるビラ


アキラ少年が飲むのはサイダー
ママさんに内緒で ビールも飲ませてもらったり


前回、常連さんだった滝本さん
一見さんで登場
ジョニーウォーカーの黒(ジョニクロ)を注文
オサイフを忘れたと嘘をつき新太郎さんにお金を借りる男の役

マルチニを飲んでいたゆり子さんの気転で寸借詐欺をする男と判明
滝本さんに騙されていると知っても そのままに
優しいココロの新太郎さん


 
騙される人間は嫌い、騙す人間になりたいと
自分の身の上を語り 関西弁で気の強い女性を演じるナンノちゃん
街で見たビラを持って調査依頼にやってきた

Barのマスターから探偵さんにへんしんする新太郎さん
ペンシルストライプの襟つきベストの内ぽっけから黒い手帳を取り出し
鉛筆でメモを取りながら 依頼項を聴く


ナンノちゃん
三宮のバーで働くホステス 三沢ゆり子役



新太郎さん
テーブルのグラスとボトルをかたずけるときに 
グラスが手から離れちゃって ジュース?がこぼれて

あ! どうするのかなぁって思った瞬間

前回の手帳がポッケになかったときのように
Julieの口から 瞬時にでた言葉は ママ ごめん・・・だったかなぁ 
舞台をいっぱい重ねてるから あわてることもなく 自然にバーテンとママさんの会話にして


ゆり子さん
新太郎さんに身の上を語り、再婚相手のヨネクラの身上調査を依頼


ゆり子さんの依頼事項
助手の少年探偵に任せる新太郎さん


優しい人は辛いことが多いからと
気の優しい新太郎さんを哀れむゆり子さん



前回はバーボンのボトルをラッパのみし
酔いつぶれながら歌う姿が圧巻だったけれど どんなことをしながらでも歌えるJulie


くわえタバコの場面 暗く重い雰囲気の曲
上手側テーブルの椅子に座ってベストのポケットからタバコを取り出し(銘柄は不明)
火をつけないタバコをくわえたまま歌いだした新太郎さん
くわえタバコのまま ちゃんと歌詞は聴き取れたのが凄い
タバコをぎゅっと歯で噛んでいるようなJulieの唇
歌いながらもタバコがぶれずに歌詞が力強く聴こえた

くわえタバコで歌う場面は今までもあったけれど 

それがマキノさんの演出?
エースの4番なジュリーに この場面は好きにやってと任されたの?
タバコくわえながら歌ったほうがより事の深刻さが伝わるのかなって

歌いながら演じる 演じながら歌うのは お手の物なJulieだから
そんなことどっちでもいいじゃんだけど

Julieに任せられた場面なら日々変化するだろうなぁって
わざわざ難儀なことに挑戦するJulie、チャレンジャーJulieまだまだ健在

くわえタバコで歌うのは前回のおさらいだけど歌うのは新しい曲だから
この場面は 家でひとり練習もしたのかなぁ 
あ、声量ありすぎて家族からうるさいって言われちゃうから
稽古場での練習積み重ねた?




Barフェアウェルで
野球のボール 温めたり凍らしたりなどと 何やら企む鉄兄ぃ


少年探偵
ゆり子さんの婚約相手ヨネクラの尾行調査報告
新太郎さん アキラ少年に 調査のごほうびはビールじゃなくサイダー


県警の中川警部補
前回のトレンチコートではなくスタンダードなコートとハンチングで登場
うっすらお髭だったかなぁ
警察学校で同期だった新太郎さんに弱みを握られているので
ちょこちょこ新太郎さんの調査に裏でこっそり協力

ヨネクラの調査を頼んだ新太郎さん
お礼は普段あまり飲めないお酒
美味しそうに飲む中川警部補  
まっすぐの位置だったので 私にもそのお酒を! なんて言いたい気分

あまりにもオオモノが絡んでいるので調査をやめるようにと
お酒があんまり美味しかったので おかわりをする中川警部補


国会議員の秘書雨宮登場

滝本さん
嘘をついていたとお詫びに登場

少年探偵
尾行もばれ パチリもぴんぼけ まだまだ助手になれそうもなく


ヨネクラとの再婚をあきらめるようにゆり子さんに告げる新太郎さん
お金がなくても 新太郎さんがいいって嘘をつくゆり子さん
ちょっぴり嬉しそうになったりする新太郎さん
嘘と言われ
ちょっと しょっく!みたいな苦笑い ココロはしょぼんだったのかなぁ


きつい性格の役柄設定なゆりこ役
可愛いアイドル時代にテレビドラマで凄味の効いたセリフを言っていたっけ
タバコを吸う後ろ姿の背中に、そんなアイドル時代のナンノちゃんを重ね

Julieとナンノちゃんの歌の場面
軽快なメロディーの曲で新太郎さんと楽しそうにダンスなどしながら歌う声に
あぁやっぱり可愛いアイドル時代のナンノちゃん

Julieの横跳びジャンプ
お嬢さんのときのジャンプよりも ちょっぴり控えめな足元が可愛い もう少しじゃんぷな気分でね
腰の捻り もう少しぎゅっと 捻りを効かせてね
下手側のテーブル近くで 後ろ姿の右足が 僕可愛い?なんて客席に問いかけていたっけ
ココロの中で うんって頷いていたひとも

嘘でも恋人同士みたいな新太郎さんとゆり子さん
いい雰囲気だったのに

中川警部補登場で 様子がかわって

ゆり子さんが誰かに襲われ 
新太郎さんと助手の少年探偵が ゆり子さんの元へ急ぐ 

1幕終了



2幕
Barフェアウェル
フランク永井さんの歌がラジオから微かにながれて

Barフェアウェルに常連客がいる場面


ヨネクラが殺されたことで
真実を知りたい新太郎さん 調査に忙しく



中川警部補 登場
新太郎さんがつきとめた大物代議士の事実を
暴かれては困る中川警部補
青い青いまっすぐなココロの鉄兄ぃ


復習したいゆり子さんに 騙されたお金だけをとりかえすことを提案

新太郎さんの頭の中  あれこれ秘策があるらしい

マスター
お店貸切にして 今夜は飲もう!って

そんなときのゆり子さんは ハイボール
鉄兄ぃはウィスキー
吾郎ちゃんも 直ちゃんもウィスキー
少年探偵 僕もって
子供はビールにしときってママさん あれ サイダーじゃないの?
少年探偵 ビール飲んでた
ママさん 少年探偵におまけしたのかな

新太郎さんが ハイボールつくるときに 
聴き慣れたピアノのイントロ

♪酒場の夜に♪を歌いながら 指先も忙しく動いて
歌いながら ゆり子さんのテーブルにハイボールを置く
そして歌いながら カウンターに戻り グラスにウィスキーを注ぐ

好きな曲が再び聴けて
でもこの曲は新太郎さんがお酒をつくるBGMみたいで 新太郎さんの視線は客席には向かず残念

 
ナンノちゃん
♪酒場の夜に♪を歌うときの低い声にも 
新太郎さんと楽しそうにダンスなどしながら歌う声に あぁやっぱり可愛いアイドル時代のナンノちゃん
きつい女性も演じ 可愛い女性も演じられる関西弁が自然に聴こえる
三沢ゆり子役にはぴったりかなって
どこで 新太郎さんがココロひかれていくのかなぁって 思い描けたから



探偵さんでは初めて登場の山崎イサオさん
どんな役柄で登場かなぁって楽しみにしていたら
見かけはダンディーで とんでもない悪な国会議員
帽子にステッキで歌うお姿  この場面でJulieが勝目があるのは歌だけかなぁ
歌い終わって後ろ向きな山崎さんに拍手、
山崎さんたら Julieみたいにサンキューだって
おまけに 帽子まで ぴゅーって飛ばしちゃうから、あの帽子投げの指導はもちろんJulieだよね

同じく探偵さんに初めて登場の瀬川亨さん
よくあるパターンの政治家の秘書役 実にピッタリ

山崎イサオさんも瀬川亨さんも 見た目も人物像も 単純明快な役柄設定




野球賭博の場面が ドキドキしながら 面白かった
新太郎さんと鉄兄ぃが撃たれて倒れる場面で 
Julieの靴下もちらっと 足のJulie色もちらっとのぞき 
なんだか  ほんとのおじさんみたい

昭和34年ごろだからポマード?で きっちり左わけになでつけた髪
起きあがった新太郎さん 乱れた前髪がはらりと そんな瞬間も見逃さず
ポマードでオールバックにしてくれたらよかったのにな

椅子に座って話を聴く新太郎さん 右耳をさわる癖?
そして 左手で 頭をぽりぽりかくのではなく
今でいうところの頭の地肌をマッサージな指先

先週 美容院でシャンプーしてもらったとき 新太郎さんのような指先で地肌をマッサージすると
血行がよくなって髪にいいって教わったばかりだったので  
血行がよくなるんだから新太郎さんの頭の回転 思考力にも効き目ありそうかな


新太郎さんの真っ白な指先
お酒を注ぐときとか ボトルの蓋を締めるときの指先の余韻
ゆり子さんにとびっきりドライなマルチニ(マティーニ)を作るときの指先
指先がイキイキして嬉しい瞬間 


ダンディーでも悪な政治家もいて

ダンスしても ちょびっとしか足が上がってないけど
まぁるいカーブで かっこよくないけど 心が優しい新太郎さん

かっこよくない新太郎さんを演じているんだから 
撃たれて横たわるとき 靴下から足がちらっと見えちゃってもいいのね
ダサイおじさんで


ゆり子さんの嘘をみぬいて
嘘の中に あれこれみつけて だんだんと心ひかれていく新太郎さん

前回と同じな展開だけれど
新太郎さんの気持ちも ゆり子さんの気持ちも 痛いくらい通じて
客席でココロは前のめりな気分で二人の気持ちに寄り添って


セットが何もない舞台の真中で歌う新太郎さん

最後の♪雨だれの挽歌♪
新太郎さん 歌う瞬間は もう完全なJulie

セリフを語るように歌うJulieに まぁるい照明が照らされ
舞台の向こうに Julieの影が映って
LIVEのJulieみたい!って感じたり 

雨だれの挽歌を歌うまでのくだりが 気持ちをためて ためてだから
この曲を
お客さんの前で歌うのは 何年ぶりだかわからないけれど
Julieの中に
たっぷりゆり子さんへの思いが染み込んでるから
涙声のJulie
最後は 頬をつたう涙が照明に照らされ光って 
お芝居の空間から LIVEの空間のような瞬間に幕が下りて


カーテンコールの楽しい歌 明日から一緒に 口ずさんじゃいそう
横一列に並んで ゆり子さんとふたりで歌った曲を みんなで可愛いポーズしながら
役者さんのそれぞれの表情も素敵な笑顔で
客席も楽しいリズムに手拍子で
音にすぐ反応する性質なので ついつい一緒にな気分を
ぐっとこらえて Julieの表情に指先に注目しながらも
まっすぐ前のワルな秘書役の瀬川亮さんの笑顔な表情みつめたり



カウンターテーブルをふく仕草は 前回バージョンと同じ 高速ふきふきを楽しんでる新太郎さん
ふきんの模様はどっと柄 

お酒のわきに 招き猫もいて 


いつものように笑いあり 切なさあり ほろっとあり 
季節が冬じゃないから れいのカーディガンもなくて一安心

コートのぽっけの可愛い指先な場面はなかったけれど ベストのぽっけやズボンのぽっけが活躍
ズボンの右ポッケから折りたたまれたチラシを取り出す瞬間に
お正月の名古屋LIVEのとき、うしろうしろな右ぽっけな瞬間に繋がって
手帳のページを覗きたくなるような席じゃなかったけれど黒い手帳はフル活躍して 
あぁ 面白かった!


Barフェアウエルに
ちっちゃい頃に聞覚えのある島倉千代子さんの歌も微かに聴こえていたっけ
フェアウエルの看板が 照明が灯る看板じゃなく ドアにつるすような看板にかわって

場面転換が少ない分 照明が すごくいい具合に効果を発揮して
国会議員の部屋の真ん中にある鏡も効果を発揮したり
Julieの歌ってる影を楽しんだり
役者さんの影を楽しんだり 照明さんの技もいっぱい楽しんで 


休憩時間に某氏に遭遇
こっちが勝手に知ってるだけで挨拶かわす関係じゃないから
すれ違ったとき ついついまぁるいカーブに目が 誘われちゃう性質
1年ぶりだけど誰かさんより まぁるいカーブだったかも

新太郎さんが作った マティーニのんでみたいなぁなんて劇場をあとにして
乾杯場所に急いで


お酒は 目の前で注いでもらったり つくってもらったりして飲むのが最高に美味しいけど
終電の時間を気にしながらだから劇場の近くで

探偵さんの余韻の最初の乾杯は Barじゃないけど ハイボールにしたり
2杯目は 初めての焼酎 天使の誘惑をロックで
薩摩芋(鹿児島県産の黄金千貫)をシェリー酒で熟成させた芋焼酎
40度で琥珀色しているので ちょっぴり洋酒みたいで美味しくて
中川警部補がまっすぐ目の前で美味しそうにお酒を飲んで
もう1杯っておかわりしていたように おかわりもして
いつものように午前様になって






3月28日
ヤフーニュースに劇評が載る
劇中、沢田の存在感はやはり圧巻。この楽曲が発表されたのは1978年だが、
年齢を重ねた今の沢田だからこその深み、大人の色気が、花山新太郎というキャラクターを
より魅力的に見せている。


3月18日
愛しのデラ繋がりのともから佐賀新聞にJulieのインタビュー記事が載ったことを知る
音楽劇に関して
「みんなで劇を作り上げていくのは、贅沢で豊かな時間、コンサートとは違った楽しみ、喜びがあります」
稽古場で撮った写真も、そしてJulieの写真の下にJulieのコメントがついて
「40年以上も活動を続けていられるのは、
僕の嫌なところも含めて認め、許してくれるファンの方たちのおかげです。」

急遽観劇することになった前日にJulieの言葉を見つけられて嬉しい夜になって


3月13日
昨日から劇場入りして今日は本番と同じ衣装をつけて本番と同じ時間にゲネプロだったのかな
本番と同じような演技にセリフ、そして歌、
お客さんがいない劇場って反応もわからないから舞台にいるひとの気持は?
大道具さん、小道具さん、黒子さん、照明さん、見えない裏方さん、
そして舞台に立つひとの気持ちをひとつにする時間でもあるのかな
いつも初日前日はゲネプロって言葉を体験したときのこと思い出したり
今日は近所の横浜緋桜とソメイヨシノじゃない桜も満開になって明日の初日を祝ってくれたみたい
なのでちょっぴり乾杯などして


3月11日
役者さんのブログでは明日から劇場入り、稽古がお休みで Julieも自宅で今日をむかえたのかな
2年前のあの時間、探偵さんの舞台にいたひとも客席にいたひとも それぞれの時間が過ぎたけれど
まだまだ何もかわらない被災地の現状、まだみつからないひともいて前に進みたくても時間が止まった
ままのひともいて、家があるのに自分の家に帰れない現状も 忘れてはいけない3.11からの出来事
JulieのCD「Pray」を聴きながら 改めて4曲の意味合いをココロに染み込ませたあれから2年目の今日

朝日新聞夕刊に 沢田研二は立ち止まらないの見出しで 音楽劇の詳細が明らかに


3月10日
Julieの新譜「Pray」を聴き、3月8日にながめた光る海など思い出したり
2年前の3.11佐野で探偵さん鑑賞での出来事あれこれ思い出したり
今日のJulieは稽古場でのお稽古は最後だったよう
沢田組のリーダーはやっぱりお肉、みんなで焼き肉食べて
いよいよ劇場入り紀伊國屋サザンシアターでの稽古に向けて英気を養ったもよう、
サムライジャパンもオランダ戦で勝ってJulieもさぞかし食べて飲んでだった今夜かしら


3月9日
もうすぐ花山新太郎さん演じるJulieに逢うために髪などキレイにしたり 久々の乾杯で午前さまセーフだったり


3月8日
電車の窓から遠く光る海などながめ ランチミィーティングのあとに満開の早咲きの桜をながめ


3月2日
沢田組、お稽古も2幕目を通しでも始まったようで着々と進んでいるようす、
稽古終りの飲み会も、リーダー自ら場所もみつけたり
年齢差がある役者さんたち、昭和34年ごろ生まれていた?いくつだった?何をしてた?
なんて話もしているのかなぁ


3月1日
春一番がふいた日に遠い地域のチケットが入ったブルーの封筒到着
これで遠い街シリーズの探偵さんチケット全部そろう

観劇予報にマキノさんのインタビューが載りお芝居の内容がちょっぴり判明、
時代背景は53年前の昭和34年が舞台となって新太郎さんのBarもトリスバーの
ような雰囲気でレトロなお酒が登場するもよう

2月26日
あれこれ思案して大安な日にJulieにお返事して 帰りに探偵さんチケットまたもや我が家に連れてきて
今回は 昨年の申し込みのとき控えめにしたのについつい追加などして


2月21日
澤會より2013年1号のお知らせ届く 探偵さんの次のJulieのLIVE日程明らかに
お返事は急いでねって8日後の3月1日


2月某日
風の便りで沢田劇団の団長さん、劇団メンバーとお肉ぱーてぃ開催したもよう


2月14日
雪舞う前日に新太郎さんと約束したチケット バレンタインな日に到着


2月13日
Julieの新曲3月11日発売「Pray」と判明


2月12日
お稽古も始まったもよう


2月 6日
雪が舞う午前中に探偵さんチケット到着のメール 雪から雨に変わった夕方にブルーの封筒到着
第一希望がとれたので第二希望にしていた日を追加申し込などして


2月 5日
またもや新太郎さんとの約束追加


1月27日
和田監督に大阪からエールを送りたいと新太郎さんチケットもう1枚追加


1月20日
東名阪の沢田研二2013正月LIVE5公演参加し東京音頭で無事幕がおり


1月18日
名古屋なのに黄色いジェット風船ちょっぴり飛んで ザ・タイガース横一列に並んだ楽しい鮨タイムな報告もあり
大切なお知らせのメモをズボンの後ろ右ぽっけにしまったのに、どこへいったっけなJulieだったり
12月まで50円貯金してねと40数年前みたいな発言の僕はネズミなヴォーカリス
 

1月16日
大阪LIVEですっかり阪神タイガース応援モードになって 大阪の新太郎さんチケット1枚追加


1月14日
横浜で大雪、横浜アリーナの成人式及び雪道渋滞で新幹線に乗り遅れたヴォーカリストもいたけれど
新装になったオリックス劇場、ジェット風船で客席は黄色にそまり燃えろ阪神タイガースな楽しい楽しい
LIVE無事終了


1月7日
スポーツ紙及び日本経済新聞はじめ一般紙の社会面に
共同配信より地方紙(神奈川新聞他)にも掲載され、新幹線の電光ニュースにも載る


月6日
沢田研二2013正月LIVE 初日の渋谷公会堂にて、みんなの気持ちがひとつになったことを発表
12月にザ・タイガース初期のメンバーで日本武道館から東京ドーム8公演を明らかに
数時間後にはヤフーニュースはじめネットのニュースにも


TOP
 

沢田研二 ・・・・・・花山新太郎/ Barのマスター・私立探偵
南野陽子 ・・・・・・三沢百合子
瀬川 亮 ・・・・・・議員秘書
若杉宏二 ・・・・・・鉄夫
すわ親治 ・・・・・・滝本
野田晋市 ・・・・・・吾郎
有馬自由 ・・・・・・中川警部補
山崎イサオ・・・・・国会議員
小椋あずき・・・・・ママ
小飯塚貴世江・・少年探偵 木戸アキラ
東風万智子 ・・・・直子


演奏:久保祐子

作・演出  マキノノゾミ
音楽    Coba
振付    南 流石
美術    奥村泰彦
照明    林 之弘
音響    田中裕一
衣装    三大寺志保美
舞台監督 斎藤邦彦