平成26年3月、兵庫県明石市で行われた明石模型クラブの作品展を見学してきました。船物専門のクラブではないので、会場には空物、陸物、SF物も沢山並んでいました。
(私の趣向が船物のため、それ以外の作品は申し訳ありませんが掲載していません。)

 普段目にしているのがラジコンのため、船物とはいってもメートル単位の大きさに慣れてしまっているので全体のスケールは小さめに感じましたが、逆にこの大きさで精巧に作り込む気合は、元モデラーとしては良く判ります。
 逆にラジコンの場合は、破損を防ぐためディテールは省略したものが多いので良い参考になりました。

 金剛型からは霧島と比叡が展示されていました。

 ウォーターラインですので1/700だと思いますが、細かいところまで良く作り込まれていました。

 写真ではその作り込み具合がいま一つ伝わってきませんので、下に霧島の艦橋部分の弩アップを掲載。
 信号旗索、手摺り、艦橋直下の測距儀台の補強等の様子がわかります。

 珍しい伊勢型の戦艦状態の模型です。

 伊勢型は終盤では最後部の主砲2基を撤去して航空戦艦となってしまいましたが、むしろその形態の方が(とてもユニークなので)有名になってしまい、逆に戦艦状態の伊勢型はマイナーです。

 作者は上の金剛型と同じ方

 これも同じ作者による空母赤城。

 赤城と言えば異常な高さの飛行甲板と左舷側に乗っかった艦橋が特徴で、軍艦好きであれば一目で判別できるぐらい有名な艦です。

 赤城も大好きな艦なんですが、ラジコンにしたらバランスとるの大変だろーなー。
 それに甲板上が真っ平らなので、空母のラジコンって今一つ手が出しづらい。
 ここはひとつ、巡洋戦艦赤城のラジコンでも作りましょうか。

・・・またいつか

 この高尾、小さいけれどラジコンです。
 トイラジの受信機を流用したそうですが、私もやったことがあるのですが、電波の到達距離が短くて実用的にはちょっと不満でした。
 それに、このサイズだと屋外での航走はチトきついかも

 珍しい南極観測船ふじ模型ですが、これもラジコンだそうです。
 艦首の八木アンテナが郷愁を感じます。

 しかし上の高尾もそうですが、このサイズのラジコンって走らせる場所に苦労しそうです。
 お風呂じゃすぐにぶつかっちゃいますし、かと言って屋外では多少の波でもモロにかぶっちゃいます。
 持ち運びには便利そうですが