2009年2月の横浜走航会の様子です。
 本牧の市民プールを借り切って開催されましたが、当日は寒いわ、風が強いわ、花粉が飛ぶわで、ラジコンをメンテナンスしようと下を向くと鼻水が垂れて、落ち着いてネジも締められない。
 それでも沢山の参加者が集合して、レースを楽しんだりしました・・・が、あんまりの寒さに暖をとりながらラーメンを食べている人が・・・。

 今回の私の参加船は上の2隻。「戦艦 大和250」と「駆逐艦 不知火」。  けど、風があまりにも強くて不知火は巨大な波を被ってナント沈没!(第3艦隊事件か?)。大和でさえ、甲板上は水だらけでした。
 SRBCメンバー全員参加によるレースです。
 1チーム3人から2人で10チームに分かれて、決められたコースを走航して15分間でコースを何周できるかを競うものです。チームのメンバーで、誰が何分担当しても構わないのですが、15分間で全員が操船しないといけません。
 また、その間にバッテリー交換を1回行わないといけません。
 船は数隻あるタグボートの中からジャンケンで1チーム1隻を選ぶので、当たりはずれがあります。

 これがコース全景です。
 5つのブイを決められたように回ります
 けど、右回りと左回りを間違えやすく、間違えるとそこからやり直さないといけません。

 実際にレースになると間違える人がチラホラと。皆さんコースはレース前にちゃんと暗記しておきましょう。
 レースに使うタグボートです。(レース中なので、ここで休んでいる船は、どのチームにも選ばれなかった船ですが)
 どれも元は同じ船らしいのですが、作る人によって?性能にはかなり差があるようです。

 だから、レースは船を選ぶ時点で始まっている?
 船は波をうけて右にユラユラ、左にユラユラ。重心が高い船なので、揺れ始めるとなかなか止まらないのです。  レース中、操船している人の表情は真剣そのもの。
 遂に沈没船も出てしまいました。
 救助隊出動!
 プールの水深が浅いので、サルベージができるので良かったー。

 石神井池では、こうは行きません。
 出店ってわけでもないのですが、簡単な食べ物をご家族のご協力で作って頂きました。
 会場となっているプールには、ジュースも何もありません、ってシーズンオフなんだから当り前か。
 寒かったのでカップ麺の売れ行きが良かったようですネ。
 大和250です。
 艦尾に尾を引くウェーキが美しい!
 艦体が大きいので、スクリューを回し始めてから艦体が動き始めるまで時間がかかり、加速は良くありませんが、走り始めるとかなりの速力が出ます。
 先日の2009年新春走航会で、左右逆だった舵も修理できているので、思った方向にチャント曲がるし。
 すごく快適。
 大和もこの時点で、かなりの波を被っていますが、排水ポンプのおかげで、まずもって沈没はありえません。安心して操船できます。  ちなみに、不知火は出港して直ぐに大波を被ってプールの反対岸で大浸水。大きく左舷側に傾いた状態で命からがら帰港して直後に沈没。第1主砲も喪失している状態でした。(当然写真なんか撮っている暇はありませんでした)
 こちらはメンテナンス中でしょうか。

 市販品のオモチャと違って、クラブ会員の船は自作や改造船ばかりです。
 当然、お風呂で遊ぶ程度とは違って、こういった外の環境でも走れますし、操作距離、速度ともトイザラスの製品とは大違いですが、その分メンテナンスが欠かせません。
 こちらの艦は艦尾のヘリコプター格納庫が未完成ですが(改造中だとか)、走航性能は抜群です。艦尾に大波を作りながら走りまわってました。