去る2008年５月１５日（木）から１８日（日）にかけて、静岡市のツインメッセにおいてホビーショウが開催されました。そのホビーショウに、私の1/200ラジコンがコンセプトモデルとして展示されることになりまして、その関係もあってショウを見学させて頂きましたので、会場の様子を報告させていただきます。 　全体的に、一時は死滅寸前だった軍艦スケールモデルの発表が多く、来るべき軍艦フィーバーの予兆がたっぷりでした。 （ブームの時って、皆が飛びついてくるからあんまり好きじゃないんですが・・・）

	これが会場となった静岡ツインメッセの会場入り口です。さすがは某有名模型メーカーの御膝元なのか。 　東京とかでは、まるで一部のマニアが細々と集まるぐらいのイベントなのかと思ってましたが、広くてりっぱな会場でした。
	会場の入り口には、なぜか自衛隊の展示コーナーがあって、陸上自衛隊の特殊車両の展示がありました。 　軽装甲車なんて、私好みでバッチグーです。個人的趣向ですが、隣に美少女なんて並べたら絵になるかも・・・。 　すぐ隣には航空自衛隊と海上自衛隊のパネル展示もありました。
今回参考出展用として私の大和を取り上げて頂きました技ミックス（タカラトミー）さんの看板と、看板娘（？）となった我が家の大和です。 　普段、家で見ている時は気にならなくなっていましたが、改めて見ると我ながら良くできているんではないでしょうか。
	大和の周りだけ、閑散としていたらどうしようかとも思っていましたが、かなり注目を集めているようで一安心。 　ずっと傍に付いて、操作をしているわけにもいかないので、会場ではプロモーションビデオ張りの映像を流していました。このビデオ映像撮影時は、時間かかっちゃって大変でした。（皆様お疲れ様です。）
	連斬シリーズ（コンビニで売っていた大和とかイージス艦とかのあれです）の最新作、日露戦争時の武勲艦、戦艦「三笠」が展示されていました。 　残念ながらコンビニでの販売とはならないようでうすが、いつ見ても「よくここまで再現するな」と感心させられます。 （けど、これって、全くの素人が爪切りでパーツを切り取りながら作れるような代物ではないと思いますが・・・）
	これ、マイヒット！ 　ウォーターラインみたいに水面下の部分が無い軍艦ラジコン。そのおかげで普通の床の上で遊べる。 　水物ラジコンの悩みは、その遊び場所と運搬手段でしたが、これなら一挙解決。 　動きもまるで本当に海の上を走っているような感覚ですし、このサイズで主砲まで動くのです。
懐かしいー。メガゾーン２３の主役メカ「ガーラント」です。 　けど、もっと懐かしいー。ロボダッチとは・・・。昔、よくこんなので遊びました。今になって思うと、なんでそんなに良かったんだろ・・・。
	なぜかいつも人気の高い、戦艦「金剛」です。 　最近、このてのスケールモデルが権威を復活させてきていまして、どこのメーカーも、大型の軍艦模型の発表が相次いでいます。 　この「金剛」も同様に、非常に精巧にできていて、キットのまま作るだけでも相当の見応えになります。 　もしろん、作るにはそれなりの技量を必要としますので、誰が作っても綺麗にできるわけではありませんので、御注意を。 　それと、完成した後の置き場所も購入前に熟考のこと。
ハセガワといえば、もともとは飛行機のスケールモデルで有名でしたが、アニメ物のバルキリーをやるっていうんで昔は話題になりましたが、今ではマクロスといえばハセガワって感じです。 　ちなみに、最近ＴＶ放送が始まった「マクロスフロンティア」はバンダイだそうです。
これも懐かしい「タマゴ飛行機」シリーズです。これも昔、かなりうけました。
やったー！「陸奥」だっ！「長門」だっ！。金属パーツを多用して強度を上げているだけでなく、見栄えもすごい良く出来ています。 　私もラジコン作りより、久しぶりにスケールモデル作りにはまりたくなってしまいます。	それと、こういったボックスアートも、このビックサイズだと迫力あります。（やっぱり赤城は３段飛行甲板が一番だと思うのは私だけでしょうか）
	バンダイといえば「ガンダム」。 　オモチャメーカーとしての色彩が強いせいでしょうか。バンダイはロボット物が強いですね。 　私は今はあまり興味ないですけど、昔はガンプラ買うために学校を抜け出しておもちゃ屋さんやプラモデル屋さんに並んだもんでした。 　会場には、脚部やバックパック（ガンダムの専門用語？）の変遷を展示した資料もありました。
こちらは、新旧アニメロボット。 　新しいのは「コードギアス」より。 　懐かし系は「ザブングル」と「ボトムズ」。このあたりもアニメロボット物の定番です。	コードギアスのコーナーの前では、若い女性の人が大興奮しており、彼氏が「だから、お前とこういうところに来るのはイヤなんだ」と文句を言っておられました。
	左上： 　1/350でしょうか、「大和」です。「大和」は各社一番目立つ状態での展示が多いのですが。ここの場合は、他の艦船の方が出来がよかったです。 右上： 　ここでも人気の戦艦「金剛」です。写真が暗くて申し訳ありませんが、甲板上に沢山の白作業着を着た甲板員の姿がありました。 左： 　注目！！！。戦艦「伊勢」です。私は３段空母「赤城」とか、航空戦艦「伊勢」とかっていう、チョイ奇抜なの好きです。
こちらのフラグシップは陽炎型駆逐艦「雪風」です。 　陽炎型駆逐艦は私も1/200「不知火」を持ってますが、さすが1/144ともなると精巧です。	空母「信濃」の方は原型が古いのでしょうか？スクリューまわりとかが若干ちゃちく見えます。
	左上：ゴールデンハインド 右上：カティーサーク 左：カティーサークの船首像 　この会社は木製模型のメーカーなんでしょうか？（すみません。あまり良く知りませんでした。）展示品が余りにも美しかったので、載せさせて頂きました。 　船首の魔女「カティーサーク」まで綺麗に再現されています。
	ここにもありました戦艦「大和」。 　これってもしかして全て木製でしょうか？これはまさに職人の魂のような・・・。

ホビーショウの隣の会場では、同時に模型展が開催されていました。こちらも非常に刺激になる作品が多く、とても参考になりました。作品の数は星の数程でしたが、その中で特に目を引いた作品を御紹介します。

	まずはＳＦ物より２作品。 　宇宙戦艦「ヤマト」の発進シーンは圧巻でした。（２０年も前のアニメとは思えません。） 　これは、そのシーンを良く表しているなと思ったので掲載しました。地表の作り方や、船体上に残った土の表現など、技が光っています。
	こちらは超特大創作宇宙駆逐艦「ゆうだち」。 　この角度から見ると、非常に精巧に作りこまれた力作でチョーカックイイ！ 　で、もって近づいて見ると 「リストラ反対」 「艦長は危険人物です」 「狭村役場」 等の文字が・・・ 極めつけは「読めるまで近づくな」
	続いて作者と友達になりたい２作品。 　ガチャピンとムックか？？？。それも、どう見てもボケとツッコミになっている。原型のイメージをここまで誇張できるとは、この作者の目にはゾックは単なるゾックに見えていないのでは無いかと思えるほどのイマジネーションの爆発！ 　これこそ、芸術か。
	こちらもキテマス。 　猫のような、アッガイのような。 　っで、もって右手のクローに捕まっている「赤い彗星のシャア」の台詞は「ヘルメットがなければ即死だった・・・」。 　これで大笑いできる人は年代がバレてしまいます。（ララァに感謝すべきかな・・・）。
超リアル物かと思いきや、戦車の前に並んでいるのは、実は全て豚です。宮崎アニメのりな作品でした。
	昔、見てましたねー「小さなバイキング、ビッケ」。 　思うに、今の子供達にも、こういった情操教育は必要だと思うんですよねー。 　公園で輪を作って皆でＰＳＰやってるのって、何か間違っているような気がして・・・。 　とか言って、昔は良く母親に「いつもテレビマンガばっかり見て！」って怒られていたから、単なる時代の違いなのかナー。
今回の展示でラジコンメーカーが数社出展していましたが、大手はラジコンロボットをメインにしていました。	左の写真はフタバのロボットで、まるで１分間に数百歩ぐらいのテンポで「ダダダダダダダダ・・・」と歩いて、向きを変えボールを持ち上げて投げていました。サッカーのつもりでしょう。 　もう一台はアヒル型？
こちらはＪＲプロポのロボット軍団。 　一家に一台ブラックオックス。こんなのが、本当にあの独特の歩き方で歩くんでしょうか。是非、鉄人２８号も同時発売して欲しい。ついでに外装を改造できたり、パワーアップできたりしたら感動。	プロポとしては私はフタバ派ですが、ことロボットに関してはＪＲプロポの方がカッコイイ。
	左上：空母「翔鶴」（漢字が出ない） 右上：重巡「鳥海」 左：Ｕボート 　スケールモデルは、どれも超力作ばかりでした。さすが、こういった場所に出展するだけのことはあります。 　このサイズだと皆さんフルスクラッチでしょうか？ 　特に鳥海は細部まで良く作り込まれていて非常に参考になりました。