左がプロポセット(送信機、受信機、アンプ、1個付属しているサーボ)です。フタバ製の3chですが、船系のラジコンは推進系と操舵系で2chあれば動かすことができます。従って今回の例では1chは空きとなります。また、アンプは前後進が可能なものとした方が良いでしょう。船も自動車等と同じようにバックができた方が急な減速がしたい場合等に便利です。付属しているサーボは(大きかったので)今回は使用していません。
 右の写真は操舵用に新たに買い足した小型サーボ(フタバS3103)です。
 推進用モーターは最初は左の180モーター(もちろんノイズ除去機能付き)を使用していましたが、1回目の試験走行の後は左の130モーター2基に変更しました。
 通常のモーターは回転するときにノイズが発生し、操作が利かなくなってしまいます。このためラジコンに使用するモーターはノイズ除去機能が付いたものを使用します。ラジコン専門店で簡単に手に入りますが、電線と金属ケースに自分でコンデンサーを半田付けしてもOKです。(最近はインターネットで購入すればこんなことしなくても簡単に購入できますが・・・)
 バッテリーの選択も苦労しました。受信機の仕様が6V~7.2Vだったので最初は左上の単三アルカリ電池4本を使用するつもりでしたが、容量が少ないと困るので右上の1500mAニッケル水素バッテリーに変更しました。
 しかし、1回目の試験走行で重量オーバーが発覚。結局左下の様に単四型ニッケル水素電池を5本直列とすることにしました。
 受信機は7.2Vまで対応していますが、7.2Vのバッテリーは通常のラジコンカー等に使用するタイプですので、小型化が難しいので6Vとしました。
 ニッケル水素電池を使用する時の注意点としては、専用の充電器はまだ売っていませんので、自分で汎用充電器を購入しないといけません。また、接続コネクタの変更等、ほんの少しで十分ですが電気工作の技術が必要になります。
 スクリューとモーターを接続するためのジョイントです。これもインターネットで手配できます。(私の場合は、ホームページで知り合った人に手配先を教えてもらいました。)
 スクリューにかかる水圧は想像以上で、結局このタイプのジョイントが一番でした。
 仮のバッテリーとモーターを接続して動作確認の実施。必ず実施しましょう。また、この時にサーボの位置を中立位置に設定しておくことをお忘れなく。