峠について考える2

2007.2.9
12



前回までの考察で、俺たちの「峠」の結論は、「心および体の健康の為」に峠に行くというものでした。
それに関連して、ITエンペラー隊長より下記の通り投稿メールがきましたので、これをベースに再度「峠」について考えてみることとしました。
以下、隊長からの投稿原文です。(一部変更)



そんなわけで、俺たちさんのブログのタイトル:「峠について考える」について私も考えてみました。
「そ〜言えば、、、 何故、オレも峠にこだわるんだろう・・・ ?」 って。

私の結論!= 「峠路はプロセスが楽しいから!」

走行する予定がフラットな路で、Xスタート〜Yゴールとします。
あらかじめ設定しておいた通過ポイント = A、B、C 各通過点で思うことは
「予想どおり走れた or 時間がかかった」程度なんですが
峠路だとこれが全く違うんですな!

 ・う、うそっ! な、なんだ?この勾配は! くじけそう・・・
 ・いったいここは何合目なんだ?
 ・あのヘアピンを曲がれば、ぜったい!頂上のはず・・・
 ・げげっ! まだ先があるのかよ〜〜 とほほ・・・
 ・うは!こんな素晴らしい景色が眺めるとは! 気持ちいいー!
 ・この先、どんな景色が待っているんだろう・・・
 ・つ、、つらい、、 でもここまで来たからには、、、
 ・峠に茶屋はあるんだろうか・・?
 ・峠に着いたら、絶対!ビール・・ 飲むぞ! 至福のひとときを味わってやるっ!
 ・やったー!俺は自分の足で登ったぞー!!

って、峠路の最中、ペダルを踏みながら “心” がいつも激しく変化します。
平坦な路を走るときは、こんなに気持ちが高ぶることはないですよね。

峠に臨むとき、
私はこの心のプロセスをいつも期待して(or 楽しんで)いるのではないか?と思います。」




フムフム。
さすがに隊長です。
何か、出産している女性の感覚に似ていませんか?
出産の時ってきっと上記のような状況じゃないんでしょうか。
ビールは飲まないと思いますが、きっとそうだよね。出産された経験のある「私だよ」さん!!。

出産は男は体験できませんが、もし似ているなら男も女性の厳しい出産を体験する意味からも「峠」に行こう。




2007.2.12


この3連休は天気も良く、自転車日和でした。
さっすが、紀元節絡みの休日です。
この3日の内、何と無謀にも2日走ってしまいました。
「初後亭」のおやじにも呆れられました。
「いつも、来られている俺たちさんですが、さすがにこの3連休は来れないんじゃないかと話していたんですよ。」
なんと!!
「それが、来られたということは、余程できた奥さんか、もしくは、諦められているんじゃないでしょうか。」
SO!! 後者でしょう。
人生諦めが肝心でしょう。

ところで今回は、「梅野木峠」へ行きました。




梅野木峠直下の、木が伐採された見晴らしの良い場所で撮影
通常、峠自体は木に覆われていて見晴らしが今一つであるケースが多い。
今回も例外でなく、峠はご覧のように森の中です。



この梅野木峠、標高は600mくらいですが激坂でした。
特に、気になっていた「ツルツル温泉」の手前が案外と急です。が、もっと強烈な登りがその先に待っていました。
この峠を含めて、最近の俺たちとしては標高差が500mくらいだと「キツイー もうだめ」と思う頃には峠が近づいていますので、心地よい登りかな。
1000mだとキツイを通り越すでしょう。
その意味からすると、この梅野木峠は丁度良い登りでした。(激坂なので、そうは言うもののかなりキツイ。)

しかし、この梅野木峠は頂上が5差路になっています。
一つが、今登ってきた道、峠で直進すると下りになりますが、それが奥多摩方面に抜ける道、左右が登山道の尾根道、そして右下に伸びている道は、どこに抜けるか分りませんが、舗装された道がありました。
2〜3本、他の峠を絡めたコースを設定して走るともっと面白い峠かなと思います。





峠について考える2 の結論としては、「峠の峠路はプロセスが楽しいから!」そして「出産の擬似体験ができるから良い」ので峠に行こうということです。
「峠」ってやっぱりオタッキーな所ですよね。
まあ、今の所はこんなもんかな。

このコーナーは皆様からの投稿や、自ら発見した時点で追加します。

「峠について1」はこちらから。