ツールド草津に参戦 2008.4.20 草津温泉街から白根山(2160m)山頂までのレースですが 標高2000mにもなりますとご覧のような一面の雪景色です。 こんな所を走ったのは初めてです。 素晴らしい!! |
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草津温泉旅行及びヒルクライムレース「ツールド草津」に行ってまいりました。 コース: 1日目:JR東京駅 集合〜貸切バス〜草津温泉 湯畑等を散策〜天狗山レストハウス(レース受付) 〜殺生河原まで試走〜ホテルN(宿泊&宴会) 2日目:レース当日 9時15分 天狗山レストハウス集合 9時半 開会式 10時 スタート 草津温泉街デモンストレーション走行 約5km 10時45分 計測スタート 12時 ゴール地点(白根レストハウス) 走行距離12.5km 標高差800m 初めての自転車レースです。 特訓を実施したものの、完走できるかどうか、不安でいっぱいです。 |
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「ITエンペラー隊」がホテルの玄関に掲示されてるとは・・・。 嬉しい限りです。 湯畑前に全員集合かと思ったら、隊長が写ってないし Nさんも半分しか写ってない。でもまあ、いいか。 |
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貸切バスで行く温泉旅行なんていいーじゃないですか。 今回の企画はサカヤンが2ヶ月かけてプロデュースしたものですから、お得だし楽しかった のは言うまでもありません。 イエイエ、楽しかっただけではありません。 「ツールド草津」というヒルクライムレースにも参戦するのですから、真剣勝負の緊張感もありました。 まずは、今回のご予算です。 @東京〜草津の往復バス賃 A一泊2食付きのホテル代 B夕食時の飲み放題+カラオケ代 C食後の買い出しで買った酒代 これらの費用全て込みで、何と10,000円/人ですよ。 安い! さすが購買のサカヤンです。 草津に着いてからは、軽く昼食を摂り、レースの受付に天狗山レストハウスへ。 その後、本日試走できる最終地点である殺生河原まで行きます。 明日のレースは、志賀草津高原ルートを走行し、白根山頂がゴールの全長13km、標高差800m のコースです。 詳細は次のURLにアクセスしてください。http://www.kusatsu-onsen.ne.jp/event/tourde.html レース結果や、当日の写真もアップされています。 殺生河原への試走でひと汗流し、ホテルで天下の名湯、草津の湯に浸かります。 極楽、極楽。 その夜は、食べきれない程の食事に満足、たっぷりお酒も飲み、歌いまくって大騒ぎでした。 部屋でも、持ち込みのお酒を飲み、すっかり酔った俺たちはどうも1番に寝ちゃったみたいです。 よーし!明日は張り切って走るぞ!! |
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天狗山集合場所にて。 1700人もの人々が集まってきて、その雰囲気に 圧倒されます。 800mもの登りが続くレースに何でこんなに 沢山の人が集まるの? 世の中、物好きが多いよね。 |
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さて、レース当日です。 ある程度余裕を持って開会式会場の天狗山レストハウスに集合しました。 現場にはすでに沢山の選手が集合しています。 こんなに沢山の自転車を見たことがありませんし、皆良い速そうな自転車を持っている じゃないですか。 「ランドナー」に乗っているのは、俺たちと隊長の2台だけでした。 ランドナーが悪い自転車というわけでなく、レースにそぐわない自転車かなと思われました。 会場で押していると、「おっ、ランドナーだ」としばしば指をさされちゃいました。 いわばスポーツジムにスーツで行くようなもんですな。 そう言えば、開会式の時、大会委員長からの注意事項の説明の時、心に残る言葉が2つばかりありました。 1つ・・・「今回のコースは標高が1000mを越える高い所を走るので疲労の度合が通常よりも大きいです。 必然的に、辛い登りとなりますが、辛くなったら水を補給すると楽になります。」 レースで試してみると、果たして楽になりました。 2つ・・・「レースでパンク等の事故が発生するのは、主に下りの時です。ですから、頂上に着いて下る前に 是非、ブレーキのチェックとタイヤに何か刺さっていないか一度チェックしてから下ってください。 それだけでも、随分トラブルが減ります」 なるほど、その通りです。チェックして無事下れました。 開会式に参加した皆さんは1700人くらいいましたが、上記の注意事項を憶えている人は何人いるでしょう。 俺たちはバスガイドの話とか、今回のような話を良く聞くのが好きなのです。 さて、レース スタートです。 |
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ゴール地点の白根山頂にて。 無事完走! ヤッタね! レストハウスでは、温かく甘いココアが振舞われていました。 ありがたく、美味しく飲ませていただきました。 |
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2005年7月30日 深大寺の蕎麦屋「玉乃屋」でITエンペラー隊を結成して以来、約2年半。 まったりツーリングを旨として活動して参りましたので、レースなるものに参加するのは今回が初めてです。 初参戦ですから、完走が第一の目標です。 でも負けていられませんので、直前特訓を先週と先々週と2回実施しました。 その特訓によってある程度、自己満足の自信を持ってのレースです。 そして完走プラス少しでも上位にランキングする意気込みでスタートしました。 ところが、草津温泉街を回るデモンストレーション走行(5km)の後半の登りで随分体力を消耗してしまいます。 そこで青梅線で会ったN氏のアドバイス通り、計測スタート前に休みをとります。 10時45分までにはスタートポイントを通過しなければならない決まりとなっていましたので、暫く休みスタートです。 昨日「殺生河原」まで走った結果として、「殺生河原」までは抑えに抑えて走り、しかる後に頑張って走る作戦としました。 最低限、完走しなければならない俺たちとしては、足がツッて動けなくなることが一番の心配でした。 ですから、これからどんな坂が待っているか分からない状況である今、抜いて行く奴を追いかけて 勝負することはリスクが大きすぎると思ったのです。 殺生河原を過ぎ暫く行くと、給水ポイントです。有り難く、ポカリスエットを紙コップで戴きます。 飲み終わった紙コップは、道路に捨てて良いようです。何かマラソンの選手みたいでした。 係員の方、ご足労をかけてすみません。 緩斜面が続きますので、飛ばそうかと思いましたが、傾斜がぐっときつくなります。 この頃から、辺りは雪景色となり、強い風が冷たく吹いてきます。 恐らく8km地点からの厳しい登りがクライマックスでしょう。 この坂を越えると残り3kmの標識があり、今思えばきつい登りなのですが頑張れる登りが続きます。 ここでスパートをかけてごぼう抜きにすべきでした。 残り1kmを過ぎると緩斜面になり、今回はここでスパートしました。 力いっぱいペダルを漕ぎ力尽きてゴールです。 成績は? 恥ずかしくて言えません。 でも、完走できて大満足ですよ。 |
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雪の中に自転車を差して撮影。 頂上直下ですので、雪は溶けている風もなく 気温もおそらく0度くらいでしょう。 里は春真っ盛りだというのに、山はご覧のとおりです。 風は雪の湿っけと冷気を含んだ、絵にかいたような 山の風です。 |
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ゴール地点は、白根山の山頂です。でかい駐車場にレストハウスがありました。 辺りは一面の雪景色です。ついさっきまでの麓の春はどこへ行ってしまったんでしょう。 このギャップの大きさは衝撃です。 このGWに車で行ってもいいなと思います。 |
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暫く下ると雪解けが進み、春の兆しが見えます。 森林限界を超えていますので、木も茂っておらず、 すばらしい景色が眼前に広がっていました。 思わず何度も止まり、写真撮影を実施しました。 思えば随分登ってきたものです。 写真右の、左中間くらいに写っている建物が 草津温泉街なのです。 |
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峠ツーリングの後の下りは危ないと、いつも思っています。 登りは、早くても時速20km+くらいですが、下りは黙っていると時速50km+なんてすぐ出ちゃう。 時速50kmで転んだらただじゃ済まないぜ。 レースも終わっているんだしゆっくり景色を楽しみながら下ろうよ! 俺たちとしては、この草津の風景や雰囲気がかなり気に入りました。 一生の内には何回か忘れられない場面に出くわすことがあるけど、今回はその中の一つに挙げられる ものであると思います。 俺たちは、恐らく来年もこの地へ来ます。 皆さんももし興味を持たれて、行く気がおありなら立候補願います。 俺たちと行けば格安に行けますよ!! ね、坂ヤン!! |