2007.6.16
広河原逆川林道をに再チャレンジ
71km


有間峠もご覧のような立派な看板ができました。
昨年までは手書きの標識だったんですよ。
しかし今日は快晴でした。
空気も湿気が少なく、爽快な走りを堪能できました。





プロジェクトマネジメント関係の資格試験の研修が先週の木・金の両日にありました。
その2日目の16時30分過ぎに立て続けに携帯にTELがあり、その内容が見事でしたので、ここでご紹介致します。

まずはB田。
「六本木一丁目に行きますので、その近辺で一杯いかがですか?」的なお誘いです。


2発目は杉山隊員からです。
「荻窪の餃子に行きましょう」的なお誘いです。

3発目はI隊長からです。
「明日、晴れなので峠でも行きませんか」的なお誘いです。

仕事の電話は無く、全て遊びの電話な所が良いよね。

そして、金曜日は飲みに、土曜日は峠にと「お誘い」を全てクリアした俺たちなのです。


さて、今回の行程は次の通りです。

飯能(輪行)〜道を間違えR299〜修正の為に武蔵台(ちょっとしたキツイ登り)〜成木街道〜さわらびの湯
〜有間ダム(名栗湖)〜広河原逆川林道〜有間峠〜秩父さくら湖〜西武秩父(輪行) 71km





「さわらびの湯」横にある地元の物産を売っている「やませみ」です。
どうも、この「さわらびの湯」が目的のチャリダーが疾風のごとく
走って行きました。(全く甘すぎる!!)まだAM10時だよ!

ここで、涼風を受けながら山菜メシ弁当などを戴き、来るべき峠に備えます。





この「広河原逆川林道」は昨年秋に来たけど、目茶目茶辛かった記憶があります。
しかし、冬場の多摩サイや五日市近辺の峠で鍛えた俺たちです。

何時までも負けてはいませんよ!


とは、言うものの「有間ダム」への急な登りに四苦八苦です。
前回は、有間ダムの石碑の辺りで記念撮影タイム兼休憩をとりましたが、今回はやり過します。

ダムサイトまで登れば暫くは平らな道が続いていることが分っていましたので、走りながら体力を回復します。
走りながらの体力回復は早く目的地に着く方法としてはかなり有効な作戦なのです。

5分から10分休んでしまいますと、休まない時に較べて休んだ分到着が遅れます。

これは、休憩後、元気良く走っても同様な結果が得られると思います。

この説は今の所、仮説ですので、皆さん実験してみてください。







広河原逆川林道にて
この林道の東側には名栗湖(有間ダム)西側には秩父さくら湖(浦山ダム)があります。
ですから、この林道の近辺の山々は水源林と言えます。
今日は暑い一日です。
今回は、この水を浴びちゃいました。
気持ちよかったです。




林道は、沢沿いに付けられているケースが多く、ここもそうなので、沢の水量をチェックしながら
登りました。
結果は、今の所水量が減っている状況は見られませんでした。
従って、ダムの水源に関しては問題なし。

でもねー。嘗ての大渇水の時でも、小河内ダムの水源は枯れなかったみたいですね。
すると、これからの降雨量がこの夏の水事情を左右させると思います。


本日の朝のワイドショーや天気予報で、「八木沢ダム」(利根川水系)の渇水が取り上げられていました。
ワイドショーの説明によると、雪不足の影響と春からの少雨の影響で「八木沢ダム」が枯れているみたいです。

関東の水道水の水源では利根川水系の水は大きな影響があり、今回の「八木沢ダム」が干上がっている現象の影響は大きいと思います。
しかし、ワイドショーが騒ぐのはチョット騒ぎすぎだと思いますね。

空梅雨も騒がれていますが、そうなのでしょうか。
一昨年の冬は大寒波でしたが、冬に入る前の予想は暖冬でしたよね。

何を申し上げたいかと言えば、梅雨がまだ終わっていない、いやまだ始まっていないのに、水不足を騒ぎすぎるなということです。
その証拠は後の写真でご説明しますね。







有間峠からの風景です。
本日は快晴でしたが、冬と違う所でうっすらとガスがかかっています。
でも、下界は30度の夏日、ここは爽やかな風が吹きぬける峠です。
すぐ上の有間山が1142mですので、ここ「有間峠」は恐らく1100mくらいでしょうか。




ここ、有間峠はなかなか山深いです。
名栗湖(入間川水源)と秩父さくら湖(荒川水源)の分水嶺となっている、有間峠です。
まあ、入間川は荒川に合流しますので、何れも荒川水系と言えるのです。
お隣の、奥多摩や五日市は多摩川水系ですので、水源と言うくくりでは比較的狭い地域となっていますね。
更にお隣は、相模川水系になっちゃいます。(いつも行っている和田峠が多摩川水系と相模川水系の分水嶺となっています)

ところで、有間峠に続く広河原逆川林道は、倉掛林道に次ぐ厳しい登りと言えます。
他の峠道もそうだと思いますが、標高差1000mある登坂はやっぱり辛いよ。

次は、五日市と奥多摩をつなぐ鋸山林道に再チャレンジしますよ。



秩父サクラ湖はご覧のようにほぼ満杯の水量でした。

もちろん油断は禁物ですが、ワイドショーが騒ぐ程、深刻な状況ではないと思いますよ。
秩父サクラ湖は荒川水系ですので、荒川も恐らく今の所、大丈夫だと思います。
(因みに、名栗湖(有間ダム)も満タンでしたので、入間川水系=荒川水系の荒川は大丈夫です)

因みに、隊長の報告によりますと、奥多摩湖もほぼ満タンとのことです。





秩父さくら湖への下り坂もめちゃめちゃ長く(恐らく12kmくらい)ブレーキをかける手は、かなり辛い状況になります。
自転車は意外に全身運動なのですよ。
坂の登りは、脚力だけでなく、上半身を使います。腹筋、背筋などはモロ使います。
下りは、ブレーキで握力を使います。背筋も使用しているようです。
自転車が体に良いのは、有酸素運動であることはもちろんの事、全身の筋肉を使うことにあるのだと思います。

皆さんも健康の為に自転車に乗りましょうね。




今回も西武秩父で輪行です。




今回も事故も怪我もなく無事にツーリングを終えられた事に感謝致します。

そして、帰りの電車のレッドアロー号の中ではお約束の宴会です。
本日のツーリングのあれこれを話したり、はたまたツーリングには関係ない庭の手入れの話などで盛り上がりながら、あっという間に下車駅ですよ。
次回は、ITエンペラー隊員候補の乙女隊の入隊試験です。
お楽しみに。梅雨の季節です。晴れることを祈っています。