晩秋の三浦半島を走り、三崎でマグロ、江の島屋台でサザエを食べ且つ飲もう」ツーリング
2006.11.23 (78km)




三浦大根畑にて 一面の緑の大根の葉に癒されます。
(冬は大根、夏はスイカ畑になっている。
両方ともブランドです)

風邪が流行している昨今ですが、三崎のまぐろ及び江の島屋台でさざえつぼ焼を食しに5名で三浦半島一周ツーリングに行きました。

コース:(輪行)JR横須賀駅〜観音崎〜浦賀〜久里浜〜野比海岸〜剱崎〜三崎〜葉山〜由比ガ浜
〜稲村ヶ崎〜江の島(輪行)
 78km
前回の走行は89kmだったのですが、11kmの差は何?
前回はその距離の分、迷いましたとさ。(あと、前回は城ヶ島に行ったけど今回は行かず)


日本には四季という美しいメリハリがありますが、その季節の移ろう時期に天気がぐずつきます。
ちょうど今の時期、晩秋から初冬にかけてのぐずつく天気は「さざんか梅雨」と呼ばれている。
一方、冬から春に移る時のぐずついた天気を「菜種梅雨」と呼びます。
一番有名な「梅雨」は春から夏への移ろい、夏から秋は「秋霖(しゅうりん)」と呼びます。

ワンポイント豆知識でした。



しかし、「さざんか梅雨」の今、雨のツーリングは絶対避けたいのですが、降水確率は50%〜70%を行ったりきたり。
週間天気も、水曜日までは晴れ、ツーリング日の木曜日だけ曇りのち雨、金曜日も雨模様、土日が晴れと天気予報がめまぐるし過ぎる。
こんな天気予報の時は大概外れるのが常です。
そこで、基本的にツーリングは実施することとし、横須賀駅のホームに8時集合としました。
最悪の場合、雨でどうしようもなかったら、現場中止、鎌倉や横浜あたりで飲んで帰ることとしました。
まあ、腹をくくって臨んだのですが、それが功を奏し天気が泣き止んでくれたようです。
基本的に曇りたまに陽が差し、午後に小雨とツーリングには全く問題ない天気となってくれました。





横須賀駅前ですね。久々の参戦のマセ隊員と前回の苦しい日光行軍を乗り切ったFさん及び新規参入の「さかやん」がおりますがS藤隊員がいませんねー。どうも集合時間を間違えたみたいですね。
久里浜まで輪行してもらい、そこで合流成功。三浦半島はこれができるから素晴らしい。
逆に何かあっても、駅が案外と近くにあるのですぐエスケープできちゃう。

写真右は横須賀市内なのですが、ご覧のように横須賀マラソンの開催日で、観音崎まで海沿いの道はご覧のように交通規制で車道を走れませんでした。
信号で止まっていたら、突然警官がご覧の赤いポールを持って出てきて通行止めになっちゃうんだぜ。
一瞬捕まったかと思ったよ!
「どーすんだよ」といつものように独り言を言っていたら、「歩道を走れ」との指示を受けました。
さっすが、チャリは便利です。
このマラソンのお陰で、マラソンの速さをサイクルコンピュータで実測できた事は貴重な体験でした。
でもねー。10km近く、歩道を走るのは疲れたね。





やっと着きました。観音崎。
ここもマラソンの影響で車が入れず人がほとんどいません。
観音崎の灯台は実は初めて来たのですが、この灯台、上まで登れるみたいですね。
但し有料でしたので、取り止めました。S藤さんも恐らく久里浜で待っていることですし。





久里浜は、ペリー公園前です。ここでS藤さんと合流。
これで全員揃ったわけですが、5人とも種類が違うスポーツ自転車です。
ロードレーサー クロスバイク トライアスロン用バイク マウンテンバイク ランドナー
揃いも揃いましたね。
冷たい北風が吹いてるけど、北上していないので今の所は影響なし。
さて、そろそろ出発しましょうかね。




野比海岸です。海岸線を走るこのコースは爽快です。

ここは湾になっており、海の向こうに見える陸地の先端まで海沿いを走ります。海を感じさせる景色がずっと続いています。そして先端まで行くと三浦半島の高台へ道が伸びています。
ちょっとした長めの坂があり、坂を登り終わった所が写真右です。
この高台には、畑が一面に広がっており、これも三浦半島らしいと思います。





剱崎ですね。
ご覧のように俺たち以外誰もいませんが、事実誰もいませんでした。
今回は曇っていましたが、遠くに房総半島が望めました。
鋸山は比較的穏やかな丘陵地形である房総半島に一際高く聳えています。
また、半島の先端には洲ノ崎がかすかに見えます。
洲ノ崎とここ剱崎が東京湾の門的な存在みたいですよ。

さて、剱崎を過ぎると三崎はすぐそこです。
途中、城ヶ島へ行く道が分岐しますが、前回隊長と行った時、見るべきものが無かったので今回はパスしました。次回車などで来た時に寄ってください。

三崎では、いつも行っている「ちりとてちん」でなく「有魚亭」に行き、なかなかでした。
酒も美味かったし(新潟の銘酒 緑川)、まぐろの漬け丼セットも美味かった。何を隠そう、セットに付いていたマグロの赤身のフライが最も美味かったと思います。
うっかりしてまして、写真はなしです。
「有魚亭」は恐らく、もともとは蔵があり、そこに店を被せたような変わった造りです。丸いテーブルの下は何と丸井戸ですよ。
気風の良いマスターだし、料理も酒も美味しいので、
またおじゃましますね。





稲村ガ崎です。
ここもで来れば、ゴールの江の島は目の前です。




そして、江の島の屋台へ。
ここの屋台は、江の島に架かる橋の内陸側に2件ある内の1軒ですが、OFFシーズンは今回のお店しか開いていないようです。
そう言えば、前回S藤さんと行った時はおかみさんと娘の2人で屋台を経営していましたが、今回はおとっつあん一人でした。
今回の場合、目的の一つがこの屋台でさざえのつぼ焼きを食べることでしたので、5人入れることを確認し、即入場しました。
屋台で飲む酒は美味いねー。使用している酒はいわゆる大手酒造メーカーの2級酒で且つやかんに酒を注ぎそのまま暖めちゃうようないい加減な酒なのにね。
増して、今日なんか、おっさんうっかりしていて、酒が沸騰してたよ。
おっさん、慌てず、酒を注ぎ足し沸騰を抑え、何もなかったように再び火にやかんをかけてたね。


しかし今日は寒かったですねー。
自転車に乗っているとかなり体が熱くなり、汗が出ますが今日は一瞬のうちに汗が引いてしまうほど寒かった。
写真右は屋台の中なのですが、暖房がないので外とあんまり気温は変わりません。
なのに、半袖のジャージで頑張っている人がいますね−。

おでん盛り合わせにビールそして熱燗、〆はそう、さざえのつぼ焼きを食べました。
んーん、この苦味が・・・ いいねー。

そう言えばさ、俺たちの実家がある館山はこの「さざえ」や「あわび」や「とこぶし」は豊富に食べられるよ。
正確に言えば、館山よりも千倉に行くとより安く食べられます。

南房総方面のツーリングも良いですね。
しかーし、その前に「峠」でしょう。