ITエンペラー隊ぶどう峠ツーリング
2009.5.23





ぶどう峠から見上げた空です。
何か良い空ですよね。




5月1日に単独斥候行軍を行ったこの、ぶどう峠に、同じ月にまた来ようとは。
山奥の光景は好感が持たれますが、ここまで来るのに一苦労なんです。
今回はITエンペラー隊行軍として、隊長、ドラゴン、俺たちの3名で行ってきました。

行程:西武秩父(輪行)〜R299〜小鹿野〜志賀坂峠(35km)〜神流村〜上野村(25km)
〜ぶどう峠(17km)〜小海(輪行)(15km)
(合計92km)






小鹿野の街に入った所でプシューっと空気が抜ける
音が。慣れない手つきでチューブ交換をするはめに
なったドラゴンです。




パンク等のトラブルは突然発生しますよね。
その突発的なプレッシャーを跳ね返す力が人間の胆力でしょう。
その胆力の裏側にあるものが、トラブルに対処する技術力でしょう。
大概のトラブルには対応できる自信があるから、トラブルには動じない。

ですから、胆力は先天的なものじゃなく、日頃から鍛えたメンテナンス
の訓練が物を言うのだと思います。

自転車に乗っている皆さん!
日頃から、自転車を掃除しながらメンテナンスしよう。
ブレーキパッドが減ってたら、ちょっと面倒だけどブレーキパッドの交換。
チェーンも5000kmくらい走行ごとにこれも交換。
タイヤやチューブも最低、1年に1回は交換。
ブレーキワイヤー、シフトワイヤーも1年に1回は交換。
その他のグリスアップ等は適宜に。


地道な、こんな日頃のメンテナンス活動がいざという時に役に立ちます。







無事志賀坂峠に到着です。
今日も天気が良く、暑いねー。
嬉しい悲鳴かな。



秩父市内からここ志賀坂峠までは35kmありますが、ここまでのアップダウンでかなり体力が
消耗されると思います。
志賀坂峠への最後の登りは大した事ないと一般に言われていますが、ここまで来るアップダウン
がきついと思うのですがいかがでしょう。







恐竜の足跡前にて。




ここ秩父は、今では山奥ですが、嘗ては浜辺であったり海の中でした。
その証拠がこの恐竜の足跡みたいです。
地殻変動で、現在の状況になっていますが、これから先、地殻変動によって
またここが渚になるかもしれませんね。










うわさの即席ラーメン定食がこれです。
「ん」が付く野菜や玉子を使っているから
「ん」が付く=運が付くので運盛定食ね。
なーるほど。



この食堂は上野村の外れにあります。
ですから、案外とお客さんが来るようです。
もちろん、そのお客様の中には常連がいらして、「すいとん定食」を楽しみにしているとの事です。

前回、訪問した時は即席ラーメン定食を食べましたが、今回はその時のお約束通り
お友達を連れて行き、且つすいとん定食を注文しました。







これが、すいとん定食です。
味はそこそこかな。





この「すいとん定食」、基本的に小麦の固まりを食べるのです。
正直言って、最初は美味かったのですが、途中から飽きました。
例えば素人ながら、アドバイスするならば、すいとんの中に饅頭や
ワンタンのように肉をベースとした詰め物をした方が
より美味しいと思いますね。







今のシーズンは山ではご覧のように
藤の紫の花がそこここで咲いていました。



今回のぶどう峠は、きつかった。峠の2km手前で両足の内腿がツリ乗車不能となり
仕方なく、根性で押して登りました。
1回ツルと20分くらい休まないと復帰できません。
おさまっても、すぐ再発してしまうのです。
ビンディングペダルだと外せなくて立ちごけしてしまいます。

今回の場合は暑さもあったけど、体調があまり良くなかったのがツッた原因だと
思います。

今日は土曜日だったので、バイクは沢山峠を登っていましたが、自転車は我々3人
と、すれ違った1台だけでした。
ロードレーサーの方々。 近場で走ってないでぶどう峠へ行こう!
アプローチの長さとぶどう峠のちょっと厳しい登りで楽しめまっせー。









晒し首もどきの情景。
バカだねー。




今回はドラゴンが断トツの1位でした。
峠で30分以上待っても我々が来ないので、心配になって迎えに降りてきました。
自転車を押しているかっこ悪い姿を見られちゃったけど、しょうがないよね。
次回は負けないからね。

さあ、このHPを見たITエンペラー隊のメンバー諸君!!
手を上げる者がいるなら、また行きますよ。

その代り、次回は少なくとも韮崎まで行きます。できれば、甲府まで行こう!








今回は、小海線の小海駅から輪行して帰りました。
16時17分発を逃すと次は17時50分くらいと
大変に間が空きます。
大急ぎで輪行しました。




小海線は高原を走る列車で有名ですよね。
小海線で輪行して帰ってきたと言えば、知っている人が聞けば
うらやましいでしょ。

本当は野辺山までの辛い標高差300mの登りをこなさなければならないのですが
今日は、足もツッたし疲れたので高原列車で素晴らしい風景を眺めながら
缶チューハイで乾杯です。

これはこれで最高だよ。

さあ、これからの季節は信州方面のツーリングですよね。

秋葉街道とか、木曽路とか、八ヶ岳あたりを快走しますよ。

そうそう、今年も富士登山を実施しますので皆さんご参加くださいね。
近々、富士登山隊募集のご案内をしますので、お楽しみに!