嵐の神さん入隊ツーリング
2009.3.14





梅野木峠下りの途中から
望まれた晴れの光景です。





3月14日はホワイトデーでしたが、白組の中の硬派の黒組と言えるメンバーで
梅野木峠をメイクしてきました。

この日は天気予報通り、大荒れでしたよね。
早朝は、降る雨の多さと風でツーリングを中止しようかとも思いましたが、だんだん晴れに移る
一日の天候の移り変わりを見たり、人間の強さを見る為に「嵐のツーリング」を強行開催しました。

コース:JR南多摩集合〜多摩サイ〜秋川CR〜初後亭〜秋川街道〜つるつる温泉入口
〜つるつる温泉〜梅野木峠〜小澤酒造〜沢井駅(輪行)







南多摩駅前に集合した面々です。
嵐をものともせず、よく集合しました。





朝6時頃起きて、「さて本日の悪い天気はどれくらいかな?」てなもんでTVのスイッチを付けます。
外は何やらジャバジャバ音はしているが。
天気予報をみるためにNHKに回すと、何と通常のニュースで本日の
荒天の影響で交通機関がストップしてるなんていう報道をしとる。
更に天気予報によると、午前中に通過する寒冷前線の影響で、雷や突風に
注意してください。だとー。

ふざけんなマスコミ!
今の外の天候を見るに、そんなにこれから更に天候が悪くなる予兆は無い!
俺たちは山にも登るので天気図を読んだり、観天望気はある程度できます。
このマスコミのオーバーな報道によりメンバーはかなり委縮し、
約半数が不参加になっちゃったのです。

雨は大した事ないし、風は冬の季節風に較べて全く問題ない。
まして、今回は行きは北西に向かうルートなので、基本的には追い風です。






マスコミの方にインタビューを受ける
e-部長。
サイクリングロードでの歩行者と自転車の共存
は、難しいかな?




俺たちの場合、基本的にはマスコミは嫌いなのです。
何故ならば、彼らの主観的な考えで物事が曲折して報道されるケースが
多いからです。
これは、人間が制作しているので止無を得ない状況なので、一概に非難するのは
おかしいといえば、その通りです。
しかし、マスメディアは一つの大きな力ですので、その力を乱用するのは控えるべきだと思いますよ。

まあ、この「俺たちのページ」もメディアの一つです。でもマスメディアではありませんよ。


ところで、サイクリングロードでの歩行者と自転車の共存についてですが、
特に多摩サイでは難しいと思いますね。
あの狭い自転車道に、ウオーキングの方々、ランニングの方々、野球に向かう方々、子供と一緒に
自転車で走っているお父さん、ママチャリでふらふら走るオバハン、高速で走るロードレーサーと
はっきり言って人が多すぎる。

一案としては、多摩サイの右岸があまり開発されてませんので、そちら側にも新たな
第二多摩サイを作ってほしいと思います。








相変わらず雨は降っています。
写真左は多摩サイ、写真右はつるつる温泉前です。
ウエットコンディションは喉も乾かないし
意外と涼しいので体力は温存されます。




今回のもくろみは、AM雨、PM曇りのち晴れでしたが、見事に裏切られました。
14時くらいまで降っていたと思います。

でもねー。
当初の予定通り、雨→曇り→晴れ とめまぐるしい天候の変化を体験できた
のではないかと思います。

初後亭を出発しても、まだ降りやまぬ雨が、にくい・・・。







梅野木峠への到着順です。
何と俺たちが久々の1位。
ゴッドさんは最初の峠道ですので
半分近く押し最下位でした。
これを契機に奮闘してくれたら嬉しいのですが。





と、言ってもつるつる温泉に着く頃は、ほとんど雨は止んでいました。
「ああ、曇りの天気もなかなか良いもんだ」
峠道を行くに従って、青空が見え始め、薄陽が差し始めました。
「ああ、何か久しぶりに日光を浴びたな。暖かい!」
「ガスが出てきたな。これは、下界は恐らく晴れているだろう」

苦しい登りが続きますが、天候に関しては敏感に体全体で感じてました。

今回の梅野木峠は五日市側からは2.5km、青梅側からは5kmの登りです。
今回で7回目のチャレンジですが、ここの峠は何回登っても辛い。

休まずに登るのは至難の業ですが、前々回の青梅側からの登りと
今回の五日市側からの登りはノンストップで登れました。
逆に言えば、その他の5回は休み休み登ったのでした。
更に言えば、その中の1回は、リアディレーラーを取り付けるフレームの端が曲がり
走行不能になり、押して登りました。






青梅吉野梅郷の梅です。
本日は車で来ましたが、人もいっぱい、
梅も満開でした。
ここの梅の満開は初めてみました。


峠道の下りは爽快だと皆さん想像されると思いますが、実は下りは危ないのでいつも緊張します。
車やバイクと異なり、自転車の場合エンジンが付いていませんので
エンジンブレーキが使えません。
従いまして、峠の下りではスピードを制御する唯一の手段がブレーキ
なのです。
ここが、ママチャリに乗っている人と、我々峠を登る人の大きな違いの要因です。

峠の下りでブレーキが故障したら、ブレーキワイヤーが切れたら、制動不能となり
カーブで曲がれず崖から転落してしまうでしょう。

ですから、ブレーキシューの減り具合は常にチェックしているし、
最低限、1年に1回はワイヤーも交換しています。

ママチャリではそんな事は意識していないでしょう?


今回は無事怪我もなく峠の下りはクリアできました。
よかったー。

そして、神さんの入隊式を「小澤酒造」で実施し、ほろ酔いで輪行
して帰りましたとさ。

神さん、入隊おめでとう!