玉川上水は最高  〜実踏編3〜

今回ご紹介する場所は、小平桜橋〜小平監視所です。第一回にご紹介しました「風の散歩道」に勝るとも劣らない快適な遊歩道です。付近には学校が非常に多く、自然にも恵まれている玉川上水らしい所で俺たちとして一番気に入っている場所です。
小平桜橋は西武多摩湖線の一ツ橋学園駅の近くであり、小平監視所は西武拝島線の玉川上水駅近くなので、行き帰りとも電車が使えるという至ってスマートなWalkingが楽しめます。


小川水衛所跡です。「水衛所」とは上水の水量を監視しコントロールする所で、簡単に言うと水門ですな。
小平市の下水道事業紹介施設「ふれあい下水道館」が津田塾大学近くにありましたので立ち寄りました。
上水が表であるとしたら、下水は裏でしょう。
表裏知ってこそ、一人前になると言えます。奇しくも「上水」の近くに「下水」の紹介施設がある所が良いよね。

因みに、東京では通常「上水」と言えば「玉川上水」のことです。

ご覧のトンネルはこの施設の地下5階から行ける実際の下水道です。その突然の出会いにビックリです。
玉川上水と平行に流れている「新堀用水」です。
「新堀用水」は玉川上水の分水の一つです。
上水付近の住民が玉川上水の水を利用する時は、その使用量をコントロールする為に直接の取水は禁止されており、この「新堀用水」のような分水から水を供給されていました。

当時の武蔵野台地は、水がなかったので稲作には不適な場所でした。しかし、この玉川上水によって、水が得にくい台地の上でも水が得られるようになり、「新田」が盛んに開発されました。今でも「何とか新田」という地名が残っていますよ。
「菜っ葉」を下げて歩いている人とすれ違ったので、「どこかで野菜の路地販売をしているんだな」と思いながら歩いていると、はたして売っていました。威勢のよい、好感が持てる「おじさん」が売っていましたので勢いで買っちゃいました。「小松菜」らしいのですがビニール袋一杯で200円とやたら安い。
買ったはいいんだけど、案外野菜って重いんだよね。
今度はチャリで買いにいきますのでヨロシク。(新鮮で美味しかったですよ)
やっと「小平監視所」に到着しました。ここまで約2時間の歩行です。 疲れたー。
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