2012 沢田研二 トークショー 帝国ホテル 東京編1
沢田研二 63歳 今年も大人げなく 目一杯やっています。


5月6日(日)曇り   帝国ホテル大阪  孔雀の間
ディナー18:30~19:30  トークショー19:45~

みんなが困らないよう日本中のいろんな知恵を結集させて
 いつか 原発って言葉がなくなる日がくるといいけれど
こどもの日に
 そんなことを思ったひとがどれだけいただろう  なくなったら困るひといっぱいだから
 それでもゼロをめざして
電気を使う時に原発ゼロって意識をつねに
そんな翌日にホテルでトークショー 
ちょっと贅沢だけど 贅沢しているときも意識を忘れずに


   

今年もグリーンなお花たちに迎えられて富士の間へ


ウエルカムドリンクはグリーン
カクテルのベースなんだろう 黄色いお花は?わからないまま今日の日に乾杯



テーブルに飾ってあるお花は白とグリーンで


ワインで再び乾杯などしながら まだまだ復興がままならない被災地つねに忘れずに
 今日もJulieの願いが込められた黄色い腕輪つけて
この瞬間にテーブルのワイングラスが微かに揺れて 地震だったのかな


昨年 同じテーブルの隣の席で並んでJulieのオシャベリ聴いたひと
 作年の夏に天国へ逝って
楽しみにしていたタイガースも並んで観れなくて とものともだけど ほんとに残念でした
帝国ホテル富士の間で 初めてJulieのオシャベリ聴いて
それがJulie鑑賞の初めで最後でした

お酒と仲良しのふたり モスコミュールやジントニックにしながら
Julieのおしゃべりがメインだから このくらいにしておこうなんて


前菜 

 季節の海の幸とテリーヌの盛り合わせ 華野菜仕立て ライムのヴィネグレット風味で

スープ

 プロバンス風 野菜のスープ パチリ忘れて 途中で

メインのお肉

牛フィレ肉のメテルニヒ風 季節の香りの野菜を添えて

  メインのお魚

お魚はスズキだったかな

昨年のたいがぁーすなたび公演で 讃岐うどんなど一緒に食べたひとも近くにいて
Julieが駕籠かきさんのマネなどしたときだっけ
LIVE前に大盛り上がりな女子会だったり そんな楽しい思い出もよみがえって

デザート

 ヴァニラ風味のブランマンジェ 赤い果実のジュレに苺のシャーベットを添えて
コーヒーも終わって
 ステージ方向に向いてJulieのおしゃべり聴く準備して


ステージのセット 
Julieがでてくる下手側のカーテンのつくりはいつもと変わりなく
 正面のカーテンは柱みたいなデザインがみっつだったかあって
 どうやってつくるのかなぁって
 職人さんの技しっかり確認して
 ステージのセットつくるひともJulieが立つと思ったらうれしいだろうなぁなんて
想像したり それなのに
カーテンの色が薄いすみれ色みたいな色だったか
桜色みたいだったか記憶が曖昧 


♪3月8日の雲♪
が流れる中 下手のカーテンからJulie登場
音楽劇「お嬢さんお手上げだ」の名古屋千秋楽いらいだから お久しぶり~

いつもより登場が早かった? JulieのCDの歌声少しだけ
ワイン飲んでフランス料理いただいてからだと。。。歌詞の内容が ちょっと雰囲気も違うから?
最初に上手のほうに歩を進めご挨拶して つぎに向こう下手側に そして真中にご挨拶
安楽満ゆうじさんの見送りスーツな服装で帽子を浅めにかぶった
63歳の等身大のJulieの左手側からの鑑賞

マイクを右手に持って
 あの真っ白い左手がお口の速さと同じに
指先が
あれやこれや忙しく動いて
スーツのぽっけに親指だけしまって4本指だしたのは どこの劇場だったっけなんて

真っ白な靴から帽子まで
 ずっとながめてしているのももったいないので
最後にお顔みつめて

ネクタイは
ゆうじさんのものじゃなくてJulieのもの?
ドット柄みたいに見えたけれど細かな模様だったみたい
 お話の途中に
 そのドット柄みたいなネクタイゆるめて

左手が
シャツの第一ボタンに
あら~そんな仕草に大喜びなひともいて

トークショーってマイクを右に持っていたっけ 今頃気がつくひともいて
左手があれやこれやJulieのお口と一緒に いろんな仕草しながらたくさん活躍して
スーツに負けないくらい白い指イキイキして


若葉のころのトークショーの話題は
最初に
 はっきりしない空模様のお天気のことから
ニュースの話題で竜巻のこと 亡くなった方もいたこと知って
さっきワイングラスが揺れたときだったのかなぁ

翌日のニュースで 茨城県と栃木県の竜巻 突風 落雷 被害の状況みて 
自然の中に生かされているんだから いつ どこで自然の猛威に遭遇するかわからない
自然にいっぱい恩恵うけてるから自然に嘆いても仕方ないけれど


Julieと同じ空間で過ごすことについて
高いお金を使って
 この空間でボクと一緒に過ごせることは
 凄いことなんだよって

映像じゃなくて
元気なお姿で目の前にいるJulieと一緒にいられるんだもの 
それだけで
凄いことだよね
 Julieみつめて心の中でそうねぇって

大きな場所に
みんなで集まってJulieの映像を観るときが来るなんて嫌だものね
そんな心配しなくてもいいみたい


フアンなんて勝手なもの
「ボクがいなくなったら そんなことしないように遺言にしてある」って
そんなことしなくたって
Julieのこと
 ずっと忘れないわってひともいたり
「ボクがずっと覚えていてね」って言ったって
忘れちゃうひともいるんだからって

スポーツ選手が応援よろしくお願いしますっていうのが
お気にめさないよう
応援されなくても頑張れば フアンのひとは勝手にフアンになってくれる
上から目線にさせてはダメだそうで
客席を見下ろして 「見上げさせなくちゃ」
っていう研ちゃん

勝手に
Julieのこと好きになったんだから 
Julieのために昔あれこれやったのって
 それを言わなくちゃ
自分を表現できないひともいるものね
そういうひとは
上から目線で
Julieのことあれこれ言ったりして

Julieの言葉の中に
 あれやこれや いっぱい思ったり 


もう少し長い目でスポーツのこと
阪神が負けたお話から
 巨人阪神戦がいまひとつ盛り上がらないって
阪神タイガースのことを例にあげて 負けても観てるひとが冷静
統一球にしたのでホームランが出にくくなったからだと あれやこれや分析して
テニスからサッカーにもおよんで
ダメだとすぐに替えて石の上にも3年ってあるけれどって 


武道館のDVD編集から再放送のことあれこれ
タローはいままで
 ライブハウスでずっとやってきたので
 タイガースは点にすぎないという
最初にやるときに
 何のために
タイガースをやるの?って言ったので
「僕らはタイガースやからや」
リアルタイムで
観ていないひとはたくさんいるからって
Julieは答えたそう

武道館のステージの後ろまでいっぱいに入った
その光景を化野みたいだって
 バラード歌ってるボクの後ろに石仏がいっぱい
石仏のマネなどしながら趣があってとJulieのDVDの感想


たいがぁ~すなたび公演での出来事
タイガースは点にすぎないと言っていた
あるメンバーは
ツアー始まったら
コンサート終わったあとのつきあいが一番悪かったんだって
どっかからの帰りも
新幹線に乗らずフアンの中に行っていたそう

   私もある遠い街で乾杯終わって繁華街歩いていたら
 そんな光景みかけて
   ステージにいたひとと客席にいた人達が一緒にいて
   ステージにいるひとがこっちに下りてくるなんてビックリして
   これから売り出すアイドルじゃないのにねぇ
なんて思っていたけれど

   Julieも声を大にして ぷん!ぷん!な御様子でした
 私は秋田から帰ってまた新潟へ移動したけれど 
秋田から新潟へ移動するときに
 そのメンバーに内緒で温泉に行ったら
それでも一緒になったそうで
雪の中の温泉だから単独行動できないと思ったら
いつものとうりだって


シローもかつみも含めてザ・タイガースだというJulie
性格が合わなくても
 かつみも仲間にいれてあげないとって

お互いに
望みはザ・タイガースだった!
それだけで
ほかのことが忘れられるというJulie

かつみはおぼっちゃんで
鍵っ子で甘やかされていて おこずかいいっぱいもらってるから
かつみのアパートへ行ってマージャンして
 かつみのおこづかいをみんなでもらっちゃったんだって

ツアー中にいろんな話をしたそう
Julieとサリーは
あたりさわりのない話をしていたんだって

ファニーズになる前は
かつみがリーダー つぎがピー そしてサリー
ピーが小学校のときに
 すごく悪かったそう(Julieの範疇にある悪いこととは違っていたそうだけど)
悪いグループから助けたのがサリーとタローとかつみだった
ベンチャーズが好きで
 この4人で演奏だけのバンドだった

ビートルズが流行って
演奏しながら歌うのは難しいってことで
ヴォーカルを入れることになった

4人がいつも遊びにきているところで歌っていたボク(幼気な私 by Julie)に声をかけた

凱旋門って喫茶店で4人から呼び出されたときのJulieの心境
  ぼく 何にも悪いことしていないのに
  ただモンキーダンス踊っていただけなのに
  がんとばしたり めんちきったわけでもないのに・・・・・


不安な思いで凱旋門へ行ったら4人から
「一緒にやらへんか」って

「沢田が入ったら日本一になると思う」
って言われて行かないやつはいない

子供の頃から冷静だったので日本一になれるとは思っていなかった
サリーとタローは背が高いしそのころからカッコよかった
僕が入ったころにファニーズになった

上京して裕也さんと一緒にウエスタンカーニバルに出してもらったら火がついた

ココロの中で うんってしたり
  へぇ~だったり
  そうだったのだったり しながら


Julieのおしゃべりさらにつづいて
Julieのトークショーはぴぃさんの講演会のような筋書きがなくて
 あのことこのこと言おうかなぐらいなのかな


還暦すぎてからのこと
60過ぎたら
 いろんな意味で解放されると思っていたのに
 そうならなかった
還暦というご祝儀で全国をまわる回数も増えた

大阪と東京のドームでやったら
 もうちょっと頑張らないといけないようになった

サリーと研ちゃんは
仕事して観てもらっているから
 頑張って ものを言わなくても大丈夫だって

60になって
死ぬまで現役って言ってるひともいるけれど
研ちゃんは違うらしい

もう先のことを
何年計画している年齢じゃないって感じてるよう
死ぬまで現役って言わなくても
死ぬ準備して
 しっかりやることをやって食べていたら死なないって
言うのが研ちゃんの考えみたい


最近は
新聞に笑ってる写真が多いので
電車やバスに乗っても誰にも気がつかれないって 
普段はね
 こんな目だからって
 こっちの方向いて つぶらな瞳まんまるくして
パッチリおめめだからって
 目が点みたいな表情の研ちゃんが
可愛いこと
笑って目がほっそりな写真を新聞に使うのは
Julieの作戦だったりして

テレビに出ていないのに
テレビ観ていますとかドームなのに武道館って言われたりするそう
観ていないのがバレちゃうのにねって

ドームって言葉を自分で言って
 また蘇っちゃった逃げたイベンターのこと 
タイガースのときに
 いっぱいもうけさせたイベンター
それなのに
「沢田さんは武道館なら大丈夫だけど東京ドームは満員にできません」って
言われた時のこと
思いだしちゃった研ちゃん 


身体の管理のこと
若い時から
同じ体型を保っているから
偉いわけでもないって(保存状態がいいひとのこと?)
太ってるひとで
頑張ってるひともいる
引退したお相撲さんが太っていたときの方が可愛かったって
食べることや痩せることに
深刻にならなくてもって

悔しかったら(食べること)競争する?って 目をまんまるくして子供みたいな研ちゃんでした
それなのに

「これでもね がまんして がまんしてるの~」って
研ちゃん好きなひとが集まってる客席に向かって 甘えん坊な研ちゃんでした


食べることについて
今日はこのくらいにしておいてやるわって 食べるものと戦ってる?のみたいな研ちゃんだったり
そんなひと 昔そばにいたから 大笑いしちゃったり

Julieと食べ比べしたら負けないわなんてココロの中で 
食べたいものはちょっぴり量を制限してもらって
 まぁるいカーブが破裂しない程度に
 美味しく食べていただいて
お酒も ほどほどにしてもらって これは自分のことみたい?だけど
Julieには
 あんまりストレスためないようにしていただいて
元気でステージに立ってもらわなくちゃね

今じゃ飲んで食べて普通以上にできるようになったけれど
食いしん坊な私が
 食べる気力さえなくなったときがあったから
瞳をまんまるくしたJulieから食べ比べしてみる?
なんて言葉に
Julie 今シアワセなのねって
 ココロの中でつぶやいたひともいて


テレビを見て思うこと
最近テレビにでているひとは 好感度をあげようとしてるひとが多いって
お笑いのひとも
あたりさわりのないトークで面白くないって
一般のひともテレビで
自分が何かをやることで 誰かに勇気と元気をあたえたいって

自分が誰かのためにって
 自分を上にあげるのがおかしい
ほんとうに
 勇気と元気をあたえられるひとは そういうことを言葉にしない
そういうふうに
思うひともいるってことを知ってほしい

Julieのことを
なんとも思っていないひとや興味がないひとの前では
言う気にもならないそうで
Julieのこと好きで
 すごいお金を払って歌わないトークショーに集まってるひとに向けて
言いたかった研ちゃんでした


あっちこっち寄り道しながら ぴぃさんのこと
タイガースのころはPAシステムがなかったので
後ろで高い台の上で
ピーがドラムをたたいてる音は1本のマイクだけを通して
アンプから拡散される音しか聴こえないので
ほとんど生の音だけで
 細かな音が聴こえていなかった
41年経って一緒にやって
 PAシステムが整っている状態で聴いたら
あれだけ凄い音をだしていたのかと改めて実感したそう

あれだけ凄いことをやっていたんだから
昔のこと
あれこれ言わなくてもいいのにって先生をしたとしても
 まだ言いたいようだった 

そんなぴぃさんを野放し状態にした研ちゃん
そうしたら
♪ジャスティン♪のときに ほうきを持ってきた
僕の仕事のやり方から言ったら
何の意味があるの?
って思う

あのころと体型が変わっていないのは
ピーだけ
それだけでも凄い値打ちがあるのに ほうきなんて持ったらあかんで

研ちゃんが直接注意しなかったのは
 こういう場所で
話すためにとっておいたんだって
研ちゃんも
 同じこと思っていたことがわかってスッキリしたわ
こういう場所でしゃべっても
友情がつぶれない固い絆で結ばれているタイガースなのね

紙テープのこと
武道館のときも みんなが袖にひっこんで 僕のフアンのひとはみんな帰っているだろうに
ピーが紙テープ投げて 
昔 島倉千代子さんがフアンのひとが投げたテープで目が失明寸前だったので
ピーに芯をぬくようにアドバイスしたんだって 
武道館は
客席まで遠いからテープが届かなくて

研ちゃんはボール投げだったっけ
東京ドームだからラケット使って テニスボールにして
 練習もしたそうだけどそれでも遠くまで飛ばなかったって

おちよさんって言えば
 じゅりわんのとき おちよさんみたいに首をふって
コーラスしていた研ちゃんだっけ
生まれて初めて記憶に残っているのがおちよさんの歌声
父親と一緒に床屋さんに行って
 わかめちゃんカットの髪にアイパーでカールしてもらってるときに
ラジオから流れていたのが♪からたち日記♪
まだテレビもない時代
 みっつかよっつぐらいのときの記憶

 ぴぃさんのテープのこと
間接的に
ぴぃさんに あれやこれや伝えたかった研ちゃんでした
ぴぃさんが
おじいちゃんになったときのエアドラム
ぴぃさんのおじぃちゃんなシャウトも
おまけでつけてくれて
ぴぃさんにも健康でいてもらって
 おじぃちゃんになるまでスティック握ってもらわなくちゃね

ぴぃさんのトークライブのこと
ピーのおしゃべりを聴きたくてみんな足を運ぶんだから
各地方のラジオ局のアナウンサーとやることをやめるようにアドバイスしたそう
トークショーだからといって
台本どおりにやっても面白くない
いきあたりばったりだとリスクが多いけれど そのぐらいのほうがいいんだって
筋書きがあるぴぃさんのおしゃべり会と比較もしたりしながら
帝国ホテルでのトークショー20年近くやってきた
研ちゃんだから言えることかな


歌わないし
 詩を朗読するなどもしないし
 踊らないし
 質問を受け付けることもしないし
 握手もしないけれど
だらだらと
おしゃべりだけの研ちゃん
 あら こんなにしゃべっちゃったのって
「おしゃべりなじぃさんだこと」って

 じじぃであることを自分で自覚しないと
だめな性質だって
僕らの上のひとだって元気なひとがいる 
耳は遠くなり 声は大きくなり ひとの話は聞かないけれど
こんな先輩がいると自分もそうなってもいいと思える

歳をとっていくことを実感しながら生きていくほうがいいねって
年を重ねつつある客席を見ながら
そんな研ちゃんみつつめつつ
 そうねって
ココロの中で頷いていたひともいて

お客さんが入ることが一番
褒められても悪口書かれても それは何のエネルギーにもならない
お客さんが入ることが一番のエネルギーになるんだって

お客さんが入ったら絶対頑張れる
どんなに頑張っていても お客さんが入らなければ頑張れない
満員になったとしても
 並んで買ったひと ただ券で入ったひとは
 客席の雰囲気でわかるそう

会場に足を運んで感じる空気いろいろ 舞台の上から客席の空気も感じとるJulie
  Julieのいう感じっこでわかるじゃん!
感じっこのこと
Julieもバックステージで経験したこと
Julieが言葉にしてくれて
 すっきり


僕ひとりで
収益をあげなければならないので 知恵をしぼってやっている
知恵をしぼったのがトークショー
今回はチケットがとれないひともいたようなので追加もありそうな口ぶりだったけれど
横浜が追加 その他に?

沢田家が
崩壊しないかぎりディナーショーはやらない
今さら変わったことをしても
 失敗すると思う もう何も変わったことはできない
若い時なら
 いろんなことを努力すれば克服できるけれど
 もう朝起きるだけでも
大仕事

客席が大爆笑だから?客席見渡したって若い女子いないのに
お母さんやおばあちゃんにきいてごらんなさいって
それとも
 みんなドレスアップしていたからワカイ女子にみえちゃった?

客席で頷くひとがいないから
  同意を求めたくて目をまんまるくして
「ほんとうなんだから」って
実演つきで 階段下りるときとのぼるときのマネなどして
階段下りるのが大仕事って説明


研ちゃんは
 朝起きてラジオ体操はしないようで
運動は歩く程度
 エスカレーターの右側を歩く程度だって
あら
 以前はエスカレーター使わずに階段って言っていたけれど
もうじきろくよんだから
 少しずつ変わってきたのかな

昔のように
 足を上げてるつもりが つまづいたりする(実演つき)
節電で駅も暗くしてあるけれど 
研ちゃんは月の影や星の影ができるような そのぐらいの明るさでも生きていけるみたい


いままでのキャリアをいっぺんに捨てるのは難しい
だんだん間口を狭くして
 死ぬ準備をしているようなもの
 あとは自分を楽しく元気にしていくことでしかない

100万人のひとが僕のことを嫌いでも
10人は僕のことを好きなひとが必ずいる そのことがあるから人間は生きて行けると思う
好きになってくれるひとが一人でも生きて行ける
 でも自分ひとりだと生きて行けないから自分ひとりじゃないようにしないと
何かをしたいために誰かを結果的に犠牲にしたりすることもある


どんなにしんどくても
 ひとと違うっていうことが いいことだと思えるほうがいい
ひとよりも上に行きたいと思って
 上に行ったら空しい
上にのぼった研ちゃんだから言えることね


歳をとってくると
テレビやコマーシャルに出てくださいって言われても ほんとうにそう思っているの?
って思ってしまう
そんな恐ろしい場所にでて自分をよく見せることはできない

コマーシャルにでて 僕のこの顔見たいひといる?
ジャケットめくって これ(まぁるいかーぶ)見たい?って(実演つきで)
 客席の反応を確認する研ちゃん


僕を観る場所は他にもある コンサートや音楽劇
生だけ
  実演の沢田ってことで

テレビを見ているひと全員に好かれようとも思わない
テレビにでて好感持たれても困る

僕の歌も聴いて 芝居も観て
 それでこうして観てもらうから聴ける話
トークショーの話だけ聴くひとには自分のことわかってもらえないような気がする
Julieと同じくって思うひともいて

こうやって同じ空間にいられるってことは当たり前のことじゃない

死んで映像を観るようなのは
 僕は嫌だから
 遺言に残したい

トリビュートアルバムをさだれても
 自分がそういう器だと思っていないからアルバムにしなくても
勝手に歌ってくれればいい

死んだら
忘れてって言っても
覚えていてくれるひとがいっぱいいるかもしれない
覚えておいて
って言っても
忘れるひともいる 今までだって ずっとそうだったから
死んだら記念館は要らない


「我が名はジュリー」は沢田家の一生の恥
 あれだけは
消してしまいたいくらいと研ちゃん
ご本人が消してしまいたいくらいっていうと
 どれどれって
見たくなるひともいるんじゃないのかな


歌舞伎のお話もして
コンサートの稽古は10回で覚えるっていう話のときだったっかな
歌舞伎の家に生まれたら毎日稽古をつけてくれるからって

歌舞伎の家に生まれながらも あれやこれやで違う道を進むことになった役者が
あれやこれやで親のたどった道をたどりたいと思ったひともいて
簡単じゃない道を選んで長い歴史のある道へ 
違う道を歩んだからこその何かが ぷらすされた演技が観られたらいいなぁって
歌舞伎鑑賞のきっかけは そんなことから始まったひともいて


タイガースのこと
全員でタイガースをやりたい気持ちは変わっていない
みんなであれやこれや良い方法を考えている最中みたい

たいがぁ~すなたび公演での
あれこれ 
みんな歳をとって人の話を聴かないらしい
研ちゃんが
 あれこれ説明したのに あれは?これは?って すぐに聞くそうで
それはねって
また細かに説明するんだって
確認したはずなのに
 また あれは?って聞いてくるんだって
ほんとうに 聴いてないんだからって 客席の私たちにぼやく研ちゃんでした
最近 私もそうだから笑えるような笑えないような
メンバーのこと

コンサート終わって研ちゃんが「今日は一緒にご飯たべれるの?」って聞くと
今日はダメとか言うメンバーとは
 ほとんど一緒にいることがなかったそう
それなのに
終わるのが悲しいって嘘泣きしていたりって 
友情で繋がってるから言えることね
きっと言われたメンバーも研ちゃんのことあれこれLIVEで言ってるんだろうね
なんだか中学生みたいな還暦すぎのおじさんたち

ゲストに瞳みのる・森本太郎・岸部一徳をむかえてタイガースの歌だけを歌ったコンサート
楽しそうって言われたけれど 研ちゃんはとても気を使ったんだって


サリーのこと
昨年のツアー初日 サリーはベースを弾くのが精一杯で踊れていなかった
研ちゃんの実演つきで
 気分だけは踊ってるつもりの国際フォーラムのときのサリーのマネ
今度も実演つきで
 38回旅公演重ねたから
踊りがしっかり身体に染み込んだ武道館で踊るサリーのマネ

昨年 わくわくしながら待ちに待った初日の国際フォーラム
40年ぶりの
 Julie  ピー タロー サリーが横一列(ピーはちょっと後ろだけど)
サリーが
30年ぶりのベースに集中して 踊りがまだぎこちなかったけれど
いろんな街の旅公演観るたびに
 サリーのベースも進化して
踊りもしっかりベースに馴染んでいくのを
実感していたけれど
Julieも
サリーの側で踊っていて実感していたのね

研ちゃんが曰く
38回だけのことじゃないそうで
かかった日にち
日にち薬が身体に効いてくるんだって
研ちゃんの場合は
 連続して10日は練習しないそうで
必ずその間に休みをとって
その間に
不安になったりするから反復するんだって

研ちゃんからよく耳にする日にち薬
おじぃちゃんとおばぁちゃんの会話みたいで

あのさぁとか
だってさぁとか

なんだか研ちゃん
Julieのこと好きなひとばっかり集まってる客席だから
そんな言葉がでちゃうのかな


お客さんがいない稽古が一番疲れるって 
稽古のとき
鏡のカーテン閉めてやるけれど ぴぃさんは鏡を見て練習したいんだって
ピぃさん久しぶりにステージをやるので
 いろんなこと一生懸命だったそう

ぴぃさん
ステージで一生懸命やるから
 ステージおりたら
誰かみたいにフアンの中に入って・・・なんかできないそう 
それでこそ
私の知ってる昔のまんまのぴぃさんだわ
そうなの
十代のころに私が実体験したザ・タイガースはそうじゃなかったから


ゲストで来ていただくってことで
野放しにしたのが悪かったと
反省も含めて
 あれこれ間接的に ちくりとしたり褒めたりな研ちゃん


かつみのこと
実演つきで
 ぴぃさんが作った♪老虎再来♪のことを語るかつみのマネなどして
かつみも太った
僕はまだ黒い髪も残っているけれど
ほとんど白い髪になった
ちょこちょこと 小出しにして報告してくれる研ちゃん

今年の1月 数十年ぶりで かつみが歌うお姿を渋公のステージで観て
あら お姿も 髪の色も 
研ちゃんに似てなんて思ったけれど
お互いに ちょっぴり近づいた?

タイガースのいろんなこと決めている中で
 みんな自分のLIVEで
すぐしゃべってしまうんだって 言わないのはサリーと研ちゃんだけらしい

かつみがLIVEで 「沢田と仲直りした」って言ったのも
研ちゃんの耳に入ったそうで

かつみがあれやこれやで参加しないってことになって
それでも研ちゃんが
 あれこれあのときのことを
謝ったそうで
 仲直りしたというより性格が合わないんだって


みんなで相談してタイガースをやろうっていうだけ
タイガースのときに
研ちゃんは
何も意見を言わなかったそうで
一緒にやってから
45年経って
 僕が一番かわった
太ったという意味だけではなく
タイガースのイメージを壊しているのは僕

最終的にみんなが決めたことが
研ちゃんが気にいらなかったらタイガースはできないんだから
研ちゃんにまかせたらいいのにね

僕が決めたら
 みんなが楽しくステージができるようにはできるって

研ちゃん曰く
誰ひとりいなくても僕が考えるタイガースにならない
でも僕ひとりでもタイガースはできる

やるときには
僕が気を使わずにできたらいいと思っているけれど・・・・と
つぶやく研ちゃんでした
同じくなひともいて


富士の間で 今のJulieの胸のうち聴いて
 もやもやしていたこと
Julieはどう思っているの?なこと
 はっきりJulieの言葉で聴きいて
すっきりして
友情で繋がってるから言えること
やっぱり 私の感じているJulieじゃん!で一安心して


このつづきは二日後の大阪の孔雀の間
 
2012年5月20日


TOP