2012 沢田研二 トークショー 帝国ホテル 大阪編
沢田研二 63歳 今年も大人げなく 目一杯やっています。


5月8日(火)曇り   帝国ホテル大阪  孔雀の間
ディナー18:00~19:00  トークショー19:15~20:50

今年のトークショー2回目は大阪で
今回は遠い街の方々とたくさんで電話かけ 遠い街の方が早めに繋がって

二日前に富士の間で 63歳のJulieの胸のうちを聴いて 
翌日にJulieからの緑色のお誘いにお返事して その翌日に 空飛んで大阪の帝国ホテルへ


階下の川沿いの葉桜の並木道 見下ろしながら  ぷち女子会などして
そろそろディナーの時間ねってことで お色直しなどして3階へ 





今日はどのテーブルかしらなんて好きなウエルカムドリンクで乾杯
  


シャンパンで乾杯したあと 係りのひとに案内されテーブルにつく
テーブルフラワー グリーンを基調としたお花 こっちからも ぐるっとこっちからも
 
  


  
遠い街の方々と5人横一列になってワインで乾杯
昨年は富士の間だったわなひとも トークショー初めて? トークショー10年ぶりなんてひともいて
トークショー 富士の間と孔雀の間 はしごのひともいたり

 ジントニックなども飲みながら ぷち女子会のつづきなどして


頑張って電話予約して楽しみしていたのに あれやこれやで来られなくて
チケットは記念になったひともいたりで 
齢重ねると いつ何があるかわからないので そのときそのときの瞬間を大切になんて思ったり


そうこうしているうちにお料理が運ばれて

グリーンペッパーが香るスズキと彩り野菜のテリーヌ ハーブサラダと共に


グリーンピースのクリームスープ


お肉バージョンは
牛フィレ肉のローストにたっぷりのキノコとポテトのグラタンを添えて
じっくりソテーした玉葱がとけこんだフォンドヴォーソース

お魚バージョンは 真鯛だったかな


ブラッドオレンジのムース 季節のフレッシュフルーツ添え 

コーヒー飲んで Julieのおしゃべり聴くココロの準備などして


たった1日しかあいていないトークショーのはしごして 
東京の富士の間で聴いたことが頭の中にぎっしり こぼれないうちに孔雀の間で
大昔 大阪では着物姿に扇子なんてときもあったようだけれど
残念ながら そのころは大阪のトークショーには足を運んでいなくて

孔雀の間のステージ 東京の富士の間のデザインとは違って
Julieが登場する下手側袖のカーテンは同じつくり
正面のカーテンは 富士山みたいな裾広がりのデザイン 色は? 東京より薄い色合いだったような
Julieが登場したら Julieしか目に映らないので。。。。記憶が曖昧


♪3月8日の雲♪が流れる中 
生成り色のようなシャーベット色のような音楽劇の安楽満ゆうじさんの格好で
帽子を浅めに ちょこんとかぶって
ネクタイは東京と同じ 舞台で使用していたものとは違って遠めに見るとドット柄みたいな模様
富士の間は左手側からの鑑賞だったけれど孔雀の間はマイクを持ってる右手側からの鑑賞

上手に下手に いつものように 最初だけ端っこまでお顔見せに行って
あとはセンターで椅子にも座らず立ちんぼうで Julieのおしゃべり会スタート

最初は野球の話題 
新潟での阪神戦 阪神が勝っている報告から やっぱり大阪? 富士の間より反応が多かったかな
あらよかったわなひとは約1名で
私の周辺はみんな自分の地元の球団を応援しているからどうでもいいみたい 

東京でも話題にしていた統一球のこと
低反発ゴムを使ったボールに統一され 打者はホームランがでにくくなって
投手にとってはやりやすくなったとか

Julieは 昔 硬球の縫い目の赤い糸をほどいてみたんだって
背中をまるくして 目をまん丸くして ボールの赤い縫い目をじっとみつめ
真っ白な指先で その赤い糸をほどいているのが目に浮かぶよう
中にはコイルがぐるぐると巻いてあって その中にはコルクみたいなのが入って
これが飛ぶとか飛ばないとかの重要なことなんだって
縫い目の赤い糸 微妙な高さで 投げるときに
指のひっかかりのあれこれで 変化球に角度がつくとかつかないとか
 赤い糸の重要性を力説していた今でも野球少年みたいな研ちゃんでした


もう少しゆっくりでもいいじゃんなこと
〇〇党のあれやこれや今の世の中 流れが速すぎて早く物事が 通り過ぎて 
もう少しゆっくりでもいいんじゃないって
研ちゃんがぼやいていたこと翌日9日には判決確定前に資格が回復して
研ちゃんは 自分の信念で進んできたから 
そんなものに 頼らなくてもいいような生き方をしてきたから…って
〇〇党 でも 〇〇党でも。。。。 どうでもいいけれどって
客席に向かって ぼやく程度でよかったわ~

もう少しゆっくりでもいいじゃんなこと ふたつめ
スマカジのお話
客席をみわまして最近の奥さまはって あれもしたい これもしたいって
そのために家事を早くしようとする風潮があって 何でも手をぬいてパッパとやってしまう
楽をする家事のことをスマカジっていうんでだって

物を必要以上に洗ったりするから時間がかかるとかで
洗わなくてもいい無洗米のこと
ベタベタとした感触が残るので あれはダメだと しきりにぼやく研ちゃん
ガムテープをはがした後のネバ~っとした感じわかる?って
その例えが 白いものに黒いもをまぜて洗濯しちゃった後に
紙テープで糸くずを取り除いたあとみたいだって
ついつい 紙テープでこまめに糸くず取ってる研ちゃんのお姿など思い浮かべたりして

お米は水が綺麗になるまで砥ぐのがいいって
しゃっしゃっと 砥ぐ音も交えながら お米を砥ぐ仕草して
お米のとぎ汁を捨てる仕草も
最後のほうにお米が何粒か手のひらに残ってる様子まで
研ちゃん 実に細かい仕草で実演してくれて
とぎ汁も 川が汚れるから流したらだめ お花にやったりって
朝食のご飯つくるってラジオで言ってたっけな 慣れたてつきの研ちゃんで

今度は炊いたお米のこと
鰻やさんや牛丼やさんが お米を立つように よそってからタレをかけるから
ご飯が少ないってぼやく 白いご飯が大好物な研ちゃん


時間をかけない料理あれこれ
フリーズドライの お湯をかけると10秒でできるカレーがあるとかで
テレビにでてる有名な評論家たちが それを食べて「うん いける!」って
そんなもん 美味しいわけないじゃんって

手でこねなくてもスプーンですくって手を汚すことなくハンバーグが焼けるんだって
またもや そんなことして焼いたハンバーグなんか美味しいわけないって
手でこねてペタペタ空気抜きして それで焼いて食べるから美味しい

ここで研ちゃんのお料理の時間になって
ハンバーグには 何いれるんだったけ? なんて言いながら すぐに具材がでてこなくて
ミンチと。。。 え~っと 一生懸命思いだそうとして
玉葱とミンチを合わせて (手慣れた手つきで混ぜる仕草などして)
それを手に取って ペタペタするんだよね(空気抜きの仕草もおまけでついて)
手についたミンチ肉を取り除く仕草などしながら(実に細かな仕草で)
これで明日のお弁当の小さなものでもできるって
客席は そうそうってココロの中でして 大爆笑でした

ステージでは真っ白な研ちゃんの指先 
黄金の指にへんしんしたり リンゴのカタチしたり バラの髪飾りに妖しく触れてみたり
お星さまのカタチつくったりだけど
ステージおりた研ちゃんの指先は ハンバーグの具材もペタペタしたりするのね

それなのに
あれを布巾で拭い取る人がいる そんなもったいないことしたらダメと言いながら
再び手で指の間にまとわりついたミンチを取り除く仕草をして
 客席は  更に大爆笑

スプーンですくって焼くハンバーグにもどって
ステンレスとかプラスチックとか機械で こねたようなものは絶対美味しくない
自分の手や家族の手で こねて作ったほうが美味しいに決まってるじゃんって
力説する研ちゃん

帝国ホテルのハンバーグが美味しいって
ミンチじゃなくて見習いのひとがお肉をきざんでるんじゃないのって
包丁でお肉をトントンたたく実演もしながら ソースも美味しいって
研ちゃん 孔雀の間でオシャベリする前の夕ご飯はハンバーグだったのかしら

研ちゃんがぺろっとたいらげたのを鑑賞したのはどこだったっけ
みんなの前で美味しいそうにカレーを食べて
ほらって カラになったお皿 集まってるみんなに見せてくれたりして
ほんとうにシアワセそうなお顔して
あのときは まだまぁるいカーブじゃなかったら 食べたいだけ食べていたのかな?
東京の富士の間では これでもガマンしてるって

料理を早くしようとなんか思わなくてもいい 時間かけて ゆっくりしたらいいと思うよって 
スマカジの締めは大阪のオバちゃんにへんしんした研ちゃんで
 最近の主婦は早くしようと楽することばかり考えて
どうせ早くしたって あいた時間は 近所の奥さんと喋ったりするだけでしょって

家事に適度な時間をかけて あいた時間は あれやこれや有効に使いましょうって
研ちゃんに ココロの中でお返事などして



自然に身をゆだねているJulieのおしゃべり会さらにつづいて
研ちゃんからの まぁるいカーブの理由
穏やかな生活をするため まぁるくなってへんそうしているんだって

テレビ出演のこと
歌だけを歌いに行く番組ならいいけれど 今はほとんどそういう番組がない
ひとのペースで話をするのが苦手だから歌以外ではって

ラジオ出演ならと高田文夫さんの番組について  
今年もラジオからふたりの声が聴こえてきたらいいなぁと願って


あと1ヶ月もすれば またひとつ年輪重ねるけれど
そんなJulieのココロの中で まだまだ 青々と生き続けているザ・タイガースへの想い
昨年のたいがぁ~すのたび38公演にかつみが参加していたら
私の中で 加橋かつみが トッポになったけれど

かつみが参加しなかった理由
かつみは41年ぶりにザ・タイガースをやるにあたってCMとかあれやこれや やりたいと
Julieが考えている方法と かつみの方法とくいちがって


研ちゃん 1年前のこと振り返って ぼくはワカカッタと 反省しつつ報告してくれました
何度目かの電話のとき Julieが失礼なこと言ってしまって 
かつみから
 電話を切られてしまい そこからいっさい連絡をしてこなくなった
そのあともJulieは
タイガースにたいする想いをメールしたけれど かつみからは 何の反応もなかった
Julieの中では 前期のメンバーかつみも含めてこそのザ・タイガースだから


かつみがLIVEでJulieとは仲直りしたというお話
仲直りまでの経緯
Julieは武道館が終わって数日してから かつみにメールで謝ったそう
Julie方式は 何かを始めるのは節分が過ぎてからだって

節分のあとに
相談したいことがあるってかつみにメールしたそう
Julieがかつみに謝るなんて。。。。。そんな研ちゃん 褒めたあげたい!

かつみから電話があったときのことを話す研ちゃんの表情
「お~かかってきた! かかってきた!」って すごくうれしそうだった

「失礼なこと言って 本当に申し訳ない 反省してる」と電話で謝って
その後に会ったときも
「失礼なこと言って 本当に申し訳ない 反省してる 許してくれ」って謝ったら
かつみが
「もう いいよ~」って言ってくれて

ふたりで握手したんだって
なんだかJulieとかつみの歴史的瞬間に感動!


それから全員で会ったときのこと
かつみのLIVEを観に行くことになったけれど 研ちゃんは辞退したそう
3人はかつみのライブを観に行って 写メ攻撃にあって たいへんだった
「沢田が行かなくてよかった」とタローから報告うけたそうで
仁王立ちな格好の研ちゃん「ぼくが行ったら誰も写メなんて撮らないから」って

その後のこと
 かつみに音楽劇「お嬢さんお手上げだ」の招待をだしたら 観に来てくれて 
「おう~」って楽屋に来てくれた
「どうだった?」ってきいたら「面白かったよ~」って 
研ちゃんがいうには
 かつみは話すときにイントネーションが栃木弁みたいになるんだって
「今日はどうする」ってきいたら
「帰るよ~」って言い方が ゆうじ工事みたいだって
研ちゃん ゆうじ工事好きなのかしら
研ちゃんは その後かつみと どこか行くつもりだったらしいけれど
「帰る」っていうので 「今度ね」って

その後みんなで集まったときのこと
かつみが「♪ま~~じゃん ま~~じゃん~」って れいのポーズで 歌いながら入ってきたそうで
ピーやタローやサリーは まだ観ていないので 何それ??
あれ? みんなまだ観ていないの?って言いながら 
研ちゃん「まだ観ていないひともいるんだから」って止めさせようとしたのに
かつみは 実に楽しそうに「♪ま~~じゃん ま~~じゃん~」って 
ずっと 研ちゃんが舞台でやっていたときみたいに
 踊って歌ってしていたそう
そんなかつみを見て 研ちゃん まんざらでもなさそうなそぶりで
かつみのマネしながら
歌わないトークショーで何フレーズか歌ってくれた研ちゃんでした

Julieが音楽劇「お嬢さんお手上げだ」で歌って踊ってした
♪ま~~じゃんの歌(MAHJONG BOOGIE)♪

マージャンが好きなかつみのココロの中にも「♪ま~~じゃん ま~~じゃん~」って響いて
かつみが歌う「♪ま~~じゃん ま~~じゃん~」が
Julieのココロの中にも だいぶ響いたみたいで よかった! よかった!


サリーの歌のこと
サリーに「歌って」ってと最初に頼んだときベースを弾くのに精一杯だからって
初日には踊りまで気がまわらなかったサリーのマネなどして
踊っているふうに見せるサリーを再現する研ちゃん
38回の公演の間に 何日かあいて 年寄りにはこの日にち薬が効き目があるって
武道館では日にち薬の効果で
ベースも踊りも自由自在になったサリーのマネをする研ちゃん
研ちゃんがリクエストしたのは♪As Tears Go By♪♪Tell me♪ もう1曲はなんだったけ
一番歌ってほしいのは♪こっちを向いて♪
♪ちょっとこっちを向いてごらん baby~ 「歌ってしまった!」って研ちゃん


れいの二人はお願いしなくても自分から歌うからって
二人の選曲はJulieがしたそうで

タローの歌のこと
♪Yellow River♪にしたら良かった (客席にうんうんって思う人たくさんいたり)
研ちゃん 思わず歌いそうになっちゃったりして

ピーの歌のこと
♪ヘンリー八世君♪にしたらよかったかな
♪おたまじゃくしはカエルの子ナマズの孫ではありません~って
きっとまたいろんなことやるんだろうなって思ったので
♪Justine♪にしたのに
ピーから太鼓をたたいてほしいと言われた研ちゃん
自分でまぁるいカーブたたいてどうするのよねぇ なんてことは置いておいて

サリーは徐々に徐々に日進月歩のように 努力してくれるけれど
モナリザのハーモニカ
半音上がらないといけないのに 最初はしてたのに いつの間にか普通に吹き出して
SONGSの時も普通に吹いていたので 専門家が見たら音がおかしい
編集で半音上げた
それで気がついてほしかった
それでコンサートでもちゃんと半音上げて吹くかな~って思ってたら
結局最後まで同じところを吹いていて。。。。。

サリーのシーサイドバウンドの踊り
ツァー初日のサリーの踊りと 武道館のときのサリーの踊りを比較しながら マネなどして
そんな向上心のあるサリーを見て気がついてほしかった

ひとのことは言えないけれど
最近は悪いのは頭jだけじゃないのって  目も 首も 肩も悪いし
どこもかしこも。。。。。ってひとりぼやく研ちゃん 
元気なのは口だけって


サポートメンバーなしで5人でやること
かつみと仲直りもして 4人と仲良くして 月に1回は会って音をだそうって
今度 やるときは サポートメンバーなしで5人でやりたいと思う
5人だけでやらないと意味がない
シローはプラス1としても 昔は 5人だけで演奏していた

昔を覚えているひとや レコード聴いていたひとは 昔のように聴こえる
それが音楽の魔術
音が鳴っていなくても見えたり 聴こえたりする
また れいのハーモニカのマネをして あれでオクターブ上がって聴こえていたひともいると思う


サリーとタローとピーと4人で話し合いをしているときは 意見がまとまるけれど
かつみが入ると 研ちゃんが孤立するそう
タイガースのときには 研ちゃんは 何も意見を言わなかったので
研ちゃんが 意見をいうことに違和感を感じるらしい

何をさしおいてもみんなでやる!ってことが大事だけれど
やろう!ではなく できるようにみんなで考えよう!って 今は思っている

かつみが入ったらまた違うパートができる
♪廃墟の鳩♪♪人は~のつぎのパートはみんなでハモっている
下をサリー 上を研ちゃんが歌って 真ん中をタローが歌って
ハモる歌はかつみがきてくれると歌える
♪忘れかけた子守唄♪ とか ♪十年ロマンス♪ ♪色つきの女でいてくれよ♪とか

タイガースをやるのが目的ではなく誰も無理しないでできる方法
誰かを説得したり 説得されたりするのではなく時間をかけて
でも ゆっくりしていたら 誰かが倒れるかもしれない
近い将来実現すればいいなぁと思う
 
最後に 汗だかハナミズなんだかわからいって ふきふきしながら
メンバーに対してあれやこれや失礼なことを言ったけれど
研ちゃんの愛情の裏返しってことで許してあげてね


腕時計を忘れてきた研ちゃんだけど
 真正面上にいる照明さんの合図でおしゃべりの時間 頭で計算しながら 
時間をもてあますこともなく きっちり?

客席に向かって ぼやいたり ときどき客席の反応を感じたりしながら
次回の何かに繋げていた研ちゃん
帽子をとって ご挨拶などして 袖のカーテンに消えていきました
見送りスーツなゆうじさんではなく研二さんの後姿を
下手袖のカーテンの中に消えるまで 見送って ♪カガヤケイノチ♪を聴いて
研ちゃんの右側の額に銀の雫は何粒確認したっけ 
ズルズルなおまけもあったけどな孔雀の間の余韻

2012年5月25日


(追記)
5月26日ベランダから観えたどこかの街の若葉のころの花火で 
先日のJulieのトークショーでシローのことを話すとき 
♪First Of May♪を ちょっぴり歌ってくれたこと思いだしたら 孔雀の間でのあれこれも思いだして

あの日のつづきの武道館のこと
サリーはシローのことが心配でその日は気が気じゃなかったんだって
その日サリーもシローも 数十年ぶりに お客さんの前で歌う日
シローは勇気を振り絞って でてきてくれたけれど 前の夜は興奮で眠れなかったそう

たいがぁーすなたび公演の旅先で ♪Tell Me♪ と ♪First Of May♪を練習していて
♪First Of May♪はシローの代わりにJulieが ららら~で練習して
音域が高いから 裏声にしないと出ないって
そのときみたいに 裏声で ♪ららら  らら ららら ~ って歌ってくれた研ちゃん
シローがこんなに高い音域で歌っていたことに改めて 感心したんだって

最初に リハビリをちゃんとやって ステージにでてねってシローにお願いして
シローが初めて練習にきたとき そのときが一番よかったんだって
それからしばらく間おいて練習したときに うまく歌えなくて自信がなくなったシローに 
シローにはおしゃべりがあるから大丈夫って 励ましていたんだって

武道館の当日 
リハビリ中のシローには 数十年ぶりにお客さんの前で歌うってことが
どれだけたいへんなことだったか
客席で 遠くからステージのシローを 涙しながら 大丈夫かなぁってみつめていたけれど

メンバーと鉄人バンドは
シローが歌いだす心の準備ができるまで いつまでも待とうって思っていたそうで
バンドもメンバーも必死に 合わそう 合わそうとして
歌い終わったら 凄い拍手 
武道館の音響設備もいいので あの場所で実際に観たひとは
シローがすごく声が出ていたように聴こえたかもしれないけれど
後でテレビで観たら 音程は外れていたって

しんどい身体で ふんばって でてきてくれて フルで歌って それだけで感動だったひとは
武道館のあのときを思いだしたり
「シローが歌いたい曲を言ってきたよ」って  
昨年 研ちゃんが旅先の秋田LIVEで教えてくれたことなど思いだして
涙がこぼれちゃったりして

歌い終わったシローと兄の掛け合い漫才?も マネなどした研ちゃん
サリーがサービスでステージの前を歩こうって言ったとき
サリーとシローがちょっと前を歩くこと どこがサービスなの?なんてツッコミいれる研ちゃん
サリーも ときどき おかしなこと言うって

そんなときだったか ハナミズ ズルズルな研ちゃん
客席は ちょっと待って!状態


見送りスーツのジャケットの右ぽっけから ハンカチじゃなくて ティッシュなどとりだし
雫ふきふきして 
もう じじぃなんだからって 雫の言い訳などしながら
更に あの真っ白な人差し指で 口元の端っこさして 油断したら ココに 白い泡がついちゃうって

その白い泡
 数年前の地元のトークショーで 孔雀の間とおんなじくらいの距離で発見したり
おまけに ここにシミなんて研ちゃんから報告うけて
あら ほんと!なんて 確認したことあるひとは オオウケしちゃって
研ちゃんったら 泣かせてくれたり 大笑いさせてくれたりしながら
いろんなこと思い出させてくれて 

Julieのおしゃべりな余韻 もう終わったと思ったら
 ふっとPYGの話題も思いだしたり

練習の話のときだったか
いろんな意味で技が優れたひとと一緒にやると 触発されるって
ザ・タイガースを解散してPYGをやったときに 
今まで できなかった曲も歌えるようになったって
グループのヴォーカルがこの曲を歌ってみたいって思っても 演奏ができないと歌えないものね

PYGの活動期間は短かったけれど
私の沢田研二鑑賞40数年の中で 音にたいする思いが一番成長した時期だったかも
研ちゃんにとっても いろんなこと吸収したときだったのかなぁ
だからこそ次に繋がったんだと思うけれど
孔雀の間で PYGのことちょっぴり思い出していたJulieに
そうねぇ 私もって ココロの中で頷いて

2012年5月27日


TOP