今回は排水ポンプを自作しました。左の写真は簡単な遠心ポンプです。
 灯油ポンプや、金魚等を飼育する水槽のエアーポンプを改造するとか他の人もいろいろ苦労しているようですが、それでもこの大きさに収めるのは至難の業だったので、小型モーターで自作してみました。

 結果はまぁまぁ。
 ポンプ全般に言えることですが、吸い込み圧力は割と低いので水が羽根車の高さまで達しないと効果がありません。けど、それ以上の水位になれば効果があります。
 結果としてコップ半分くらいの水は汲み出せずに残りますが・・・。

 やはり排水能力に不安があったので手回し式の燃料注油ポンプを改造してみました。
 能力は100点満点、ギアードポンプなので吸い込み圧力があって最後の1滴まで排水できます。

 が、問題なのはモーター。安上がりに市販のマブチモーターを使ったのですが、重量増を避けるためメインの7.2Vで回すとアッと言う間に高熱になってしまいますので、抵抗を入れてみたのが左の写真。普通の抵抗ではもたないのでセメント抵抗を使ったのですが、これって別電源作った方が軽いのでは???
 それに熱の発生源がモーターから抵抗に移っただけだし。

 最終的に、ドイツ製の7.2Vモーターを入手して使うことにしました。トルクもこれまでのマブチモーターよりも高いので安心して使えます。
 けど、値段が高い。
 この大きさで1個あたり1000円以上します。

 それでもセメント抵抗使うよりも、別電源持つよりも軽いし、排水ポンプとしての性能も上々。

 一通りのラジコン機器の搭載が完了しました。

 ・・・またしても、艦内はほぼ満杯です・・・。

 こちら排水ポンプを可動させるためのスイッチ機構部分です。小型サーボとタミヤのマイクロスイッチの組み合わせで出来ています。

 このように機構部分全体を覆うのは、間にケーブルなどが挟まって動作不良を起こすのを防ぐためですが、どうしてもでかくなってしまいます。

 LED点灯は舷灯と探照灯の合計6か所です。
 それぞれの定格は3Vで、電源は7.2Vなので2つずつを直列にしています。
 光量は十分です。

 試しに一つのLEDに7.2Vをかけてみたら溶けちゃった。

 艦内配置の全景。
 右手艦首より、2つ並んでいるグレーのボックスは艦首側が排水ポンプのサーボボックス、後ろが照明用のサーボボックスです。
 その後に単4×6本のエネループによるバッテリーと受信機があります。バッテリーと受信機はアクリルボックスでできた防水区画に収めています。(防水区画とはいえ、上側はオープンですけど)
 その後ろの赤黒の装置が変速用アンプ。
 壁を挟んで推進モーター、4軸用のギア、排水ポンプ。
 更に壁を挟んで、操舵用のサーボ(むき出しです)と操舵機構。