ランドナーのページ

ITエンペラー隊 信州ツーリングレポートその1


嶺方峠にて
ITエンペラー隊、初の合宿ツーリングを先日一泊二日にて実施してきました。
信州を肌で感じさせる良い走りができました。

コースは輪行し、上田〜千曲川サイクリングロード(40km)〜長野 善光寺〜R406〜鬼無里(きなさ)〜嶺方峠〜白馬 (泊) 一日目90km走行

二日目

白馬〜R148(塩の道)〜青木湖〜中綱湖〜木崎湖〜大町〜R147〜大王ワサビ農園〜あづみ野やまびこ自転車道〜松本 二日目60km走行  輪行にて帰宅


やはり新幹線は速いね。AM6時24分発のあさま501号に乗ると何と8時前には上田に着いちゃう。
上田の駅を出発すると、すぐ千曲川が流れています。
サイクリングロードはどこだろうねー。
右岸には無さそうなので左岸に渡ったら、あったねー。こ・これが千曲川サイクリングロードですか。

快晴の下、広々とした風景が素敵な場所でした。
長野に入る道の途中に川中島古戦場があります。
でかい看板に合戦の布陣図がありましたが、あれでは良く分かりません。
ガイドさんが必要かと思います。




ITエンペラー隊 信州ツーリングレポート その2
  (長野 鬼無里(きなさ) 嶺方峠)






善光寺
参拝者はバスでたくさん来ていましたが、平均年齢が高い!!



※こぼれ話

善光寺参道で昼食に蕎麦を食べましたが、店のオバハンが「七味を汁にかけて食え」としきりに勧めるので、かけて食うと「なるほど! ピリッと辛くて美味いじゃない」。
1Fの土産物屋で我々3人とも土産に購入したのは言うまでもありません。(軽くてかさばらないのも購入動機の一つですが)
家に帰り、土産ということで女房に渡すと、何か怪訝な顔をしています。
訳を聞くと、「この唐辛子、今、家で使っているのと同じよ」と。 
 ・・・・・・・・
出して見てみると、本ー当 全く同じです。
「誰かの土産か」 と聞くと
「イトーヨーカ堂で買ったのよ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!!!???。

その日の買い物にイトーヨーカ堂に行くと・・・・・。やっぱ、ありましたよ。^^;




長野〜鬼無里 間のダム湖
このダム湖への登りなどでアップダウンが多い。
長いトンネルもあり、正直言って疲れました。


  


いろは堂(おやきのお店です)
やっと鬼無里に着きました。
山の中の里といった感じの好感が持てる街並みでした。
写真の「いろは堂」はおやきのお店ですが、ひっきりなしにお客が出入りし繁盛しています。
あのおやき、また食べたいねー。


峠道の一コマ。
ダラダラと登りが続きます。
ゆっくりでも休まずに走れば意外と短時間で峠を越えることができます。

峠のトンネル
市町村境を越え、白馬村になり峠ももう少しと思わせる道になってきますが、なかなか着きません。
ご覧のトンネルを抜けるとそこには・・・。
ご覧のようなアルプスの山波が望めます。
昼間は快晴でしたが、夕方に近づくにつれて曇ってきて17時頃にはご覧のように曇りとなってしまいました。
若干残念でしたが、実際見るともっと山が大きくて感動しましたよ。
ここは、5月頃の残雪が残る頃に又行きたいと思いますね。





ITエンペラー隊 信州ツーリングレポート その3
  (白馬 塩の道 仁科三湖 )





昨日は、学生時代の剣道同好会の定宿だった「アインス・オオタニ」に宿泊しました。
ビール、ワイン、日本酒とちょっと飲み過ぎました。
しかし、何より女将の「yakoねえさん」が俺たちと同世代の美人女将で、且つ料理も美味いときていますので、酒が進んでも致し方ないでしょう。
秋の今頃(10月22日)は平日でもありお客は俺たち様御一行だけでしたが、かなりゆったりさせて戴きました。お風呂も24H入れる温泉です。自転車の疲れも吹っ飛んじゃいましたね。
お世話になりまして有難うございます。

さて二日目は塩の道を辿って松本まで行く約60kmのコースです。




何の変哲もない道ですが、この道は真っ直ぐ伸びている千国街道 「塩の道」(旧道)なのです。
大阪に住んでいた時、「西国街道」が近くにありましたが、道の幅はこんなものでした。
写真右は、白馬近辺の風景です。山にスキー場のゲレンデらしきものがあるのが白馬らしいし、何か燃やしている煙が田舎らしい光景です。



白馬の先にはちょっとした峠があるのですが、そんな峠をさりげなく超えトンネルを抜けると「青木湖」です。
人家もほとんど無く、静かな湖でした。湖面にバックの山が映っている光景があまりにも綺麗でしたので思わず撮影してしまいました。
ところで、ここは松本を見て湖の左側が現在のメインルートですが、昔の塩の道は右側を通っています。
写真右が湖の右側の道ですが、細いですがご覧のようにビシッと舗装された道でした。
見事な光景の中、涼しい風を全身に浴びて走るこの道は最高だね。


ご覧の写真は「木崎湖」です。仁科三湖というくらいですから、三つ湖があり写真を撮りませんでしたが、間に中綱湖があります。
中綱湖と木崎湖は標高差がかなりあり、およそ1kmくらいの爽快な下りがあります。
ロードレーサーが坂を登っていたけど、辛そうに登っていたのは本当に辛かったんだろうな。





大町に行く途中で多少雨が降ってきましたので、雨宿りをした神社の近くにあった蕎麦畑です。
蕎麦の実が成っている状況でした。時は新蕎麦のシーズンなんですね。




ITエンペラー隊 信州ツーリングレポート その4 最終回
  (安曇野 )





安曇野は田舎ですねー。
左右は山で前後は平らな土地が続いている。
晴天だったら、道祖神などを見ながら一日ポタリングしたい場所ですし、広さも十分ありますね。
しかし我々は、今日帰らなければなりません。
道祖神廻りはそこそこに、大王ワサビ農園へ行きました。
どこまでも続く真っ直ぐな道。
ちょっと暗めなのは、日本海に発生した低気圧が近づいているからです。

今になって分ったのが、今年の10月の週末はほとんど晴れていないことです。
例年なら秋晴れが続く時期なのに、残念です。



大王ワサビ農園に流れている清流です。
この清流は、水が綺麗なのはもちろんですが、川底に繁茂している水草が多く、その緑が素晴らしいのです。

ここでは、岩魚の塩焼きをつまみに、新製品「ワサビビール」を飲みました。「ワサビビール」は緑色しており、味は???です。

昨日の走りでかなり足にきており最寄駅の穂高駅から輪行したかったけど、そこは我慢でしょう。
穂高からは「あづみ野やまびこ自転車道」で松本へ向います。
HPによると松本までは開通しているとのことでしたが、途中で一般道と合流し見失ってしまいました。
長野は、昨日走った「千曲川サイクリングロード」といい、ここといい、自転車道がかなり整備されているなと思いました。多摩サイでは考えられませんが、歩行者も少なく自転車もほとんどいません。
舗装状態も良くマイペースで走れる、いい道です。
上田〜長野〜白馬〜松本の都合約150kmのツーリングの終点 松本駅です。
時間があったら、松本城やアルプス公園などを観光しようと思っていましたが、もう16時を過ぎていたので残念ながら中止です。次回のお楽しみということで。

最後にこのツーリングの中で心残りだったのが「鬼無里」でしょう。
嶺方峠への登りが控えていましたので、「いろは堂」に立ち寄っただけで神社などには行っていません。
天武天皇がこの地へ遷都しようとしていたと言われている土地なんですよ。
恐らく見所が一杯あるんでしょうね。次回はゆっくり見物したいね。
                                                      以上