南房総の海とランドナー(2006.8.13〜14) 今年も海の臭いをかぎに南房総に行ってきました。 |
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ここは、昨年に坂の途中で挫折し押して登った「大房岬」(だいぶさ)です。 坂を登りきった峠での一枚です。 駒沢大学のセミナーハウスが坂の途中にあり、そこで峠まで8割くらいなのですが、そこから傾斜が更にきつくなり苦しくなるのです。 昨年はそこで力尽き押したのですが、今年は押さないつもりできました。 結果として、完登できたのですが、苦しくて苦しくて死にそうでした。足、心肺機能とも限界です。 吐き気やめまいなどを感じながら、ふらふらで帰途につきました。 |
大房岬の海岸にて。 空は青く、海も青い。特に海の青さは、「青は藍より出でて藍よりも青い」青ですね。 綿菓子のような雲もいいでしょ。 本日は海水浴の前に行きましたが、そのまま泳ぎたくなるような状況でした。 |
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ここは、JR館山駅近くの「北条海岸」近くからの情景です。大房岬まで行けばもっといいのでしょうが、館山の場合、駅から近くてもこんな良い所があるのです。 ここは「鏡ケ浦」と呼ばれるくらい波がない事で有名です。 事実この日は、台風10号が小笠原あたりにおり、通常ならいわゆる土用波が押し寄せて海が荒れているのですが全く静かです。 外房にあたる根本海岸に行くと波は3mくらいあり、海水浴できますが引き波が強く怖いくらいでした。 こんな日ですから、ボディボーダー及びサーファーが気持ちよく波と遊んでました。うらやましい。 |
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ここは、館山城跡公園です。 標高100mくらいあるでしょうか。汗が噴出す頃にこの丘の上に到着できました。 館山の街を一望できる景勝の地です。 数年前にできた館山城に入ると「南総里見八犬伝」を紹介しています。天守閣に登ると四方視界が開けておりすばらしい景色が見れますので、この地に来たら是非立ち寄ることをお勧めします。(本日は夕方なので残念ながら天守閣には登れませんでした) |
南房総を走るU 2007.8.12 今年は暑い夏ですね。 今年も帰省しましたが、もちろん自転車と一緒です。 南房総の海はどこまでも青く広がっていて、且つ 空も一片の雲も無く青くて、その青い世界に 目が眩みそうでした。 |
今年の夏は暑くて、本当に夏らしくて良いねー。 夏と言えばやっぱり海でしょう。 海水浴は毎日行きましたが、その前に軽ーく50kmくらい走ったツーリングの模様を ご紹介しましょう。 コース:館山市内〜千倉〜道の駅潮風王国〜白浜(野島崎灯台)〜 和田白浜館山自転車道〜根本(パラグライダー飛行地の丘)〜館山市内(45km) |
千倉漁港にて 何かいい感じでしょ。 映画みたいな光景も見られたりして。 |
房総半島の先端は、すぐ一周できちゃいそうですが、そうはいきません。 何でかって。 距離は40kmくらいですので、せいぜい2時間でクリアの筈です。 それが、そうはいかないんだよね。 理由は、その景色の素晴らしさにあります。 すっと通り過ぎちゃうには、あまりにももったいない風景がそこにあります。 ついつい寄り道しちゃうんだよね。 まずは千倉です。 千倉漁港は、近海ものの魚や「くじら」が水揚げされています。(くじら は現在捕ってないか) アワビやサザエや伊勢海老もここは有名。 更に、水産物加工品としては、くじらを干した「くじらのたれ」、馬面ハギの干物等は有名でしょう。 俺たちがガキの頃は、「くじらのたれ」は干物屋さんに干してあったし、削り節もあった記憶があります。 |
道の駅潮風王国にて ここも海をバックに、いい感じの芝生の広場が ありました。 右の写真は、上のバーが「元禄地震」の時に発生した 津波の予想高さのようです。 ここにいちゃ助からないね。 |
「道の駅潮風王国」は、かなりリッパな施設です。 早朝だったので、開いてませんでしたが、HPを覗くと、海産物を販売 していたり、和食のお店があったり、なかなか美味そうです。 また、海がすぐ近くにあり良い立地です。 開いている時間に次回は是非行きたいと思います。 太平洋の荒波を左手に見ながら、青い世界を疾走すると 遠くに野島崎灯台が見えてきます。 |
白浜近くにて。 遠くに野島崎灯台が見えます。 写真右は野島崎灯台です。 まだ8時くらいですので観光客はいません。 青い空に白い灯台は似合いますね。 |
千倉が漁師町なのに対し白浜は、リゾートホテルや民宿や土産物屋がひしめく 観光の町と言えます。 その白浜の町のシンボルがこの「野島崎灯台」なのです。 昼間に来たら駐車場を見つけるのに大変でしょう。 (もっとも、自転車だったら全く問題なしですが) |
和田白浜館山自転車道にて 海岸近くを走れる素晴らしい自転車道です。 映ってませんが、ツバメが沢山飛んでいました。 「♪ツバメが飛ぶ 青い空ーは 未来の夢 キャンバスねー 自由な線 自由な色ー 描いて行く 二人でー♪」 っと、思わず歌いながら走りました。 「白いパラソル」も歌っちゃったりしました。 幸せな気分でした。 |
かつての感覚だと白浜を抜けると、リゾート地は終了だったのですが、 最近は状況が変わっているみたいですね。 まず、白浜に行く前の外房には鴨川があるじゃないですか。 そして、白浜を過ぎ上記の「和田白浜館山自転車道」を抜けると ちょっとした、プレイスポットがあります。 「根本海岸」がそれです。 ここは、オートキャンプ場があり、根本海水浴場があり、そしてハングライダー・パラグライダー のTake Off場があります。 この根本海水浴場は毎年行っていますが、結構砂浜も広く 波も高いのでボディボードかなんかをやると実に楽しい。 今年は天候が安定していましたが、土用波かなんかで少々荒れると 波も3mくらいになり、面白くなります。 (ライフセーバーの方々もおり安全) |
「根本海水浴場」で甲羅干しをしていると、青空に白いパラシュートで 飛んでいるパラグライダーが沢山います。 「海水浴場」の近くに高台があるので、そこからフライトしているのでしょう。 今回は、ハングライダー・パラグライダーのTake Off場がどうなっているかチェック しに行きました。 丘の表側(海側)を散々探したのですが登り口がありません。 しかし、パラグライダーの機材を運びこんでいる筈ですから、絶対に道があることを 確信していましたので、粘り強く道を探すと、裏側にそれらしき道を発見!! 登り始めると、コ・これはなかなかの急坂です。 「激坂へようこそ」の倉掛林道並の急坂が目の前に迫っています。 引くに引けない状況ですが、何しろ暑い!! 根性で登りましたが、途中たまらず休憩。 休憩すると、その息苦しさと厳しい登りの影響で吐き気をもよおしました。 空腹でしたので、ゲロは吐きませんでしたが、胃液は出てきそうでした。(汚くてすみません) 短いですが、なかなかの登りです。 隊長!! この冬あたり行きましょう!! |
上記の丘からの下りです。 行きとは違う道を下ったのですが、 写真までは、かなり厳しい登山道 を自転車を担いで乗り切ったのです。 |
根本を過ぎると、旧有料道路「房総第一フラワーライン」となります。 現在は通常の無料の道になっています。 今回はこの道を行かずショートカットして実家に帰りましたが、このフラワーラインが 素晴らしい。 平砂浦というサーフインのメッカである浜の傍らには、 アクシオン館山みたいなおしゃれなリゾートホテルやゴルフ場、館山カントリークラブ があったりと、そこはハワイのようなリゾート地です。 ここは、南国を思わせる素晴らしくおしゃれな世界となっています。 そこを過ぎると、洲崎灯台があります。 この灯台は三浦半島の剱崎灯台と並んで東京湾の門というべき存在です。 この冬にツーリングで行きましょう。 |
久里浜⇔金谷間を運行している 東京湾フエリーです。 カモメがご覧のように寄ってきます。 かっぱエビセンを投げると カモメが寄ってきます。 |
館山自動車道も全線開通し、アクアライン経由だと3時間あれば館山に着ける環境となりました。 首都高が空いていればもっと早く着けちゃいますね。 早く目的地に着けることは大きな価値だと思いますが、一方では目的地に着くまでの プロセスも今思えば一つの価値だと思います。 気になる所と言えば、 マザー牧場 鹿野山へ曲がる道の近くにあるワイナリー 東京湾観音 しいたけ村 にこにこドライブイン 金谷漁港 鋸山 等々。 この、気になる所は車で行く必然性はないので、自転車で行ってもいいなと思いますね。 また、今回も帰りに東京湾フェリーに乗船しましたが、プロセスに 船を交えると、その深みがものすごく増しますよ。 結論としましては、この冬は南房総ツーリングを実施しましょう!! |