草津の湯に浸かる(2006.3.17)



草津は湯畑です。街のど真ん中に源泉が湧いている
ところが良いね。各旅館はここから温泉を引いているんですかね?


♪草津良いとーこー 一度はぁ おいでー あ どっこいしょー お湯の中にーもー ほーらー 花がー咲くよー ちょいなちょいなー♪ ってね。
草津温泉と言えば、言わずと知れた※「日本三名湯」の一つです。
街中、プーンとかすかな硫黄の臭いが漂っています。奥日光かなんか行くと、もっと強烈な硫黄の臭いがあるので、意外と上品な温泉街かなと思います。

今回初めて草津の湯に入ったわけですが、お湯が無色透明だった事が意外でした。
しかし舐めてみて実感したのですが、かなり強い酸性の湯です。お湯を舐めた瞬間、酸っぱさと苦さが混じったような強烈な刺激が舌に伝わってきました。こりゃ毒ですよ。
毒だからこそ「通風」にも効きそうでしたので、夕方 深夜 早朝と3回湯に入ってしまいました。

でっかいホテルに泊まったのですが、これまたでかい浴場に、何時行っても混んでいる所がすごいね。
特に、早朝は空いているかと思ったら、メチャメチャ混んでました。
先輩方が一杯いましたので、朝が強いのはあたりまえですか。


※「日本三名湯」
有馬 下呂 そして草津の湯を指します。




温泉と言えば、温泉饅頭でしょう。
草津温泉街にも、いっぱい温泉饅頭屋があり、それぞれに美味しいのですが、草津で一番の温泉饅頭屋がここ「松むら饅頭」です。

湯畑から程近い温泉街の中にあります。

今回、持参した土産の温泉饅頭はちゃんとここで買いましたので、お楽しみに。
しかし、前日夕方頃に下見に行ったら売り切れてました。
翌日、10時頃に急いで買いに行ったら一杯ありましたよ。

食すと、粒餡の昔ながらの味です。あんこらしいあんこで良いんじゃないですか。



今回は新宿からバスで行きましたが4時間30分かかりました。遠いよね。
他の名湯はというと、有馬は六甲山の裏だからすぐ着いちゃうし、下呂も名古屋からそんなに遠くないですね。
そう考えると草津は異様に遠い場所にあると言えます。
関東で言えば草津よりも近くて良いお湯は沢山あります。伊香保 水上 湯沢 奥日光 箱根 湯河原 熱海 伊東等々。
にも関らず天下の名湯になった理由が何かあるはずですよね。
何でですか?????

昨日の雨が朝方から雪になったようです。(ホテルの窓からの眺めです)
俺たちが到着した時は一面の雪景色でした。
草津国際スキー場もホテルの窓から見えましたが空いてますね。
俺たちが学生だった頃はどのスキー場も満員でした。
見た限りだとリフトの待ち時間はゼロでしょう。
人も少ないしガンガン滑れますね。
こういう状況を見ると、スキーに3回しか行ったことがない俺たちですが
滑りに行きたいと思っちゃいます。
まずは朝から夕方まで滑り、夕食後ナイターで22時頃まで滑る。
その後は2時くらいまで酒!!。
そんな生活を1週間続ければ恐らくスキーも上手くなるんじゃないでしょうか。


関西にいた時に2度ばかり有馬温泉に行きましたが、西の雄は有馬、東の雄は草津と思っていましたので一度は訪れたい場所でした。
その効能は別として、お湯の観点からすると有馬の金泉・銀泉はすごいと思います。
金泉に入りタオルを湯に漬けようものなら、タオルはまっ茶ッ茶です。
湯が口に入ろうものなら、その鉄の味に参ります。

それに較べて草津の湯はというと・・・。
臭いは硫黄の臭いで体に効きそうです。 先にも記しましたが、舐めるとその酸味に舌が痺れます。
リトマス紙を持ってきたら青いやつは即赤く反応するだろうな、あれは。
入湯している人の顔を見ると皆有難そうに入っています。
お湯に神秘的な力があるのが草津温泉かなと思います。

だから、遠くても人が集まってくるんじゃないでしょうか。