ドーパミン系について

2010.3.7




今回はね、ちょっとまじめに
皆さんにご提案しますよ。


この写真の心は、ドーパミン系への
入口のイメージと解釈してください。


菜種梅雨のシーズンです。
その影響で良く雨が降りますよ。

今の状況が「三寒四温」って言います。
寒い日と暖かい日がせめぎ合ってるよね。
やがて、暖かい春がやって来ます。ほら、そこに見えますよね。





ところで、以前の記事でも書きましたが、ドーパミンのことです。
医学的に正しいかは別として、ドーパミンが苦しさを幸せに転嫁して
くれるので、それを求めて苦しい事を人間はするのではないでしょうか?

以前の記事の勘所は次の場面です。

「人間はうまくできていて、本当に苦しい状況に直面した時に
その苦しみを和らげる為に、脳からドーパミンが分泌され
幸福な気分になるみたいです。
この状況は体験するとうなずけると思うけど、苦しいんだけど
何かこの状況が気持ち良いんだよね。
この気分を味わう為に、人はジョギングしたり、苦しい峠を
自転車で登ったりするんじゃないでしょうか。」


「恐らく、死の恐怖は究極の恐怖ですので、死ぬ寸前は
たんまりとドーパミンが分泌されて極楽浄土の世界でしょう。
別の観点からすると、俺たちはその究極の恐怖と闘う為に
もしくは究極の恐怖の疑似体験をする為に、峠を登っている
んじゃないでしょうか。」






なかなか、良い事を言うじゃない!

「苦しさを楽しむ為に、自転車で峠に行く」というと、10中8 9の人が引くでしょう。

一方、今までの表現としては「峠を登り切ったという達成感の為に自転車で峠に行く」
と言ってました。

確かに「達成感」の為に自転車で峠に行くのですが、どうもそれだけで
継続的に峠へ行く動機になるのでしょうか?

何か、こんな苦しいことに挑戦する動機となる「とある物」があるんじゃないの?






ところで「峠について考える」の結論は次の通りです・
「「何か」によって心が洗われて心が健康になっているんじゃないか」
「峠の峠路はプロセスが楽しいから!」そして「出産の擬似体験ができるから」

ということです。

ここでの結論は、峠を登っているプロセスが良いと言ってるんです。

ここで不思議に思うのが、「峠に登るプロセスが苦しいのに、何で良いの?」っていうことでしょう。




また、先週実施された「東京マラソン」。
あれは今回のテーマを解明する大きな証拠イベントだと思います。

あの日は、朝からミゾレ混じりの雨でした。

でも3万人以上の人が参加している。 何で?

世間に注目されて恰好良いから?

それもあるでしょうが、あんなに辛い思いをして参加する意味が

実は他にあるんじゃない?




更に、小金井公園かなんかに行きますと、必ずと言って良い程、誰かが走ってます。
何で、走ってるの?

走った後の達成感を味わう為?
レースの為の準備?
健康の為?
趣味?
出会いを求めて?

他に何か楽しみがあるんじゃないの?





そこで、俺たちは主張します。

「人間はドーパミンを求めて苦しい事をやってるんじゃないか!」と。


真偽は定かではありませんが、「人間は苦しい事を実施し己の限界を超える
領域に達するとドーパミンが脳内に分泌され、その苦しさを快楽に変えてくれる」
のです。

だから、その「己の限界を超える領域」を知る者は、ドーパミンを求めた行動を起こすのでは
ないでしょうか?

ここでの注意点は、「己の限界」は人それぞれ異なるので、「ここまでやったらドーパミンが
分泌され気持ちよくなります」とは言えないことです。

更に「己の限界」は限界なので、越え過ぎると、元に戻れなくなる恐れがあることです。

ですから、日頃の訓練が必要なのです。
「これ以上は限界を超えるが死には至らないレベル」を体得する必要があるのです。
だから、日々、人々は公園を走ったり、峠に登ったり、登山をしたりしてるんじゃ
ないでしょうかね。






今日も床屋でこのことを話題にしました。
そして、武蔵野を発信地として「ドーパミン系」を流行らせることに合意しました。

一般的に現在認知されている「〜系」は、「草食系」とか「肉食系」じゃないですか。

それに「ドーパミン系」を参入させましょうや。

それでは、「ドーパミン系」の人は、どんな人種かと言えば次の通りです。

1.自転車ツーリングで「峠」に行く人
2.自転車ツーリングでメチャメチャ早く走る人
3.自転車ツーリングでメチャメチャ長い距離を走る人
4.ランニングする人
5.マラソン大会に参加する人
6.富士山に何回も登る人
7.トライアスロンをする人

などなど、苦しいことをする人を、一言で「ドーパミン系」の人と言おう。
もしくは、「好きなタイプは?」という質問に対し「ドーパミン系の人」
と言おう!


ドーパミン系の方々よ!

これで、我らも一つの社会的なポジションを得ようじゃないですか。

「ドーパミン系」って美しいと思います!!