高尾山-陣馬山縦走
〜富士登山特訓〜

2008.7.19




陣馬山頂にて
自転車ツーリングでは3回くらい
来たけど徒歩では初めてです。



コース:京王高尾山口集合〜稲荷山コース〜高尾山
〜城山〜小仏峠〜景信山(昼食)〜陣馬山(ここまで、約6時間)
〜陣馬高原バス停〜高尾

今回は、来る富士登山に備えて、高尾山から陣馬山まで縦走してきました。
因みに今回は自転車でなく徒歩です。

真夏のような陽光にジメっとした湿気。これは夏だぞと思っていたら、気象庁の野郎
関東地方は梅雨が明けた模様などと、後付けみたいな発表をしています。
したたかなのが、「〜模様」という一言を付け加えているところでしょう。

恐らく、梅雨明けの定義なるものが気象庁にあると思うのだが、それをクリアしていれば
腹を据えて「梅雨明け」と発表してもらいたいものです。

分かりますよ気象庁さん。「梅雨明けの定義」を完全にクリアするケースが少ない。
従って断言しないと。


さて、高尾山の「稲荷山コース」を登り始めます。
このコースはあまたある高尾山の登山道の中で一番空いている
俺たちお勧めのコースです。






若干道を間違え2Kmくらい余計に歩いても
ご覧のように上機嫌の2人です。
余裕がなかったらこんな笑顔はなかったでしょう。




「真の強さとは優しさである」
今回の2人はまさしく、そんな2人でした。

高尾山を越え、城山の登りに差しかかる手前に巻き道がありました。
この城山への登りはかなり厳しいものがありますので、この巻き道を行くこととしました。
これが失敗の始まりです。
城山の中腹をぐるっと回ったまでは良かったのですが、稜線らしき所の分岐
で手痛いミスをしてしまいました。

本来は右折すべき所を左折してしまったのです。
暫く歩いて何か違和感を感じました。あまりにも人が少ないのです。
方位磁石を見ても何か方向が違うみたい。
そして、明らかに下りがずっと続く急坂に遭遇します。
「こりゃ、道を間違えた!!」と心の中で叫んだけど、2人には言えませんでした。
分岐点から1Kmくらい歩いちゃっているんで、引き返すのは、酷かと。
「このまま行って下山しても良いかな」と思いながら歩いていると、運よく
下から登山者が登ってきます。

道を聞くと、やはり逆方向に歩いてたみたいです。
3人で相談した所、戻ることに即決です。
さっさと元来た道を引き返します。
しかも、不平・不満が全くなくですよ!
さっすがOJ&アキです。あんたらは、強く優しい。








景信山名物の「なめこ入りうどん」です。
「都立武蔵高校山岳部の山岳記録」でほめていましたが
実際食べてみると、かなり美味です。



城山山頂の茶屋で一服です。
何やら「カキ氷」のお客で目茶目茶混んでいましたが、それを無視しナメコ汁を注文しました。
しかし、これまた失敗です。いつも食べているような小さいナメコが入っている通常の
ナメコ入り豆腐の味噌汁です。
ふとカキ氷を見ると、高さ30cmはある巨大なカキ氷がそこにありました。(400円)

そうだったのか、このお店の売りは「カキ氷」だったんですね。


その先の「景信山」の名物が、ナメコ汁・ナメコうどんと山菜天ぷらなので、恐らく美味しいのでしょう。
事実、美味しかったですね。
景信山で下山するなら、ここで山菜天ぷらでいっぱい飲り、ナメコうどんでしめたいねー。







景信山からの風景
関東平野が一望できるここからの
風景は絶景ですね。



今回も、山を登りながら「松田聖子」などを歌っちゃいました。
事の始まりは昨日の夜です。
最近は便利になったもので、インターネットで映像と歌を見、聞くことができます。
昨日もついつい見、且つ聞いてしまい、気がついたら夜の3時過ぎですよ。
かつての聖子ちゃんは本当にかわいいね。
特に「赤いスイートピー」を歌っている頃が最高です。
聖子ちゃんカットでなく、更にショートカットなのですが、良いっすねー。

しかし、松田聖子って俺たちと同期だって知ってた?!
彼女は1962年3月生まれ、俺たちは1962年2月生まれなのです。
お互い歳をとりました。

思えば、18歳の時俺たちは大学に全て落ち浪人し中野で新聞配達のバイトをしながら
予備校に通っていました。
その予備校こそ、高田馬場「早稲田予備校」なのです。
予備校が終わり、高田馬場近辺をブラブラすることもたまにはありました。
その時、巷に流れていた曲が、松田聖子の「青い珊瑚礁」でした。
もちろん、中野の商店街で新聞を配っている時も「青い珊瑚礁」は流れていましたね。
懐かしいです。

思えば、俺たちの大学生活の4年間は松田聖子のアイドル時代の全盛期でした。
出る曲全てヒットしていたんだから大したものです。
でもねー。明らかに歌い過ぎなんですね。
声がハスキーになり、低い声がほとんど出ない聖子ちゃん、そんなに頑張らなくてもいいのに。

松田聖子に関する事は諸々書きたいと思っていますが、今日の所はここまでとしましょう。







何と隊長、自転車で和田峠まで来て、
陣馬山まで来て待っていてくれました。




やっと、目的地の陣馬山に到着です。
高尾山の麓から、6時間かかってしまいました。
でも、長い時間遠い距離を歩くことは、今回の富士登山の訓練には最適なのです。

それでは今回の富士登山は、OJとアキを中心に組み立てて行きますか。


ところで、21日(月)も暑かったのですが五日市へ自転車で行きました。
その帰りの多摩サイで「青い珊瑚礁」の替え歌ができてしまった。

「♪お酒の珊瑚礁♪」

あー 私の酒はー 南のー 風に乗って走るわー
あー 青い酒ー 利いーてー走れー あの島へー

お酒に 会うたびにー 全てを 忘れてしまうのー
はしゃいだ 私は LittleGirl 熱い胸 聞こえるでしょう

素肌にキラキラ珊瑚礁 二人っきりで流されても良いの

お酒が好き あー私の酒はー 南の 風に乗って走るはー

あー青い酒ー 利いて走れ あの島へー


※利いてとは
 「利き酒」って言葉を知ってるかい。そう、お酒を品評することなのです。
ここでは、単純にお酒を飲む事を表現しています。







山岳マラソンでは有名人の「池ちゃん」と
記念撮影です。




山岳マラソンってすごいんだぜ。
山道を100kmくらい走るレースで、20時間走るなんてのはざら。
本日お会いした「池ちゃん」は還暦を過ぎた大先輩ですが、毎年五日市の山岳レースに出場し
10回以上完走している豪の者だったのです。
山岳レースは我が職場にいる「中さん」が参加していますが、池ちゃんの方がどうもすごいみたいね。

「池ちゃん」へ

また、どこかの山か峠でお会いしましょう。
今回は、楽しいお話を色々聞かせて戴きまして有難うございます。






陣馬高原下バス停にて。
1時間に一本しかないので
バスに間に合わせる為に1km以上
走った後なのに・・・。
なんでこんなに元気なの?



「池ちゃん」との楽しい一時で、バスの時間を忘れてました。
陣馬高原下からは毎時40分発のバスが出ているのです。
和田峠に着いた時間が16時ちょっと過ぎ。
峠からバス停まで約4.5kmです。
下りなので早足で行けばギリギリ間に合うので、即スタート。

ところが、案外と距離があります。
このままではギリギリアウトになりそうでしたので、残り1.5kmの所から走ることとしました。
しかーし。走れど走れどもバス停に着きません。
隊長も自転車で伴走していましたので、バスの運ちゃんに多少の遅れを許して戴けるよう
交渉に行ってもらいました。
後から聞いたのですが、交渉は上手く行き5分くらいの遅れはOKだったらしいです。
(さっすが隊長です)

結果は、5分前に何とか到着することができました。
俺たちは、久しぶりに走ったので汗ダクにして疲労困憊ですよ。

OJ・アキは全く疲労の跡もなく普通に元気でした。
体力差を見せつけられましたよ。

まあ、今回の富士登山はOJ・アキに先頭集団を引っ張ってもらい、俺たちは最後尾で
リーダー役をさせて戴きます。