大雪後の多摩サイ




大雪(2006.1.21)

ついに東京にも雪が降りましたね。
しかもセンター試験の日に。
昔、このセンター試験は共通一次試験と呼ばれていましたが、その頃から雪が良く降っていました。
受験生の諸君は大変だね。ただでさえ緊張で体調を崩しやすいのに、この寒さと雪では参っちゃうよね。
そう言えば俺たちも現役受験の時、受験会場がある駅である東小金井の駅で腹痛の為に駅の便所に行った覚えがあります。
(現役の時は大して勉強していませんでしたから、自信が無く、ちょっとの環境変化に敏感に反応して体調を崩しちゃったんでしょうね。)
万全を期していれば、雪も風流と楽しめると思いますよ。

しかしこの雪、チャリには大敵です。
明日なんか道が凍っていて、とてもチャリなんて乗れる状況じゃないことが予想されます。
今までは寒かったけど特にチャリで活動するのに支障はありませんでした。
しかし雪が降ると、峠の日陰などでは春まで雪が溶けないんじゃないでしょうか。
林の中の道も凍っていて危なそうだし、多摩サイも明日は雪で走れないでしょうね。

チャリ中毒になっている俺たちとしては、チャリに乗れないこの状況に禁断症状がでています。

早く雪よ溶けろ! 春よ来い!


と 思って寝ましたが・・・。




1月22日(日) 昨日の雪とは打って代わって快晴です。

居ても立ってもいられず11時ごろ斥候に出かけてしまいました。
家の前の歩道は凍っていましたが車道は大丈夫です。なるべく広い道を選択して多摩川サイクリングロード(以下多摩サイ)に向いました。
さすがに駄目かなと思っていましたが、行ってビックリです。土手には雪が溜まっていますが、多摩サイは見事に雪は溶けていました。(橋下の日陰などは一部凍っていましたが・・・。)
しかし、いつもはあんなに人が多い多摩サイなのに何と俺たちしかいません。おかげで静かなツーリングができました。
二子玉川近辺まで行きましたがここまで来ると未舗装の道が暫く続きます。
水溜りだの、ドロドロの土の上を走ることとなり、かなり泥でチャリが汚れました。
ここで効果を発揮するのが「マッドガード」です。いわゆる泥除けですが、最近のスポーツバイクには「マッドガード」が付いていません。
しかーし。俺たちが乗っている「ランドナー」は「マッドガード」が標準装備なのです。
その効果で、チャリは汚れても体は汚れないし回りの人に泥を飛ばすような迷惑もかけません。
さすが環境に優しいチャリ、「ランドナー」です。


多摩サイは走れる事がわかりましたが、峠は無理でしょう。ところが。
多摩川を外れ仙川沿いを少し遡った所で、ふと右を見るとご覧のような強烈な坂があるじゃないですか。
世田谷区岡本3丁目のあたりですが、通り過ぎたのを引き返して登りに行ってしまいました。
こ・この登りは・・・。なかなか。
写真右は坂の上からのものですが、実際はもっと急に見えて怖いくらいです。こんな近場にこのようなトレーニング場があったなんて。また来ますので宜しく。
帰りは野川沿いを行きました。
ここもほとんど雪がなく安全に走行できましたね。
深大寺近くの高速の下あたりが凍っていましたが、降りれば大丈夫です。無理して乗って行くと、雪道に慣れていない俺たちは転んじゃうでしょうね。

まあ、今回の雪は意外と早く溶けちゃったり昇華しちゃったりしたから、これから雪さえ降らなければ来週は広範囲に走れそうですな。
来週は、久しぶりにITエンペラー隊長のテリトリーの荒サイかなんかに行きましょうかね。