多摩湖自転車道〜武蔵野の道〜残堀川〜多摩川 (2005.1.15)
無風・快晴・春のような気温



多摩川サイクリングロード(以下 多摩川CR)日野近辺
のどかな風景が広がっています。

昨日の雨とは打って代わって春のような日です。
朝6時に起きるつもりが、何と9時を回っています。こんな良い天気の時は三浦半島などの海岸線を走ったら素敵ですよね。
しかし、今出発するとちょっと時間が遅すぎる!! しかも買い物も付き合わなければならないので、実質的に行くのは不可能でしょう。
ただでさえ、毎週チャリで出かけていて風当たりが強いのに、そんなことしたらこれからのチャリ生活の大きな障害となってしまいます。
そこで、いつものコースですがお気に入りの武蔵野の道へ行く事としました。距離も60km弱なので2時くらいには帰れ、晴れて買い物にも行けるしね。



武蔵野にある道の階段(左) このトンネルの先にもう一つトンネルがあるのですが閉鎖されてます。(右)


多摩湖自転車道を始点から10km走ると、多摩湖のダムの麓に着きます。(西武多摩湖線の武蔵大和駅近く) そこからダムの上まで登りとなります。(現在多摩湖のダムは地震対策補強中)
最初は、あの登りが辛かったのですが、毎週チャリに乗っている俺たちです。一汗かく位いで登れるようになりました。
そこから先も基本的には登りのアップダウンが続きます。
多摩湖自転車道は麓の武蔵大和までが10km、多摩湖一周コースが10kmで往復すると30km走行することとなります。
ランドナーに乗る前のママチャリ時代は、その走行距離にビックリで一生に一回行く決意でこのコースを走った記憶があります。ランドナーに乗った当初もこのコースを走りましたが、ママチャリ程ではなかったけど、かなり疲れましたよ。
多摩湖を半周する所が標高としては一番高くなる所なんですが、そこで「武蔵野の道」へ分岐します。
「武蔵野の道」に行かずにそのまま走ると、基本的に下りとなり、途中の玉湖神社の所を左折すると「狭山湖」へ行けます。ここも素晴らしい所なんですが、ここの紹介は次の機会ということで。

「武蔵野の道」はご覧の写真のような雑木林の中を走る道です。残念ながら距離が短いのでチャリだとすぐ終わってしまうんですが、武蔵野らしい雑木林の中を走るのは気持ちいいですね。
また、この道の先は「野山北自転車道」になるのですが、この道には写真右のようなトンネルが3つくらいあります。
ここは嘗て、狭山湖を造る際に物資を運ぶための軽軌道(いわゆる鉄道)が敷かれていた跡地なのです。


本日は時間の関係もありましたので、「野山北自転車道」の終点までは行かず途中から残堀川沿いを下り多摩川へ出る道を選びました。
この残堀川は立川近辺を流れているのですが、写真の場所が「玉川上水」とクロスしている所です。
写真の川は枯れていますが残堀川で「玉川上水」はこの川の下をくぐって流れています。
(サイフォンの原理を使っているようだけど、このようにして川を通したのが江戸時代だからビックリですね)

残堀川は多摩川に合流するんだけど、その合流地点から暫く多摩川CRは内陸を走ります。
その道沿いにある神社でご覧のように「ドンド焼き」をやっていました。
これはお正月のしめ縄などを燃やす行事で、この火で餅を焼いたり汁粉を作って食べて無病息災を祈るのです。


遠くの山もクリアに見えるし、走っていて暖かい日で最高な走りができました。
多摩川CRではこのような素晴らしい景色がみれるので、今日は久しぶりに沢山の人が
いました。暖かくなると虫も地上に出てきますが、人間もそうなんですね。
先週なんかはものすごく寒かったけど、そんな時は、物好きなチャリダーしかいないよ。
それに引き換え、今日はどう・・・。
老若男女、渋滞するくらいに多摩川CRは賑わっていました。
やはり最後は、こんな感じの武蔵野の田舎風景でしょう。
ここは、深大寺の近くなのですがご覧の畑、雑木林などが沢山残っているところです。
ここらからだと、俺たちの家までは10kmくらいです。最後の走りを楽しむ為に、ゆっくりといつも走っています。
今回は、武蔵野の道から多摩川CRを中心とした走りでしたが、つまる所は多摩川を中心としてそこから派生する道をこの冬は走ろうと思っています。
輪行して遠出をしてもまだまだ寒いし日も短い。
今は来るべき春に思い切って走る為の、シーズンオフの訓練時期と規定した近場の我慢の走りとしましょうか。
来週は天気悪そうだけど、羽田空港かなんかに多摩川CRに沿って行ったろ。