クリスマスツーリング 〜箱根路で勝負〜 2007.12.22(49km) 大観山より芦ノ湖を見る。 晴れていればバックには富士山が望め ますが、本日はベールに隠れています。 |
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今年のツーリングもこれが最後です。(個人行動は別) 昨年も最終ツーリングは箱根でしたので、恒例行事にしたいなと思っています。 昨年は箱根駅伝の5区を行きましたが、今年は旧東海道を行きました。 どちらも厳しい道なのですが、旧東海道の方が急坂が多い点で若干辛いと思います。 コース:小田原(輪行)〜R1〜箱根湯元〜旧東海道〜畑宿(はたけじゅく) 〜芦ノ湖〜箱根駅伝往路ゴール地点〜大観山〜湯河原(輪行)(49km) |
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畑宿(はたけじゅく)にて。 ここは、昔より寄木細工が有名な土地です。 今回は、ゆっくり寄木細工の工房を見学しようかと 思っていましたが、とんでもない。 ここから、芦ノ湖まで厳しい坂の中、勝負することとなります。 |
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箱根の坂は何回登っても辛いです。 今回のメンバーは 坂やん Dragonさん 俺たちの3名ですが、勝負好きの坂やんに 最近めっきり峠に目覚めて参加回数が急増したDragonさんです。 予想はしていたものの、畑宿で一息入れたあとの急坂の九十九折りでの勝負となりました。 勾配10.1%の急坂が約2km続く厳しい道です。 あっと言う間に2人は先を行ってしまいます。 とりあえず、九十九折りが終わる茶屋で待ち合わせとしましたが、そうは言ってられません。 やっと茶屋に着きましたが、もちろん休み無しでスタートです。 ここからは勾配は緩くなりますが、長い長い坂がずっと続いているのです。 ここでも2人に抜かれますが大分疲れているようでした。 「追い込み坂」にある由緒ある茶屋でまたまた休憩を取る2人です。 その脇を、これまた休憩なしで通り過ぎる俺たち。 お玉が池を過ぎるあたりで疲れきったDragonさんは若干遅れます。 武士の情けじゃ、ここで離したら追いつけないし、ゴールもすぐそこですので 多少手を抜くと追いついてきましたよDragonさん。 さっすが坂やんは俺たちの後ろにお玉が池の手前で追いついています。 ここの勝負は俺たちの勝ちかな? |
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芦ノ湖畔にて昼食を摂った後、 大観山へ登ります。 頂上までもう少しなのですが、ここから 勝負が始まりました。 |
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芦ノ湖畔で昼食を摂り、いざ出発ですが気温が低い! 走れば暖かくなる、とばかりにかまわず出発です。 大観山の登りは、車が走りやすいようにできている道です。 従って傾斜もそんなに急でない直線の比較的多い道となっております。 途中まで疲れ気味だった坂やんですが、大観山頂上が近づき芦ノ湖が見えるあたりで 静かなスパートをかけてきました。 追いつくのも手ですが、写真の好ポイントです。 勝負を捨てて涙を飲んで撮影しましたよ。(冒頭写真もここの少し上から撮影したものです) |
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大観山山頂にて。 ここは、箱根ターンパイクの終点でもありますので 休憩所と広い駐車場があり、車では来やすい所です。 あいにく雨も降ってきましたので、ご覧のような完全武装となりました。 なんせ、ここから湯河原までは、走行距離にして約20km、標高差1,000mの 下り坂なのです。 |
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残念ながら、今回は富士山を拝むことができませんでした。心の目で見ておいてください。 しかし、ITエンペラー隊もレベルがあがりました。 芦ノ湖から大観山までの標高差は約300mあるのですが、ノンストップで勝負しちゃうんだよ。 坂は急じゃないんだけど、ここまでの箱根の急坂で疲労してる筈なので、やはりすごいと思います。 ここからは一気に湯河原へ下ります。 生憎、雨も降ってきて寒いのですが、日光の雨で懲りたせいか坂ヤンもゴアテックスの雨具を 購入し(昨日買ったらしい)装備は万全です。 湯河原には15時前に到着してしまい、時間が早いので温泉に入ることとした。 良い所に日帰り温泉があり、冷えた体を温めるのに丁度よかった。 折しも冬至でしたので、ゆず入りの温泉でした。 このまま、一杯飲みながら美味しい物でも食し、明日まで寛げたら最高でしょうね。 (来年は企画して行ったろ) 身も心も温まり、湯河原で輪行です。 中年のおっさんが集まったツーリングでしたが、女っ気が無くとも、その厳しさ、苦しさ とその裏腹の達成感・満足感により楽しいツーリングでした。 峠ツーリングは決して楽じゃないし、むしろ苦しい事が多いのです。 でも、その厳しさ故に惹かれるものがあるのです。 こんな、ストイックなツーリングですが、また来年も企画しますよ。 「厳しさの上の達成感を味わいたい」という考えに賛同される根性のある方々よ。 ジャンジャン参加してください。 |