小田原へ(2005.12.18)


多摩サイ〜第二京浜〜R1〜R134〜R1〜小田原(輪行) 103km








見事な快晴でした。
大磯の辺りの浜辺ですが、爽やかでしたよ。
浜辺の道路には基本的に駐車場がないので、気に入った場所で浜辺に出るなんてことは、車ではできません。
それができちゃうのが、チャリの良い所だね。



2005.12.18  西高東低の気圧配置。日本海側は雪、関東は快晴にして強い北風という典型的な冬の休日にじっとしていられず、ふと「小田原に行こう!!」と思い立ち輪行袋を積み込み出発しました。

走り初めてビックリ。吹く風に自転車が横に流されるじゃないですか。
辺りは落ち葉と砂が舞い上がり、目にゴミが入って痛いわで出鼻をくじかれましたね。

多摩サイに出ると、ますます風が強く吹いています。
河川敷のグラウンドからは大量の砂埃が舞い上がっており、川はその砂埃で茶色になっています。
風上に向って走ると、まるで峠の登りのようです。今回は下流に向って走りましたので、快適なフォローウインドでした。すれ違うロードレーサーもさすがに快走できず、かなり苦しそうでした。
レースジャージがバタバタと風に煽られ、まるで凧のようでした。


第二京浜を横浜に向います。
さすがにメインの道路だけあって、交通量がメチャメチャ多い。
怖いので歩道を多用する。
ああいった広い道の歩道は比較的しっかりしているし、その割には歩行者が少ないので安全に走れました。
ところが、横浜を過ぎ戸塚辺りになると、かの有名な権太坂です。歩道も確かなかったので車道を走ります。難なく権太坂は越えられました。「箱根駅伝」では超有名な坂なので楽しみにしていましたが、正直がっかりです。
小田原までの坂で言えば、戸塚を越えた先にあった「大坂」という坂が坂らしい坂です。
なかなかの坂で、寒い気温の中、一汗かきましたよ。





「大坂」を登りきると、ご覧のように富士山が現れました。
やっぱり富士山は綺麗です。


湘南大橋(酒匂川)からの眺めです。もう、小田原もすぐそこです。
ウィニングランを飾る素晴らしい景色と言えます。
やっぱり海は良いよね。
景色も良いし、その雰囲気(風、匂い、湿気、光)の作用で何か元気がでます。


9時30分に家を出て15時30に小田原に到着。
トータル距離が103kmありましたが、一部を除けば平らな道ですので、そんなに苦もなく行けちゃいました。
夏だったら、小田原を観光してもお釣りがでると思いますが、冬至も近い今の時期は16時を過ぎると何か寒くなるし暗くなってきてヤバイ雰囲気になります。
15時30分でも既に十分寒く、凍えながら自転車を分解し輪行袋に収納しました。

急行で輪行しても良かったのですが、せっかくなので「ロマンスカー」で輪行しました。
新宿までノンストップで快適な車中でしたよ。
もちろんお酒などを飲みながらの至福の輪行でした。


さて、次は箱根の坂に挑戦です。(12月25日予定)
今年の走り納めとしては最高の場所かなと思います。
もちろん、今回もITエンペラー隊長と同行です。