ITエンペラー隊入隊行軍 4つの峠を越えろ!! 2007.5.20(62km) 副題(峠の先に乾杯!!)坂ヤン命名。 |
五月晴れの中、和田峠を含む「峠」に行きました。 空は真っ青な夏のようなそれでした。 空気は爽やかで、新緑の中、苦しい峠道も味わい深いものがありました。 足がつっても、苦しい坂道でも、また来たくなるのが、「峠」です。 |
春真っ盛りの昨今ですね。 久しぶりのITエンペラー隊、本格的行軍であります「峠」行軍兼坂ヤンの入隊式を実施しました。 行程:高尾(輪行)集合〜R20〜大垂水峠〜相模湖〜陣馬街道〜和田峠〜(徒歩)陣馬山往復 〜醍醐峠〜醍醐林道〜陣馬街道〜高尾〜浅川CR〜八王子(輪行)62km 2年前の俺たちであるなら、「挑戦的な場」であった「和田峠」をメインとしたコースを行きました。 朝から、眩しいような快晴です。 中央線の車窓からは素晴らしい雪景色をした富士山が望めました。(今年も登りますよ!!) こんな晴天の下、自転車でツーリングできたら幸せでしょうと思われる時は平日が多いのですが、今日はラッキーな事に日曜日です。サイクリング日和というのは今日みたいな日だろうなと思われる、典型的なサイクリング日和でした。 |
高尾駅前にて輪行解除です。 駅前に「京王ストア」があり、中を見学すると飲み物が自販機より安いんですね。 スーパーの前に自販機があったので開店前に、そこで買っちゃったけど、しまったと思いましたよ。 500mlのペットボトルでおよそ、1本で50円くらい違うんだから。 もっと言えば、2Lのやつを買って4人で分けたら、その経済効果は計りしれないでしょう。 高く見積もっても2Lで200円で買えるので、4人で分ければ一人50円ですよ。 1本分(500mL)で100円も徳なのです。 9時にはこのスーパーは開店してましたので、次回は店内で買おう!! 今回は撮影者のF氏を含めて総勢5名のツーリングです。 今の所、ITエンペラー隊の最強メンバーの行軍です。 |
※ついに出ました「カッシー」の爆弾発言 本日、「カッシー(女)」とこのツーリングの話をしてたら、なかなかの発言がありましたので掲載します。 (俺たち)昨日もツーリングに、ご覧のように行ってきたよ。(と、日焼けした腕と、手の甲のハートマークを見せる) (カッシー)やっぱ俺たちさんすごいよね。今回はどこへ行ってきたんですか? (俺たち)いつもの「和田峠」他ですよ。 ところで最近、女子の間で自転車が流行ってるって知ってる? 例えば25Fの娘とか「キョン」は近々自転車を購入したり譲渡されたりするらしく、自転車を始めるらしいよ! (カッシー)私、負けず嫌いだから、もし自転車に乗ったら、サイクリングロードで抜かれたら抜き返しちゃうと思うな! (俺たち)カッシーねー。その負けず嫌いな精神は俺たちのツーリング魂そのものだよ。 だって、今回は峠の登りで、苦しいけど精神的に負けず、相手より早く峠に着く競争してるんだよ。俺たちは。こんな状況はカッシーにピッタリじゃん。 (カッシー)それじゃ、自転車を買った時、お願いします。 カッシーねー。断り文句で言ったと思うけど、俺たちは本気ですよ。 是非、すぐ自転車を買ってね。 色々、面倒をみたるでー。 |
大垂水峠にて。 この峠はR20というメインの国道だけに、そんなに急な登りではありません。 でも、だらだらと長い坂道は確実に体力を奪う、魔の道です。 最初にここを登ったときに頭がクラクラし吐き気をもよおしましたので、悪い先入観があり 登っているといつも、くじけそうになります。 |
高尾駅からR20を西に行きますと、大垂水峠への峠道となります。 と言っても、暫くはダラダラ坂を登り、きつくなるのが残り2kmくらいの所からでしょうか。 今日は快晴ですので、登りながら空を見ると、そこには抜けるような真っ青な空がありました。 こんな空を見られるなんて滅多にないよ。 更に言えば、皆さん絶好調らしくガンガン飛ばして先に行ってしまいます。 ちょっと皆さん!! 今日はこんな低い丘を越えるだけでなく合計4つの峠を越えるつもりなんですけど。 マラソンのスタートで飛ばしている感じがするんですけど、大丈夫かね。 |
相模湖畔にてA組長と運命の出会い。 以下ITエンペラー隊宛のメールから引用します。 |
ITエンペラー隊の皆様へ 「赤い糸」ってあるものなんですね。 今回のツーリングで、相模湖畔へは行っても良いし行かなくても良い状況でした。 大垂水峠の下りで、下りは慎重な隊長を、たまたま相模湖駅前の信号前で待ってました。 (その先にあるコンビニの駐車場でも良かったのですが。) ここで、運命の糸が現れます。 隊長「相模湖畔へ行こう」 俺たち「そうしましょう」 先を急いでいますので、行かなくても良いのです。増して、相模湖畔へ行ったらR20へ戻るのにかなりの坂を登らなければなりません。 でも、「何故か、行きましょう」と言ってしまった。 そして、そこにはかの名車があり、組長が寝そべっていました。 きっと、男女間の出会いもこんなもんなんでしょうね。 |
途中、足がつったりしたアクシデントがありましたが、隊長の励ましにより坂ヤンも 無事「和田峠」に到着です。 |
和田峠の入りで、両足がツッた坂ヤンは、その時点でもうダメだと思いましたが、不死鳥のように蘇るんですね。 これは、「勝負師」である我々に共通する「しぶとさ」でしょう。 その後の、坂ヤンは八合目の水場まで疾走するのです。まるで、ゾンビと戦っているようでした。 (どこから、あの力が生まれるの?) Fさんも、勝負師といつも走っている関係で、その勝負魂が現れます。 「八合目の水場」をスタートしぶっちぎりで峠に到着しようと思っていたら、しゃかしゃかと後ろからFさんが迫ってくる気配がしています。 苦しい急坂を終え、最後のヘアピンカーブを曲がったあたりで、スパートする気配がしましたので、俺たちもスパートしました。 もうメチャメチャ苦しいんだよ。 そして、峠のゴール寸前で抜かれちゃうんだなこれが。(さっすがFさん) 峠には、一杯人がいたけど、ゼーゼー言いながらフィニッシュした俺たちは、ちょっとヒーロー的でした。 |
陣馬山山頂にも無事到着。 ファイナルウェポンも何気なく歩いている様子ですが ちょっと疲れたみたいね。 山頂小屋でお酒を注文しますと、つまみをサービスしてくれます。 今回は、ほうれん草の胡麻和えで終わりかと思っていたら、「婆さん」の 計らいで、ご覧の天然シメジの油いためを出してくれました。 酒を飲み始めていた俺たちとしては涙ものです。 うまかったよ「婆さん」。またよろしくね。 |
和田峠まで行ったら、陣馬山へは是非登ろう。 今回、皆さんから非難されましたが、「和田峠」から陣馬山までの標準時間は30分ですが、日頃から自転車で鍛えている皆様の実力を鑑み15分で登れると申し上げた俺たちなのです。 でも、非難はされたけど、15分+で登れたんじゃない? 山頂は360度のパノラマです。 東側を見ると新宿と思われるビル群が遠くに見れました。西側は山波が広がっています。 この山は、高尾山からは十分遠い為、なかなか来れない存在なので、言ってみれば憧れの山でした。 その「憧れの山」がこんなにたやすく登れちゃうなんて・・・。(最初はショックでした) 白馬の像も素晴らしいよね。 |
山頂で記念撮影。 今日は良い走りができましたので最高でした。 |
楽しかった陣馬山ともさよならの時が参りました。 ここからは、和田峠までくだり、醍醐林道を行き醍醐峠をパスします。 100mくらいの登りですが、既に足にきていますから意外に辛い登りです。 もう登りたくないと思う頃には峠に着いています。 この微妙な登りが今になってみると快感です。 醍醐林道は車両通行止めとなっていますので、落石に注意すれば安全な走行ができますので、お勧めのコースです。 どこの林道もそうですが、整備が不十分なのです。 険しい所に道をつけているし、林業が儲かっていないから整備ができないことは分りますが、国が補助を出して整備してもいいかなと思います。 |
高尾駅近くで「ファイナルウエポン」とお別れです。 お疲れ様でした。 次回も、厳しい峠へ行きましょう。 |
坂ヤンは和田峠の登りで両足ツッたといいます。 普通だったらその時点でリタイアでしょう。 でも、時間は少々かかったけど俺たちに追いつき、和田峠をクリアした坂ヤンはすごいよね。 和田峠の最後で勝負強さをみせたFさんもやりますねー。 今回は、「ファイナルウエポン」さんは調子悪かったようで、切れ味がありませんでしたね。 次回の参加を楽しみにしています。 隊長は、今回は坂ヤンの面倒で手一杯だった模様です。 今度は、秩父方面に行きましょう。 八王子で、坂ヤンの入隊式を実施し「坂ヤン二等兵」が任命されたことをここに発表致します。 「坂ヤン二等兵」 ますます精進するように!! |