和田峠&醍醐峠(2005.12.03)



2005.12.3晴れ。 週間天気予報で晴れと分っていた本日は、どこかの峠を越えようと心に決めておりました。現在の俺たちとしては「峠」=「和田峠」となっています。
理由は、最初に峠らしい峠を越えたのが、ここ和田峠であり、その時が体力・根性ともなかった状態でしたので、ほとんど押して登ったので変なコンプレックスができてしまっているのです。
他の峠ではかなり頑張れるのですが、ここの峠を登ると悪いコンプレックスに襲われ、チャリを降りて押したくなっちゃうんです。
そのコンプレックスを消すために今回も来まして、これで4回目となりました。

今回のコースは高尾まで輪行し、11時出発。R20を行き大垂水峠を越え相模湖へ。吉野郵便局手前を右折、陣馬街道方面を目指します。
「GAMIさん」と同様に和田上水場前で昼食。(12時15分着 30分発)
ここからの登りが12%でちょっと辛い。
踏ん張って登り、富士山で言えば勝負所の8合目の手前が強烈な登りで何と13%の登りです。
この登りの途中でかなり眺めの良い場所があり、脇には清水が湧いています。
そこを越えると峠は間近です。
ロードレーサーが背後からダンシングしながら迫ってきましたが見事抜かれずに登れました。
時計を見ると13時です。
これで、コンプレックスは、ほぼ解消されたかな?
今までであれば、そのまま陣馬街道を下りますが、今回は「があ子の自転車ざんまい」を見て醍醐林道が通れる事がわかっていましたので、醍醐林道を行くこととしました。

醍醐林道は和田峠が終点になっている林道です。入り口は工事中的な看板があり且つ未舗装な道ですのでかなり取っ付きにくい林道です。
が、「があ子の自転車ざんまい」によると、すぐ舗装路になるとの事でしたので、体力的には問題なかったので「だめもと」で行きました。
ちょっと行きますと確かに舗装路になったのですが、何とそこから登りになるじゃないですか。
かまわず行くと疲れた頃には峠に到着しました。
何もありませんでしたが、ここが「醍醐峠」でしょう。


醍醐林道は、途中小型のパワーショベルが道路を掘削しており車は通れませんでしたが、自転車は何とか通れます。ご覧のようにちゃんと舗装された道が続いています。
でも、崖から崩壊した細かい石が案外と路面に落ちており、良い調子で下っていると転倒しかねません。
登りでしたら荒れた路面もそんなに気にならないと思われました。

今回の下りできつかったのが、気温です。6度でしたので、手が千切れるくらい冷たかったですね。
体全体もかなり冷えました。
これからの時期、防寒対策がかなり重要かと思いました。
(早速、サイクルベースあさひのネットでタイツ・グローブ等の防寒具を購入)

醍醐林道は麓で陣馬街道に合流します。そこからは、陣馬街道をひた走り南浅川自転車道を経由し浅川CRに。3時をとうに過ぎていますので、若干焦ります。
今の時期、17時になると真っ暗ですから。
そんな中、多摩川CRで出くわしたのが写真の光景です。
黄金色の夕陽をバックにすすきの穂が川原一面に茂っている様は、見事でした。
ランニングでもこの光景は見れますが、他の峠などの景色は拝めません。
その活動範囲の広さ、爽快さ、ダイエット効果の点で俺たちとしてはチャリは最高だと思っています。