和田峠&陣馬山登山と甲武トンネル経由五日市

(2006.5.21 28)

雨模様の昨今ですが雨の間隙を縫って2週連続で峠越えをしてきました。





このT字路を右に曲がると和田峠(こっちはいつもの道です)
左に曲がると甲武トンネル経由で五日市に抜けられます。

5月21日は多摩サイ-浅川サイ-大垂水峠を越えて来ましたので、先が読めない
道を行く余力はありません。この日はいつもの和田峠へ向います。
左の道は、5月28日に行くこととしました。




まずは5月21日の快晴の走りからご紹介しましょう。
この日は朝から爽やかな快晴で湿度も低く穏やかな風が吹いているいい日でした。
走る当てが無い時は・・・。そう和田峠でしょう。
今回も迷わず全走することとしました。
コースは、多摩サイ〜浅川サイ〜高尾〜R20〜大垂水峠〜相模湖〜吉野郵便局前〜陣馬街道〜和田峠〜浅川サイ〜行きと同じコース で往復122km走りました。

今回も、和田峠の登りは辛かったです。
途中、その激坂に耐え切れず5回くらい休んじゃいました。

今回気付いた点としては、補給のタイミングが重要なのでは?ということです。
当たり前のことですが、食べてすぐエネルギーにはならないのです。
今回は、峠の坂道に取り付く30分前に昼食を摂りましたが、それでは遅かった。
そう、食べてすぐ栄養になる食品・・・。
ウイダーインゼリーやキットカットじゃないですか。
しかし、これらはカンフル剤の役目であり、長い峠道での効果は薄いと思います。
因みにキットカットを食べると10分〜15分すると力が湧いてきます。

これはテストする必要がありますが、食事前にキットカットを食べそれから食事を摂る。
こうすることによって、食物の消化を待って走らなくても良くなるのではないでしょうか。




和田峠の茶店裏にて。今回は天気が良かったので峠の茶屋は大混みでした。
今回は時間も早いので、陣馬山頂まで歩くこととしました。
チャリで峠を登っている時、今回は不覚にも腿がつりましたが、この徒歩で登っている最中もキューッと両足の腿がつりました。暫く歩けず5分くらい座っていました。(これも不覚です)
20分くらいで山頂に到着しましたが、山頂の馬の像にタッチ。
奥高尾の最高峰なので、皆さん感激してました。
俺たちの場合は、ちょっと登ってきただけなので、そんなに感激しなかったけど、考えてみれば、家から自力でここまで来た奴は本当に少ないだろうね。




さすがに登山シーズンです。和田峠からの下りの車道にもちらほらハイカーが陣馬高原下のバス停目指して歩いています。
でもここは歩道じゃないんですよ。車も走るしバイクもチャリも走るんですよ。
5〜6人連れのオバハン集団は手がつけられませんね。
道一杯に広がって何やら喋りながら歩いています。
ベルを鳴らしてもどきません。
下りだからブレーキをかけていても30km/hは出てるんだよ。
当たったら痛いよー。
この日は、一日天気が良く風も爽やかなチャリ日和でした。
こんな天候は秋までもう無いでしょう。しかし、太陽がぎらつく夏は俺たちの季節です。
灼熱の中走るもよし、場を信州などに変えて爽やかな走りをするもよし。
夏は、日も長いし軽装で走れるし酒もうまそー。


さて、ここは上記のT字路を左に曲がって暫く走った所です。
道は基本的には2車線で、かなり整備されていますが、9%の坂、この直ぐ先の10%の坂と坂が長い。
且つ、坂を登りきると下りがあり、集落を過ぎるとまた登り坂とアップダウンがかなりあるコースです。


今回は朝の9時過ぎまで雨でしたので、出発は10時です。
時間も遅いし、初めてのコースでしたので、万全を期し藤野まで輪行することとしました。


雨のせいで藤野に着いたのが12時です。
さっとチャリを組み立て、出発しようとしましたが腹が減りましたよ。
駅前を見ると、お食事処みたいな看板が出ていましたので行ってみると、夜は酒処、昼は定食を食べさせてくれるお店です。
今日の定食は自家製梅カツ定食 1000円でした。田舎にしてはちょっと高いと思いましたが、思い切って注文しました。出てきたカツは梅味でサッパリしているがボリュームがある、チャリダー向けの定食です。
美味かったねー。
次回は夜にきて一杯やりたい店だと思います。

さて、やっと出発です。上野原カントリークラブの看板まではいつものコースです。
右折すると和田峠ですが今回は左折します。
このコースは地図を見るにアップダウンはあるものの、甲武トンネルという約1000mある怖そうなトンネルを抜けて五日市に出られるちょっと興味が惹かれます。
いきなり急な坂が待っていますが、まだ走り始めですのでその坂を難なく越え、上野原への分岐を過ぎます。
かなり楽勝かなーと思いながら走っていましたが、9%のちょっと長い坂が待っていました。その坂を抜けるとすぐ10%の坂が待っています。道は2車線で広く、車では快適な走りができそうです。
もちろん途中途中で道が細くなるのは山道のお約束みたいなものです。



ここまで来るのに、かなりのアップダウンでやられています。
かなりの山奥なんですが、道が整備されているのにビックリです。
中央道上りは上野原で3車線から2車線に減り且つその先の中野トンネル辺りの登り
更に小仏トンネルの影響で都合30kmの渋滞なんてざらなので、このルートで
エスケープする手があるなと思います。
やっと着きましたよ、甲武トンネルに。
この道は9%〜10%の登りがずっと続いており且つ舗装も良いので車にとっては比較的走りやすい道と言えます。
しかし、チャリにとっては疲れる道でした。
このトンネル、1998年完成ということは、俺たちが原チャリで走り回っていた頃に完成したことになりますね。
あの頃は、地図を片手に走り回っていたので、この道を知っていたら必ず走っていたのに・・・。