トトロの森を行く

2006.2.18(79km)




トトロの森にて
水はけが悪い所が多く、ご覧のような水溜りや
ぬかるみが多い。
それも味があるかもね。

本日は「とし」の学校でウオーキングをするとのこと。福生から関戸橋まで歩くらしい。
「多摩サイ」と聞いちゃ俺たちも行かざるを得ません。ウオーキングの見物がてら多摩サイを走りました。
せっかく多摩サイ上流に行くのですから、そっち方面にある「トトロの森」こと多摩丘陵を堪能しに行きました。
この「トトロの森は」素晴らしいね。今回はメインの尾根道を2/3程走ったけど、そのアップダウンのあるダート道、静けさ、森の深さ、立地など総合して、なかなか他にない場所ですよ。
今回でチャリでは2回目の走りですが、いいんじゃないですか。




恐らく古い地層がむき出しになっているところです。
明らかにこのあたりは川の様相が違います。


写真のあたりで仲間と歩いている「とし」と遭遇しました。
調布から18kmくらいの地点です。
見知らぬおっさんに声をかけられている「とし」に仲間はビックリ。
お父さんであることが分ると一同の驚きの視線が! 「アクティブなお父さんにビックリってか。」と思い、手で軽く合図をして立ち去った俺たちでした。



トトロの森の深い所ですね。
ついさっきまで走っていた青梅街道の喧騒さが夢のようです。



ダートコースを走るとその力加減が舗装路の約2倍くらい必要です。
疲れるんですが路面からは、ごつごつした感触やニチャっとしたぬかるみの感触がよく伝わってきます。
そういえば昔住んでいた船橋の道は、未舗装で確かこんな感じだったな。
舗装路に慣れている甘っちょろい俺たちの昨今に活を入れる、良い環境だと思いました。



狭山湖のダム(左)と多摩湖(右)
多摩湖のダムは現在耐震補強工事中で水を抜いているようです。
その影響で、ご覧のように草原になっています。
もうじき多摩湖のダムも狭山湖のような素晴らしいダムに生まれ変わるかと思うと
ダム好きの俺たちとしては楽しみで仕方ありません。
今回も冬装備で走りましたが、走り出すと暑いくらいです。
西高東低の気圧配置が続いていた頃に較べて、その風の冷たさが全然違いました。
感覚的に言いますと「この寒さの向うには春が待っているよ! 」と思わせるような場面が案外と連続して感じられます。
考えて見れば今は梅のシーズンだし、1ヶ月もすれば桜の季節だよ。

チャリに乗り始めてから初めての春ですが、多摩サイを始めとして川の土手には桜並木があり、その花を愛でながら走る様を想像するに、本当に楽しみですね。

ITエンペラー隊長も「見沼代用水」という関東平野のど真ん中を流れる用水の取水口へ、片道90kmをものともせず走っては、その桜の多さに感激し花見ツーリングを計画しているのですよ。

春は花粉の季節でもあるけど「花」の季節でもあるのです。初のチャリ人生での春は、楽しみですね。