水を制御する施設の事
2009.3.21




荒川は岩淵の赤水門です。
かつては、この水門で荒川放水路と
隅田川の水を制御していました。




3月20日(金)は春分の日です。
春分の日を迎えますと、日が長くなったなと思えます。
ツーリングに最適な季節です。
ところが、朝から雨です。
午後から晴れる予報でしたので、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の
日韓戦を観ながら、雨が止むのを待っていました。
AM11時頃、おっと雨が止んだよ。
もう少ししたら、出発しよう。
おっと、試合は2-1で拮抗していて目が離せないじゃない。
12時過ぎて、すっかり晴れてきたけど、WBCが面白すぎるじゃない。
出るに出られませんよ!

そして14時頃、やっとWBCが日本の勝利で終わってくれたよ。
青木(宣)の活躍が目をひきました。さすが早稲田の青木!!

コース:環八〜笹目通り〜笹目橋〜荒サイ〜岩淵水門(荒川知水資料館)
〜荒サイ〜幸魂大橋〜外環道沿いの道(55km)







旧岩淵水門(赤水門)です。
現在は、少し下流の水門(青水門)が現役の水門です。
この、赤水門を造った物語及び荒川放水路を
造った物語が、この門の近くにある荒川知水資料館
に記録されています。





今、フジテレビの「黒部の太陽」を見ながら書いてます。
くしくも、黒四ダム建設のドラマなのですが、やはりダムは良いね。
大破砕帯を前にして、一向に進まない工事。大自然の力を前にした人間の、絶望、焦り。
それを乗り越えようとする、勇気、知恵、情熱等。
そして、あんなにでっかい構造物を造り上げちゃったんだよね。

男一生の仕事、やはり、ダムは最高です!






荒川知水資料館です。
赤水門のすぐ近くにあります。
是非、観覧しよう。





この「荒川知水資料館」は、荒川の氾濫に悩まされている東京を守るために
新たに作られた放水路や、放水路と現在の隅田川を分ける赤水門の建造
に関する事、荒川の今昔、等など詳細に説明展示されています。

ここは、ダム好きの面々は訪れるべきサイトかと思います。






日付変わって3月21日(土)です。
本日は、朝から快晴です。
春霞がかかっていますが、御覧の
ように富士山も望まれました。





春分の日と秋分の日は昼と夜の割合が同じ日ですよね。
でも気温は、秋分の日の方が高いでしょう。
バイクや自転車は全身で自然を感じていますので良く分かるのですが
春は、どんどん日が伸びるので、登り調子の何やら明るさがあります。
木々も新緑が萌え始め、桜などが咲いて華やかです。
それに引き換え、秋は、日に日に日が短くなり、何やら寂しさが漂っています。
木々も、紅葉に色づくのですが、その後の落葉を予感させ何やら暗さがあります。

春と秋しか季節が無いなら、俺たちは春が好きですが、四季のある日本です。
どの季節が好きかと言えば、間違いなく夏です。
次は、冬が好きです。
暑い夏は、アウトドアで活動する時期ですよね。
出血しているように汗を流しながらツーリングする面白さは夏ならではです。
第一、活動時間が夏は長くとれます。
万が一日没しても、照明器具さえしっかりしていれば活動できます。

冬は、鍛練のシーズンです。
人気がない季節風が吹きすさぶ寒いサイクリングロードを疾走するのは痛快です。
たまに、ロードレーサーに抜かれますが、こんな時期に走っているロードレーサーは
強い奴しかいません。まず、追いつけません。
その他のシーズンに走っているロードレーサーは
遅いやつも沢山いますので、7割くらいの確率で勝てますね。






久しぶりに入山峠に来ましたが
道票がご覧のように新しくなってました。
この峠道はどうも、日本山岳マラソン
のコースになっているらしく、本日も
山を走る方々と多数すれ違いました。
お互い、こんな坂道によくきますね。





今回の入山峠は29分で登れました。
最近、厳しい梅野木峠を2回ばかり登ってちょっと自信を持っていたのですが
そんなに時間短縮ができていないことにショックでした。
なかなか峠は深いものがあります。
恐らく、大垂水峠に行っても、そんなに速く走れないと思います。

じゃぁどうすればいいんでしょう。
今の一番の関心事は「ツールド草津」ですので、このコースに酷似したコース
を速く走るトレーニングをするべきなんです。
これは、昨年の経験からして間違いないでしょう。

よし! 今回、若干でも良い成績を出す為に、「ツールド草津」に似たコースである
奥多摩周遊道路のコースをガンガン走りますよ。

取り敢えず4月4日と11日は走ります。







羽村取水堰近くの桜です。
ここは、玉川上水の起点となる場所で
上水の護岸には沢山の桜が植わっています。
本日の時点では、まだつぼみが膨らんだ程度
でしたが、満開は何時でしょう。

因みに昨年は3月31日の時点で満開でしたね。




今週末の3月28日(土)の桜の状況はどうなんでしょう。
最近は、大体3月末には満開になっています。

例年、見沼代用水ツーリングを桜が咲く時期に実施していますが、ここだけでなく
他の場所も川沿いは桜がきれいな所が一杯あります。

この多摩サイもそうだし、玉川上水沿いもかなりきれいです。
神田川沿いの桜も良いし、隅田川沿いの桜は超有名ですよね。
都内ならば、上野、千鳥が淵、靖国神社、飛鳥山 等など沢山あります。
都内をツーリングして様々な桜を堪能するのも良いかもしれませんね。









写真左が羽村取水堰、真ん中が小作取水堰、右が利根大堰です。
規模が右に行くほど大きくなります。
つまり、羽村取水堰<小作取水堰<利根大堰となります。








上の3つの取水堰は、大きく分けて多摩川水系の水道と利根川水系の水道の取水堰なのです。

まずは、羽村取水堰。
この堰は、玉川上水の取水堰です。1654年に玉川兄弟の尽力により完成した、玉川上水の多摩川から水を
引くための堰なのです。
当時は、現在の新宿御苑近くにあった四谷大木戸までの42kmまで清流が流れていました。
現在も現役として活躍しており、西武拝島線の玉川上水駅近くにある、小平監視所まで流れており、
武蔵村山浄水所で浄化されて水道水として利用されています。

しかし、その水量では全く不十分なので、羽村取水堰の上流の小作に小作取水堰が造られました。
それが、真ん中の写真です。
見事に、多摩川を堰き止めていますよね。
ここから取水した大量の水は、まず狭山湖に貯水されます。
多摩湖を経由して武蔵村山浄水所及び境浄水所で浄化されて水道水として
都民に利用されています。

更に、関東で一番大きい川で、別名「板東太郎」と言われている利根川の取水堰が、
大利根大堰です。
この堰は、はっきり言って目茶目茶でかいです。
湖を堰き止めている雰囲気があります。

ここからの水は、水不足を補充する為に関東の津々浦々に分配されています。
あれだけ広大な領域を堰き止めているので、その取水できる量たるや
ものすごい量だと思います。

もう一つの関東の大河である荒川が今回の取材では抜けています。
この川の東京へ給水するための浄水場は朝霞かな。
秋ヶ瀬あたりの取水堰から給水されているみたいですね。


江戸の街は、火事と洪水に悩まされていたようです。
その内、洪水を防ぐための大土木工事が、今回見学した岩淵赤水門であったり
荒川放水路であったりします。

良いよねー。人間の叡智を見る場として、これらの建造物は最高ですね。