高尾山&小仏峠→相模湖

先日(8月2日)に富士山に登りましたので、体力の確認の意味で高尾山に行ってきました。
高尾山口から登り始め、頂上までの標準時間90分を大幅に短縮し、60分で到着しました。
特に、急いだわけでもなく、息が切れることもなかったので、前回の富士登山で心肺機能がアップしたことが立証されましたね。
恐らく来週の富士登山では、皆さんに歌を披露したりお話をしたりと余裕の登山ができそうです。

高尾山頂上です。
頂上は売店などが沢山ありかなり開けています。
99%以上の人がここまでで引き返して行きますが今回もさらに奥地へ行きましたよ。

ここから先にある、陣馬山や景信山へ行くにはそれなりの装備や覚悟が必要です。
しかし、スニーカーにちょっとしたお菓子(ウイーダーインゼリーとキットカット)と水しか持参していない上にお昼頃から登り始めている俺たちは、そんな奥へは行けないので城山まで行きそこから相模湖駅まで行くコースをとっています。
小仏峠です。ここは木々に囲まれており景色はあまり良くありません。
この地は、「小仏トンネル」で有名ですが峠は知りませんでした。

関東の峠で有名なものを列記してみましょう。
大菩薩峠 青梅街道奥 山梨県塩山市と奥多摩町の境
碓氷峠   中仙道 峠の釜飯で有名な横川と軽井沢の境
正丸峠   秩父の境
大垂水峠 甲州街道の高尾と相模湖の境

そうなんです、甲州街道の峠は「大垂水峠」と思っていましたが、旧甲州街道の峠はどうもこの「小仏峠」らしいです。

その証拠に、ここから相模湖駅へ下る道のつじ辻には「旧甲州街道」の道標がいっぱいあります。
小仏峠からの山道を下りきった所にある道標です。
「底沢バス停」までは1.7Kmと近いのですが、1時間に2本しかバスは走っていないので、結局、相模湖駅まで歩きました。下山後の3.7Kmはものすごく遠かったですね。
毎日降り続く雨の影響で、ご覧のように相模湖は満杯状況です。
ダムからはものすごい勢いで放水されていました。
その影響で、ダム下流の川は濁流で渦巻いていました。
日にちは違いますが、多摩川もご覧のようにすごい濁流でした。(この日は8月15日です)

普段あまり水がない川も、ちょっと雨が続けば恐ろしい濁流になってしまいます。
10数年前に発生した多摩川の洪水の怖い記憶が蘇りました。本当にあの洪水はすごかったよ。
多摩川沿いの家なんか流されちゃったんだから。