サイパン旅行記


去る2000年11月8日〜11日に俺たちはサイパン旅行にいきました。
宿泊所はホテル日航サイパンで、まあ一応サイパンでは一流と言われているところです。ご覧のように、部屋は全てオーシャンビューで素晴らしい景色でしょ。部屋もゆったり。マウンテン側はご覧のようなショッピングセンターがあります。

思えば、ほんの3時間前は早朝の日本でちょっと寒かったのに、ここは30度の真夏の世界です。大阪からだと新幹線で3時間で東京ですので、同じ3時間でこの違いは何なんですかね。
明日から、エピソードを中心に報告しますので毎日アクセスして下さいね。

1.KingFisher Golf Links
まず、取り上げねばならないイベントとしては、2日目に実施したゴルフでしょう。世の中で相性が良いもの、もしくは定番といわれているものとして「女子高生とおじさん」「サイパンとゴルフ」があげられます。 ・・・(ここであまり突っ込まないで下さいね。)

KingFisher Golf Linksはご覧のように海岸ぺりにつくられた大変景色の良いコースでした。リンクスですから、風との戦いが熾烈です。何せ表示ヤードが120ヤードのショートホールで俺たちのパーテイは皆8番アイアンを使用して皆ショートして海ポチャだったんだぜ。後でグリーンに行ってその物凄いアゲインストにそりゃま驚きましたわ。ほんま。
それでは、各人のスイングチェックといきましょうか。
まずは左のH川氏。オーバースイングですね。左腕は曲がっているし体のねじれの矯めも少ない。あと一歩という所でしょう。

真中の新婚のM村氏。この日は絶好調でなかなか良いスイングです。ただ、腰の切れが今一なのは何故でしょうね。
プロ野球でも言われてますよね、「腰は消耗品」だって。程々にね、M村氏。何だって、消耗品は腰じゃなくて肩だって。細かい事言うんじゃねーよ。

右のT中氏。打つポーズなので参考になりません。なんせデジカメを使いこなせるITリテラシーの高いやつがいなかったもんで。
結果はベスグロが91であとは似たり寄ったりのスコア−でした。順位の決め方は行きのバスで団長の一声で決まりましたねやはり。
ルールはこうです。グロスの良かった順に番号をふり、その番号をふった紙を抽選でひき3位、2位、1位をきめるという、ゴルフをやらずに、いきなり抽選会をした方が早く効率的なサイパン方式がとられました。
その恩恵に預かったのが上の3名です。特に写真下の優勝者U山氏の嬉しそうな顔が光っていますね。

明日は、団長お勧めのマニャガハ島の特集です。水中写真もありいいっすよー。
2.チョッと寄り道
マニャガハ島に行く前にチョッと寄り道をしましょう。そうですサイパンで一番の繁華街「ガラパン」にちょっとね。

どでかい免税店の「DFSギャラリア」(写真左)までは、ホテルからタクシーで無料で行けます。
「DFSギャラリア」からガラパンの中心地へはおよそ500mくらい北上して左折した所にあります。

真中の写真は変な看板ですね。カラオケとマッサージなんて直接的につながりませんよね。この謎は3日目の夜に明らかにされるのだが、申し訳ございません。一般のページでは書けない内容です。この連載が終わりましたら、会員専用ページに大いに書きます。
その節は、色々な情報をお寄せくださいね、F郷さん。

写真右の奥の建物が「第一ホテル」です。この写真から第一ホテルまで約200mくらいありますが、なかなか到着できません。
なぜかって、マッサージチックな店がいっぱいあって10mごとに「説明員」がチラシをもって寄ってくるんだぜ。
熱心なF郷氏やH川氏は真剣に説明を聞くもんだからますます時間がかかりましたとさ。
3.マニャガハ島
ついに来ました、団長お勧めの島「マニャガハ島」。船で10分くらいでついてしまう、ご覧のようにちっぽけな島ですが、白砂、透明度の高い綺麗な水、さんご礁と日本では沖縄以外なかなか見られないものです。
俺たちは、朝から、3時くらいまでランチ以外は殆どシュノーケルで泳ぎっぱなしでした。疲れましたが何回潜っても飽きがきませんでした。
また、島内には、旧日本軍が建造した大砲と艦砲射撃で破壊されたトーチかが無残に残っています。あんなひ弱な武器じゃアメチャンには勝てないよね。
あすは、F郷氏より海中写真をゲットして海の中の世界へあなたをお連れします。
4.海中の世界
F郷氏からやっと海中写真をゲットしました。F郷さんご協力有難うございます。
珊瑚という生物はテレビではかなり見たことはありますが、本物を見たのは、俺たちは初めてでした。

写真の珊瑚はサボテンちっくなやつで、この手の珊瑚が一番多くいました。変わったやつとしては、丸い大きな石をびっしり覆ったやつもおりました。残念なのは、皿やテーブルの形のテーブル珊瑚がいなかったことですね。
写真のあたりは恐らく水深は1m50cmくらいの所でしょう。島の周りはかなり遠浅で、100mくらい行ってやっと背が立たなくなるくらいです。

グアム・サイパンの海で有名なナマコですが、こいつらも俺たちが想像していたナマコとは大違いでした。素足で踏んでみて良くわかったのですが、あれはゴムの作り物ですな。グアムはいっぱいいるかもしれませんが、マニャガハ島にいるくらいの数ならば許容範囲だと思います。退治するまでもありません。

明日は、最終回です。F郷氏よりもうちょっと海中写真を取り寄せてフイナーレを飾りたいと思います。
最終回
綺麗な海中は本当に最高です。海なのになんでこんなに透明度が高くて遠くまで良く見えるんだ。
なんで海中なのに写真撮影ができるんだ。

3年前のハワイ島のシュノーケリング以来、海中の世界にはまっている俺たちはシュノーケリングは得意です。
日本では、シッタカ、サザエ等を採っていますが、ここは貝類は何もいませんでした。残念。
F郷氏も以外に海が好きらしく俺たち以上に潜っていたな。

今思えば、さんご礁が途切れる沖まで行くべきであったと後悔しています。そこまで行くと恐らく水温も低いと思われますが、どのくらい低いか(泳いでいた所は25度くらいあったんじゃないかな。)非常に気になる。
珊瑚もテーブル珊瑚があるんじゃないか、魚も種類が違うんじゃないかなど等、本当に失敗しました。

ところで、写真中、右に写っている透明なカプセルは何だかわかりますか。そうです、海での貴重品入れです。
貴重品と言ってもお金、お金といってもお札です。
ですから、このカプセルに海水が入るとお札がビタビタになりちょっとまずい事になります。

関西空港の出発前ロビーで350円のコーヒーを飲んでいる時、F郷氏よりこのカプセルを買った方が良い旨のアドバイスがあり、素直な俺たちは1050円で購入しました。それがこのカプセルです。さすがJapan製。かなり潜っていたのですが水漏れなしでした。

それに引き換えF郷氏。日航サイパン裏のショッピングゾーンでこのカプセルを発見。
確か5ドルくらいだったか、日本の半額なので喜んで即購入。早速、プールで使用し問題なかったため、このマニャガハ島で使用。
ところが、一泳ぎしてビックリ。お札がびちゃびちゃ。カプセルにお札を入れる意味なし、海パンのポケットで十分状態でした。

そう言えば、マニャガハ島へ行く船の待合室で、M村氏、目ざとくこのカプセルモドキを発見。タバコを入れるのにピッタリの大きさであり、なんと3ドル50セント。喜び勇んで即購入。早速タバコを入れ一泳ぎ。一服しようとカプセルモドキを開けてビックり。タバコの浅漬けができとりました。

M村氏は笑ってこの事態を許してました。
そしてMr.クレームと自他ともに認めるF郷氏も買った店にクレームを入れるそぶりもない。
俺たちは、もちろん水漏れがなかったので大満足のみならず、安物買いの彼らに対し優越感さえもちました。

このお話は、なんでもないアホな話と見逃してはいけない。
そこには、購買者の物の価格に関する価値判断と環境の関係で考察すべき点があります。
何故、俺たちは「空港で」カプセルを購入したか。
何故、F郷氏は買うつもりがなかったカプセルを即しかも喜んで購入したか。
何故、M村氏は、タバコを入れるためにカプセルを3ドル50セントだしてかつ喜び勇んで購入したか。
何故、F郷氏、M村氏とも使い物にならない商品をつかまされてクレームを店にいれなかったか。

大阪では、500円の弁当に金糸玉子が入っていないという事で弁当屋にクレームを入れ代金の返済をさせるF郷氏がなぜ....。
この件に関しては、別途考察のページを設けて解説しますので、お楽しみに。(営業に役立つデー)

ということで、すこし理屈っぽくなりましたがサイパン旅行は楽しく無事に終了したのでした。
番外編
H部長の部屋は隣の隣でしたがバルコニーからすぐ丸見えです。
エレベーターホールから部屋の棟の間には景色の良い渡り廊下?があります。
ゴルフ場にいたニワトリ。
写ってませんが、この親鳥の後ろには5匹くらいのヒヨコがくっついていてかわいかったので撮影したのですが。

これが噂のサイパンダです。みんな知ってるけど買ったのは俺たちだけでした。
言って見れば貴重品です。今は息子の「とし」の宝となってます。

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