〜京都国立博物館、養源院〜(
2001年5月6日


                     京都国立博物館
三十三間堂の北に京都国立博物館はあります。
ご覧のように美しい西欧風の建物と庭園が広がっています。
この中にいると、あたかもフランスの庭園にいるような気がしますよ。
今回は「北野天満宮神宝展」が開催されていました。
菅原道真の大宰府左遷や、死後に発生した出来事を描写した「北野天満宮絵巻」が展示されていました。

今回のような「特別展」に入るには1,200円かかりますが、七条通りを京都駅方面から歩いていると、進行方向左手側に本屋があり、その本屋に前売り券(1,000円)が販売されています。ちょっとお得な情報でした。


養源院

三十三間堂のすぐ東に「養源院」はあります。この寺は「淀君」により創建された寺ですが、建立後、程なく焼失し、「淀君」の妹であり徳川秀忠夫人である
「崇源院」が伏見城の遺構を移して本堂を再建しました。
前回紹介しました、京都大原の「宝仙院」と同様に、伏見城で「鳥居元忠」以下の将兵が自刃した板間を天井板に使用しています。
三十三間堂は超有名で、修学旅行の時に行きましたが、すぐ隣にこんなすばらしい寺もあるんですね。俵屋宗達筆による国宝もあるし、ご覧のような緑の参道や、大きなつつじがあって、さすがの俺たちも驚いたのでした。
京都は奥が深いです。まだまだ行くべき所が一杯あるのではないかと思います。