2004年河口湖口富士登山記(15回目の富士登山) |
「お友達」は時々ご覧のように神々しくなります。
やっと着きました「太子館」. ここからが八合目です。(3,100m) 富士登山ツアー一行と暫く一緒に登っていましたが、その引率者の登るペースは富士登山のお手本でした。本当にゆっくり登っているのですが休まない。(もっとも、高齢者が登っているので休憩は逐次とっていましたが)ここらが一つの体力的なピークになっているらしく、頂上まで行かない人はこの太子館もしくは、一つ上の山小屋まで登って下山するらしいです。
9合目を過ぎたあたり。 ここまでくれば、頂上も近いよ。 最後の登り(石段)です。あの鳥居をくぐって左に曲がってちょっと登った所が頂上です。 今回は、お鉢廻りを実施しました。ご覧の光景は富士山最高峰剣が峰(3,776m)の登りです。 通称「馬の瀬」と言われている所で、ちょっと急で辛い登りです。 建物は富士山測候所です。ドームは既に撤収されています。 しかも今年で駐在員もいなくなるらしいです。
ご覧の落石除けのシェルターにきたら下りのゴールはかなり近いです。 20数年前に発生した富士山の落石事故の影響で、吉田大沢の砂走の下山道が廃止され 現在の下山道となったわけですが、それでも落石の危険はあるのですね。 間違ってもシェルターの右のスペースを歩かないでね。 |
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終わりに 富士山は日本一高い山だから、その登る高さは日本アルプスに勝るとも劣りません。 それでは何故一般の人も登れるかというと、一重にその山小屋が多いからです。 何かあっても小屋に飛び込めるので安心なのです。また、食料・水も売っています。(高いけどね) 最後に、富士山を愛する俺たちから皆さんにお伝えしたいメッセージを一つ申し上げて、このページを終わります。 富士山は、日本一高い山です。 つまり、日本一高いということは、日本一気圧が低いということです。 また、そこが平地でなく山である、ということです。 何が言いたいかと言えば、通常、我々が住んでいる環境と全く違う状況がそこにはあるという事です。 現状と違う状況があるなら、それに備える必要があるのは当然だよね。 それを無防備で行く人が一杯いる。 しかも、そういう人程言うんだよね。「もう2度と富士山なんかに行かない」と。 おいおい、そうじゃないやろ。 俺たちの言うとおりに登ればそんな事を言う人は半減するだろうね。 まあ、今シーズンはあと2回登りますので、俺たちのリーディングの下に騙されたと思って登ろうよ。 きっと、苦しいけどもう一回登ってもいいかなと思われる人がいるかなーと思うんだけど。 何でこんなことを言うかって。 だってさ、何回登っても富士登山は苦しいからさ。 でもその苦しさの中に色々と感動する場面があったりするからやめられない。 そして、富士登山をあーだこーだと論じながら酒を飲める仲間を増やしたいと思っている俺たちなのさ。 |