けれど ある時、
僕はひとつの『答え』を知った。








僕は ずっと
どこか遠くの世界に憧れていて
叶わない何かを望んでいたこと。


ムジュンした心を わがままで隠して
やつ当たりしてただけだった。








見えるはずのモノを
見ようとしなかったのは

認めてしまうことが
なぜが恐くなっていて
ウソをつく方が、楽だと思ったから。







いつだってカッコ良くなりたかったのに
いちばんカッコ悪かったのは
僕だったんだと その時はじめて気づいた。






ほんとうは
求めていたものなんて ずっとココにあったんだ。







僕が生まれた、この町に。






++コメント++

サイト半年記念の時に期間限定でUPしていた詩。

一緒に表示してある写真は、惠弥が結婚するまで住んでいた町で、
この詩のために撮ったものです。
(表示時間の都合上、画質がかなり落ちてますが・・)







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