おもいあうこと。



僕の『おもうこと』と
君の『おもうこと』っていうのは
違ってて当たり前なんだ。

だって 僕らは それぞれ違う存在で、
決して“おんなじ”じゃないから。

どうして、こんな簡単なことに
ずっと気づかなかったんだろう。

あんなに いつもケンカして
あんなに いつも後悔してたのに。


僕が僕で
君が君じゃなかったら、
きっと 何も始まることはなくて
こんなに苦しむことも
こんなに嬉しいことも
全然なくて、
生きてて良かったって思えることなんて
なかったかもしれないよ。

僕の『おもうこと』に
君が耳をかたむけてくれて
君の『おもうこと』に
僕が耳をかたむけてあげて

時には「そうだね」って頷いて
少しは「ちがうよ」って言い合って
こうして
二人で過ごしていこうよ。

これからも、ずっと ずっと。