LIFE



いつか 僕が見た夢は
くだらないほど小さくて
大人たちは バカにして笑ったけど、
それでも
あきらめるなんてできなかった。

こころを忘れなければ 大人になれないんだとしたら
僕は子どものままでいい。

それでも 大切なものを捨てるなんて出来ないし
かならず守ると、自分で決めたから。


もしも 神さまが本当にいて
あの空の上から
全てを見ているんだとしたら
やっぱり天罰を受けるのかもしれないけど、
この世界に生まれてから死ぬまでは
僕は僕だけのもので、
誰かのためじゃなくて、
精いっぱい生きて、
後悔しないように死ぬんだから

たぶん、それだけで 幸せなんじゃないかと思う。



幸福のかたちなんてものは
きっと それぞれに違うから
僕は 誰かがあざ笑う生き方だってかまわない。


ただ がむしゃらに、生き抜いてみせるだけ。